山梨の県庁所在地「甲府市」は、戦国時代を代表する武将、武田信玄ゆかりの街。市内には武田家ゆかりの名所が点在しているほか、ミレーの作品が満載の「山梨県立美術館」など、たくさんの見どころがあります。
今回は山梨県甲府市のおすすめ観光名所を10箇所ピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

武田神社

戦国武将、武田信玄を祀る神社


武田神社は、武田信玄をご祭神として大正8年(1919年)に創建された神社です。武田信虎・信玄・勝頼の武田家3代が60年余りにわたり居住していた躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の跡地にあり、当時からの堀や石垣、井戸などの数多くの遺構を見ることができます。

戦国の名将を祀る武田神社のご利益は、勝運!勝負事に限らず「人生そのものに勝つ」、「自分自身に勝つ」というご利益があるそう。金山の開発や信玄堤などの治水工事に力を尽くした武田信玄は、産業や経済の神としても信仰を集めています。

境内にある宝物館も、ぜひ立ち寄りたいスポット。兜や刀剣のほか、有名な「風林火山」の旗印など武田家関係者から奉納されたゆかりの品が展示されています。

武田神社


住所

山梨県甲府市古府中町2611 武田神社


お問い合わせ

055-252-2609


アクセス

電車: 

JR「甲府駅」から徒歩で約30分


バス: 

JR「甲府駅」北口からバスで約10分


駐車場

あり


営業時間

宝物殿の入館時間

9時30分~16時00分


利用料金

・子供 150円(宝物殿、小・中学生) 

・大人 300円(宝物殿、高校生以上)

甲斐善光寺

信州善光寺と武田信玄ゆかりのお寺


甲斐善光寺も、武田信玄とゆかりがある名所の一つ。川中島の合戦で、長野の善光寺に兵火が及ぶのを恐れた信玄は甲斐善光寺を建て、御本尊の善光寺如来や寺宝を避難させました。その後、御本尊は長野へと戻ったため,現在は御前立仏であった阿弥陀三尊がお祀りされています。金堂に安置された御本尊は秘仏ですが、7年に一回御開帳され、その姿を拝むことができます。

甲斐善光寺の一番の見どころは、国の重要文化財に指定された金堂です。高さ27m、奥行49mと東日本最大級の木造建築で、日本一の「鳴き龍」があることで有名なスポット。天井に描かれた龍の下で手を叩くと、反響して不思議な音が聞こえます。お堂の地下では、暗闇の中を歩いてご利益を得る「戒壇巡り」も体験できます。

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甲斐善光寺


住所

山梨県甲府市善光寺3丁目36-1 善光寺


お問い合わせ

055-233-7570


アクセス

電車: 

JR身延線「善光寺駅」から徒歩で約7分


バス: 

JR「甲府駅」南口からバスで約15分


営業時間

拝観受付時間 午前9時~午後4時30分


御開帳期間中

午前8時~午後5時


利用料金

大人500円、小学生250円


駐車場

大型バス無料駐車場有り

普通乗用車30台

甲府城

迫力がある石垣は必見!豊臣秀吉が築いたお城

甲府城は、武田家滅亡後に豊臣秀吉が徳川家康に対抗するために築いたとされるお城で、かつては20haほどの広大な城郭でした。現在は城跡の一部が「舞鶴城公園」と「甲府市歴史公園」として整備されています。

2つの公園のうち、「日本の歴史公園百選」にも選定された舞鶴城公園は、かつての甲府城の姿を今に伝えます。舞鶴城公園の大きな見どころは、築城当時の巨大な石垣です。自然石を高く積み上げた「野面積」の石垣は、お城の石垣としては初期のもの。野面積の石垣が保存された城郭は、全国でも数が少なく大変貴重です。

舞鶴城公園は、景色を楽しむのにも絶好のスポット。園内中央にある「天守台」からは、甲府盆地を一望でき、天気が良ければ富士山も見えることから、「関東の富士見百景」に選ばれています。

甲府城


住所

山梨県甲府市丸の内1丁目


お問い合わせ

055-227-6179


アクセス

電車: 

JR「甲府駅」南口から徒歩で約5分


駐車場

なし


営業時間

(1)舞鶴城公園 

①開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで) 

②休館日月曜(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日) 


(2)甲府市歴史公園 

①開館時間 9:00~17:00 

②休館日 月曜(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)


利用料金

無料

芸術の森公園

アートがいっぱいの公園


6haの広さを誇る県立芸術の森公園は、名前の通りアートに親しめる公園です。オーギュスト・ロダンやヘンリー・ムーア、岡本太郎など有名芸術家の作品があちらこちらに展示され、散策しながら芸術鑑賞が楽しめます。

芸術の森公園の一番の見どころは、何といっても山梨県立美術館!ジャン=フランソワ・ミレーの「種をまく人」や「落ち穂拾い、夏」といった代表作をはじめ、油彩、水彩、パステル、デッサン、版画などあわせて約70点を収蔵することから、「ミレーの美術館」として知られています。ミレー以外にも、バルビゾン派の画家や日本を代表する芸術家たちの作品が展示され、山梨を代表する観光スポットです。

芸術の森公園には、山梨県ゆかりの文学者の資料等を展示した「山梨県立文学館」があるほか、バラ園や日本庭園など四季の移ろいが感じられるスポットも点在していて、見どころ満載。ぜひ、訪れてみてください。

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芸術の森公園


住所

山梨県甲府市貢川1丁目5 芸術の森公園


お問い合わせ

055-228-3322


アクセス

バス: 

JR「甲府駅」南口からバスで約15分


駐車場

有り


営業時間

①開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで) 

②休館 月曜(月曜が休・祝日の場合は翌日休館 )、年末年始


利用料金

・小・中学生100円(特別展260円) 

・高・大学生210円(特別展500円) 

・大人500円(特別展1,000円) 

・65歳以上無料(県外65歳以上の方は特別展1,000円)

山梨県立科学館

科学の不思議について楽しみながら学べる!

愛宕山は、甲府駅から車で約10分ほどの距離にある標高428mの緩やかな山です。山の斜面に沿って、「愛宕山こどもの国」という大型遊具や変形自転車などで遊べる広い公園があり、家族連れに大人気。

愛宕山の一角にある山梨県立科学館も、楽しみながら科学を学べるとあって、ファミリーで賑わうスポットです。体験型の展示が充実しているほか、日替わり・時間変わりで様々なサイエンスショーも開催されています。「スペースシアター」というプラネタリウムなどもあり、子どもから大人まで楽しめる施設です。

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愛宕山の山頂付近にある科学館は、絶景スポットとしても有名。「展望テラス」からは晴れていれば、甲府盆地や富士山を眺めることができます。科学や景色を楽しみに、ご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。


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山梨県立科学館


住所

山梨県甲府市愛宕町358-1 山梨県立科学館


お問い合わせ

055-254-8151


アクセス

電車: 

①JR「甲府駅」北口から徒歩で約25分 

②JR身延線「金手駅」から徒歩で約25分


駐車場

有り 

・約200台


営業時間

開館時間 

・9:30~17:00 


休業日 

・月曜(月曜が祝祭日の場合は翌日) 

・休日の翌日(ただしGWは開館) 

・年末年始


利用料金

入館料 

・小学生 210円 

・中学生 210円 

・高校生 210円 

・大学生 510円 

・大人 510円


スペースシアター

・3歳以下無料

・高校生~3歳以上 120円

・一般・大学生 310円

仙娥滝

中国神話に由来する、日本の滝百選のひとつ


山梨県を代表する景勝地「昇仙峡」。その最深部で大きな轟音と奏でているのが「仙娥滝(せんがたき)」です。名前の由来は、中国神話に登場する女性「嫦娥」に由来し、月を意味する言葉とされています。


仙娥滝があるのは、富士川水系の荒川上流。地殻変動によって断層が生まれ、花崗岩の岩肌を削りながら勢いよく水が流れ落ちています。その落差は約30m。周辺を取り囲む自然も相まって、美しい姿に酔いしれます。


夏は新緑、冬は雪化粧、特に人気なのは、鮮やかに彩られる秋の紅葉シーズン。日本の滝百選に選ばれている絶景を堪能しに訪れてみませんか。

仙娥滝


住所

山梨県甲府市高成町


お問い合わせ

055-287-2111


アクセス

電車: 

JR中央本線・身延線「甲府駅」からバスで約40分「昇仙峡滝上」行き終点下車 

 

車: 

①中央自動車道「甲府南IC」から約50分 

②中央自動車道「甲府昭和IC」から約40分


駐車場

有り

甲州夢小路

山梨県のランドマーク、小江戸情緒の城下町を歩く


JR「甲府駅」から徒歩で約3分。山梨県の新しいランドマークとして誕生したのが「甲州夢小路」。アクセサリーショップや県産野菜を使ったレストランなどが立ち並ぶショッピングゾーンです。


明治・大正・昭和初期の甲府城下町を再現している、甲州夢小路。石畳の路地や移築した兜造りの古民家などが小江戸情緒を演出しています。蔵や倉庫、水路なども配置されており、レトロな雰囲気を楽しみながら散策できますよ。


また、甲州夢小路のシンボルとなっているのが、大きな「時の鐘」。明治初期、200年以上に渡って周辺の人たちに時刻を知らせていた鐘楼です。実際に使われていたとされる時の鐘をモデルに再現。是非、近くで見上げてみてください。

甲州夢小路


住所

山梨県甲府市丸の内1丁目1-25 甲州夢小路


お問い合わせ

055-298-6300


アクセス

電車:

JR中央本線ほか「甲府駅」から徒歩で約3分


車:

中央自動車道「甲府南IC」から約20分


駐車場

有り

昇仙峡

日本一の渓谷美と称される特別名勝


甲府市の北部に位置する渓谷「昇仙峡」。日本一の渓谷美とも称されており、国の特別名勝にも指定されています。


遊歩道が整備されており、豊かな自然を感じられるハイキングコースがいくつか用意されています。ちなみに、入口から日本の滝百選に選ばれた「仙娥滝」までのお手軽散歩コースは約1km。15分ほどで到着します。


そのほか、巨大な花崗岩が重なりあった天然のアーチ「石門」や大正14年に竣工した「長潭橋(ながとろばし)」、山梨県の天然記念物に指定されている「天鼓林(てんこりん)」など、見所はたくさん!奇岩・奇石、四季折々の自然美にも包まれているので、昇仙峡をぐるっと巡れるコースもおすすめですよ。

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昇仙峡


住所

山梨県甲府市高成町


お問い合わせ

055-287-2111


アクセス

電車: 

JR中央本線・身延線「甲府駅」からバスで約40分「昇仙峡滝上」行き終点下車 

 

車: 

①中央自動車道「甲府南IC」から約50分 

②中央自動車道「甲府昭和IC」から約40分


駐車場

有り

ジュエリーミュージアム

山梨県が誇る宝飾産業の輝きに触れる


その昔、水晶の名産地だった山梨県。当時に培われた宝石の研磨や宝飾品の加工といった熟練技術が継承されており、たくさんのジュエリー職人やデザイナーが活躍しています。そんな、山梨県の宝飾産業の歴史や魅力を伝えているのが「ジュエリーミュージアム」です。


江戸時代、上質な水晶が発掘されたことが宝飾産業のはじまり。現在では、美術彫刻や宝石の研磨、ジュエリーをつくるための貴金属加工、国内外への流通まで、一貫した業務が集中する「集積産地」として知られています。

ジュエリーミュージアム


住所

山梨県甲府市丸の内一丁目6番1号山梨県防災新館1階やまなしプラザ内


お問い合わせ

055-223-1570


営業時間

①営業時間

10:00〜18:00(入館は閉館時間の30分前まで)

②定休日

火曜日休館(祝日の場合はその翌日)、年末年始、展示入替期間は休館


利用料金

入場料無料


【研磨体験】

カボションカット磨き上げ:1,000円(ストラップ付+200円)

ストラップ制作:1,800円

ペンダント制作:2,000円

【貴金属加工体験】

石留めリング制作:2,500円

シルバーペンダント制作:2,800円


アクセス

電車:

JR「甲府駅」南口から徒歩7分


車:

中央自動車道「甲府昭和IC」より約20分


駐車場

有り

覚円峰

直立約180mの岸壁が迫り来る絶景スポット


日本一の渓谷美「昇仙峡」の主峰である「覚円峰(かくえんぼう)」。全国観光地百選の渓谷の部で第1位、平成百景で第2位を獲得した名勝として知られています。


覚円峰は、花崗岩が風化・水食を受けてできたもの。直立約180mの岸壁でで、こちらに向かってくるような迫力を感じます。その昔、澤庵禅師の弟子にあたる「侶覚円」が頂上で修行したとされ、名前の由来にもなっています。


奇岩・奇石のほか、木々に包まれている覚円峰。特に美しいのは10月下旬〜11月中旬に見頃を迎える紅葉シーズン。また、雪化粧に包まれた光景も神秘的です。昇仙峡を訪れた際には必見のスポットですよ!

覚円峰


住所

山梨県甲府市高成町


お問い合わせ

055-287-2111


アクセス

電車: 

JR中央本線・身延線「甲府駅」からバスで約40分「昇仙峡滝上」行き終点下車 

 

車: 

①中央自動車道「甲府南IC」から約50分 

②中央自動車道「甲府昭和IC」から約40分


駐車場

有り

いかがでしたか?

今回は、山梨県甲府市の観光名所10箇所をご紹介しました。ご紹介した以外にも、武田信玄の隠し湯として知られる「湯村温泉」や様々な水晶やガラスが展示された「クリスタル・ミュージアム」など、たくさんの見どころがあります。

都心から特急列車や高速バスも運行され、アクセスも抜群。日帰りでも泊まり掛けでも楽しめる甲府市に、ぜひ出かけてみてくださいね。