九州本土の市の中で最西端にある「長崎県平戸市」は、鎖国前はポルトガルやオランダなどの貿易港として栄えていた街です。市内には海の絶景を楽しめる観光スポットだけでなく、明治や大正時代からの歴史を感じるスポットもあります。今回は、そんな長崎県平戸市の観光名所を5箇所ご紹介します。

この記事の目次

田平天主堂

赤レンガやステンドグラスが美しい教会


大正時代に信者たちの手で建設された「田平天主堂」は、ロマネスク様式の赤レンガ造りが特徴の教会で、教会堂棟梁であった鉄川与助が設計・施工しました。


多彩なレンガの積み方や、ススを塗ることで黒くしたレンガによる装飾などで本格的に作られた教会は、鉄川与助の代表作ともいえる素晴らしさです。

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施設内も見られる色鮮やかなステンドグラスや、本格的なリブ・ヴォールト天井など見どころが満載! 畑に囲まれた高台にあり、司祭館や石垣、石段なども残されているため、建設当時の環境がよく保存されており、2003年に国指定重要文化財に指定されています。

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美しい教会の中で、長崎県平戸市のキリシタンの歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

田平天主堂


住所

長崎県平戸市田平町小手田免19-19


営業時間

①営業時間

9:00~17:00

②定休日

日曜は10時までミサのため拝観不可


利用料金

無料


アクセス

バス:

松浦鉄道「たびら平戸口駅」より西肥バス「天主堂前駅」下車、すぐ


車:

平戸大橋から約10分


駐車場

あり(大型可)


ウェブサイト       

https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kanko/bnka/bnk15.html

松浦資料博物館

貴重な歴史資料と本格的な茶室が人気


「松浦資料博物館」は、明治時代に建てられた松浦氏の邸宅「鶴ヶ峯邸」を活用して作られた博物館です。平戸や壱岐など長崎県北部を治めていた平戸藩主松浦家やキリスト教に関する資料を保存・公開しています。


国指定重要文化財や長崎県指定の有形文化財などもたくさんあり、歴史的にも貴重な資料を間近で見ることができるため、開館当時から多くの観光客が足を運んでいます。


敷地内ある「閑雲亭」という茶室は、千利休の創意に基づき自然の材料を使って農村庶民の住居様式を取り入れて作られており、茶道鎮信流でたてられたお茶とお菓子を味わうこともできますよ。


雨の日でも安心の屋内施設ですので、観光プランの一つに加えておきたい博物館です。

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松浦資料博物館


住所

長崎県平戸市鏡川町12


お問い合わせ   


営業時間

①営業時間

8:30~17:30

②定休日

12月29日~1月1日


利用料金

・大人:510円

・高校生:300円

・小中学生:200円


アクセス

電車:

松浦鉄道「平戸口駅」からタクシーで約10分


車:

西九州自動車道「佐々IC」から約30分


駐車場

あり


ウェブサイト

http://www.matsura.or.jp/

平戸城

絶景が楽しめる海に囲まれたお城


松浦氏の居城として知られる「平戸城」は、平戸港を見下ろせる丘陵上にあります。お城の建築方法としては珍しい山鹿流によって建てられており、現在城跡は亀岡神社や亀岡公園として整備され、模擬天守や櫓が建てられています。


城内では国指定重要文化財の「鐶頭の太刀」をはじめ、遣唐使船や平戸藩の頃の遺品など幅広い展示が行われているため、多くの貴重な資料を見られるスポットです。


三方を海に囲まれた立地にありますので、周囲に遮るものもなく、天守からは天然記念物である黒小島の原生林や平戸大橋などの眺望を楽しむことができます。


日本100名城に選ばれた長崎県平戸市のシンボルにもなっている平戸城は、欠かすことができない観光スポットです。

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平戸城


住所

長崎県平戸市岩の上町1458


お問い合わせ     

0950-22-2201     


営業時間

①営業時間

8:30〜17:30

②定休日

・12月30日、31日

・薫蒸作業等による休館あり


利用料金     

・大人:510円

・高校生:300円

・小中学生:200円


アクセス

平戸桟橋から徒歩で15分


駐車場

あり(無料)  


ウェブサイト     

https://www.hira-shin.jp/hirado-castle/

大バエ灯台

水平線まで見渡せる360度パノラマを見よう!


生月島の最北端にある「大バエ灯台」は、断崖の上にたつ白亜色の無人灯台です。岬の陸部分はなだらかな草原が広がっており、「はまゆう」の群生地があるほど自然豊かな環境の中にあり、沖をゆく船の道しるべとなっています。


灯台としては珍しく展望台が設置されていて、360度の大パノラマを眺められるため、絶景を楽しみたい時にピッタリの観光スポットです。日中は海と空の境目が溶け合うほどの青が広がる景色を見ることができ、夕方になると水平線に沈む夕陽と、夕陽のオレンジ色に染められてゆく灯台といった、幻想的な光景を眺めることができますよ。


昼と夜では大きく表情を変える、雄大な自然が生み出す眺望を堪能しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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大バエ灯台


住所

長崎県平戸市生月町御崎


アクセス   

車:

西九州道佐世保「大塔IC」から約90分


駐車場

あり(無料)

20台


ウェブサイト

https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kanko/shizen/shi04.html

塩俵断崖

柱が並んだような珍しい断崖


断崖が続く西部の中でも特に不思議な形をしているのが「塩俵断崖」です。


この珍しい断崖は「柱状節理」と言い、溶岩台地に玄武岩がいくつも重なり垂直方向に入った亀裂から柱が立っているように見え、その形が塩を運ぶ俵に似ていたことが「塩俵断崖」の名前の由来になっていると言われています。地質学的にも珍しいとされる塩俵断崖は、長崎県の天然記念物にも指定されています。


展望台が設置されていますので塩俵断崖の様子をじっくりと楽しむことができ、大バエ灯台まで続く遊歩道も整備されていますので、潮風をあびながら自分のペースで散策を楽しむこともできます。


雄大な自然が生み出した珍しい断崖は、一度は見ておきたい観光スポットです。

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塩俵断崖


住所

長崎県平戸市生月町壱部


アクセス  

車:

生月大橋から約25分


駐車場

あり


ウェブサイト

https://www.city.hirado.nagasaki.jp/kanko/shizen/shi05.html

いかがでしたか?

今回は、長崎県平戸市の観光名所を5箇所ご紹介しました。

ご紹介したスポット以外にも、キリスト教の歴史を感じる教会や雄大な自然を楽しめる公園など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

長崎県平戸市の歴史と雄大な自然を、思う存分楽しんでください。