大阪府の北部に位置する「豊能町(とよのちょう)」。自然豊かな里山の原風景が残っており、都会の喧騒とは無縁のゆったりとした時間が流れています。毎年秋頃にはコスモスの花が咲き乱れ、隠れキリシタンの里や石仏の名所しても有名。今回は、そんな大阪府豊能町の観光名所を5箇所ご紹介します。

この記事の目次

とよのコスモスの里

彩り豊かなコスモスの花に、秋の風情を感じる


9月下旬〜10月頃が見頃!

自然豊かな豊能町で最も華やかに彩るのが「とよのコスモスの里」です。


総面積約1haという広大な敷地!

純白、紅色、濃淡ピンクなど、100万本以上もの色とりどりのコスモスが咲き乱れます。大人の背丈ほどの高さがあるので、色彩豊かな花びらが視界を埋め尽くし、まるでコスモスのトンネルを歩いているかのようです。


敷地内には遊歩道が迷路のように張り巡らされており、様々な角度から愛らしいコスモスを観ることができます。ベンチも設けられているので、休憩しながら鑑賞することもできますよ。青空に映えるコスモスの花を愛でながら、秋の風情を存分に感じてみてはいかがでしょうか。


入口付近にある売店ではコスモスの切り花や地元産の野菜・果物も販売されているので、旅のお土産にもぴったりですよ。

6ed0fe547d738d82

とよのコスモスの里


住所

大阪府豊能郡豊能町牧


営業時間

①営業時間

9:00〜17:00

②開催期間

9月中旬~10月下旬


利用料金

・大人:500円

・小人(小学生以上・中学生以下):300円


アクセス

バス:

阪急「池田駅」より阪急バス牧方面行き「妙見口駅」下車、徒歩5分


車:

箕面有料道路「箕面バイパス北口交差点」から約15分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://www.toyokan.net/recommend/

吉川八幡神社

平安時代に創建、壮麗な建築様式にうっとり


豊能町の北西に聳える「妙見山」。

山深い景色が広がり、ハイキングコースとしても知られています。


妙見山を登るコースはいくつかありますが、是非とも立ち寄っていただきたいのが「吉川八幡神社」。能勢電鉄妙見線の終着駅「妙見口駅」から15分ほど歩いた先に鎮座しています。

6f2d91daaca71c5d

創建されたのは、遡ること平安時代。

冶歴年間(1065~1069)、源頼仲によって建てられたと伝えられています。主祭神は第15天皇・応神天皇で、守護神・軍神として信仰されていました。


初夏には蛍が美しく舞う姿を観られ、秋には境内を取り囲む木々が鮮やかに紅葉。また、社殿は2度の火災で焼失し、安政3年に再築されたもの。しかし、平安時代の面影を残しており、壮麗な建築様式に見とれてしまいます。

41509dbca2542856

吉川八幡神社を参拝したあとは、妙見山の山頂へ! ハイキングをしながら森林浴を堪能するもよし、「妙見の森ケーブル」で手軽に移動するもよし。山頂からは大阪平野を望める絶景が広がっていますよ。

吉川八幡神社


住所

大阪府豊能郡豊能町吉川936


アクセス

電車:

能勢電鉄妙見線「妙見口駅」から徒歩約15分


車:

箕面有料道路「箕面バイパス北口交差点」から約15分


駐車場

有り

無料(約30台)


ウェブサイト

http://www.yoshikawahachiman.com/

高山右近生誕地の碑

6万石の武将へと出世した、キリシタン大名


豊能町は「隠れキリシタンの里」としても有名。

その中心人物こそ、この地で生誕した大名「高山右近」です。

1527329d7a6074e2

戦国時代〜江戸時代に活躍したキリシタン大名。

高山飛騨守の長男として、豊能町の南東部・高山地域に生まれました。当時、奈良にある澤城を居城として頭角を現していた高山氏。活発になっていたキリシタン布教に惹かれ、一族・家臣と共にキリシタンへと改宗します。


その後、高山右近は高槻城の城主に。

織田信長、豊臣秀吉に仕え、6万石の大名へと成り上がります。


そんな高山右近が暮らしていたとされる場所に立つのが「高山右近生誕地の碑」。豊かな自然に囲まれ、秋には美しい紅葉が観られます。また、程近い場所には、右近の母の墓とされる「高山マリアの墓」も。豊能町・隠れキリシタンの原点を巡ってみてはいかがでしょうか。

高山右近生誕地の碑


住所

大阪府豊能郡豊能町高山


アクセス

バス:

北大阪急行「千里中央駅」より阪急バス北大阪ネオポリス線「高山駅」下車、徒歩5分


車:

箕面有料道路「箕面バイパス北口交差点」から約15分


駐車場

無し


ウェブサイト

http://www.toyokan.net/history/takayama.html

豊能町立郷土資料館

大阪の軽井沢・豊能町で営まれていた暮らしを辿る


豊能町を詳しく知りたいなら「豊能町立郷土資料館」を訪ねてみましょう。

生活文化財や石仏・石造物の写真などが展示・解説されています。


京都府と兵庫県に挟まれる形で広がる豊能町。

大阪中心部よりも標高が高く、気温が約3度ほど低いのが特徴。「大阪の軽井沢」や「大阪の北海道」「大阪のシベリア」と称されており、過去から現代に至るまでどのような暮らしが営まれてきたのかが気になるところです。


豊能町立郷土資料館では、農家が使っていた農具や生活用具を収蔵・展示。実際に使われていた品々から、かつての豊能町民の息遣いが聞こえてきます。また、町内に点在する石の文化財(石仏・石造物)の写真も。職員さんに分かりやすい解説もお願いできますよ。


東豊能小学校の旧講堂を利用している豊能町立郷土資料館。周辺はとても長閑で落ち着いた時間が流れています。遠くから聞こえてくる、子どもたちの元気な声を聞きながら。ゆっくりと豊能町の歴史に浸ってみてください。

豊能町立郷土資料館


住所

大阪府豊能郡豊能町余野1008


営業時間

①営業時間

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

②定休日

・月曜日、水曜日、金曜日、日曜日

・祝日及び年末年始


利用料金

無料


アクセス

バス:

阪急宝塚線「池田駅」より阪急バス「余野駅」下車、徒歩10分


車:

箕面有料道路「箕面バイパス北口交差点」から約10分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://www.town.toyono.osaka.jp/page/page000331.html

豊能町の特産品・しらことうふ(高田屋食品)

旨味を引き出す環境が整った、豊能町の名物


昔ながらの田舎風景が残る豊能町。

たくさんの畑や田んぼがありますが、そこで栽培されている野菜のひとつが大豆です。


寒暖差が大きく、水と空気が美味しい環境で作られる豊能町産の大豆。

とても甘く濃厚で、加工された大豆の特産品が有名です。なかでも冷蔵庫に常備しておきたいほどに美味しいのが「しらことうふ」。名前の通り、白子のように柔らかく、弾力のある食感が特徴的です。


プルプルなのでスプーンですくっていただきます。口に含んだ瞬間、大豆本来の甘みが広がり、濃厚な味わいが余韻に。ポン酢などでさっぱりいただくのもいいですが、まずは素のままがおすすめですよ。


手がけているのは「高田屋食品」。工場内に売店もあり、購入することができます。豆腐のほかにも「がんもどき」や「揚げ出し豆腐」もあるので、是非、あわせて味わってみてください。

高田屋食品


住所

大阪府豊能郡豊能町切畑677-2


営業時間

①営業時間

9:00~18:00

②定休日

火曜日

※「しらことうふ」は例年10月末までの販売


アクセス

車:

箕面有料道路「箕面バイパス北口交差点」から約15分


駐車場

無し


ウェブサイト

http://www.toyokan.net/special/index.html#article08


その他

平成30年12月30日をもって閉店となります

いかがでしたか?

今回は、大阪府豊能町の観光名所を5箇所ご紹介しました。

標高400〜500m、「大阪の軽井沢」「大阪の北海道」とも称される豊能町。コスモス鑑賞の名所やキリシタン大名ゆかりの地など、数々の観光名所が点在しています。また、豊能町の街中には室町時代に造られた「石仏」が残っており、あてもなく歩いているだけでも面白い町です。「しらことうふ」をはじめとした特産品のお土産もお忘れなく!