栃木県日光市といえば都心からアクセスしやすい人気の観光地。中でも中禅寺湖や小田代原など、自然が生み出す数々の絶景はどれも心に響くものばかり。今回は、そんな栃木県日光市の「絶景」スポットを10カ所ご紹介します!

この記事の目次

中禅寺湖

紅葉と美しい湖畔が魅せるアートのような風景


約2万年前の男体山の噴火によりできたと伝わる、中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)。海抜高度1,269mと人口の湖を除くと日本一標高の高い場所にある湖であり、夏場も涼しく避暑地としても親しまれています。


悠々とそびえる男体山と美しい湖面とが織りなす景色は見事なもので「日本百景」のひとつにも選定されるほどです。一年中楽しめる湖ですが特に秋は密度の高い紅葉を目にすることができ、その風景はまるでアートの世界に迷い込んだかのよう。赤・黄・緑と色づく山々と湖面のキラキラと揺れる反射のコントラストを堪能できる秋の中禅寺湖はまさに息を飲む絶景です。


湖上からの景色を楽しみたい方は遊覧船がおすすめ!船乗り場は全部で4箇所あり、東側は立木観音発、北東側は中禅寺温泉発、北側は菖蒲ヶ浜発、西側は千手ヶ浜とバスでも自動車でも立ち寄りやすいのがポイントです。中禅寺湖と男体山を見ることができる中禅寺湖展望台に登れば、湖を上から広く見渡すことができ、また違った景色も楽しめます。


また、中禅寺湖の周辺には大使館別荘、二荒山神社など見所の多い建築物もたくさん。景色を堪能しつつ、こちらの散策も合わせて楽しんでみるのもいかがでしょうか?

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中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)


住所

栃木県日光市中宮祠


営業時間

遊覧船

①運行時間

9:00~17:00

②運行期間

4月第2土曜から11月30日(6月18日は運休)


利用料金

遊覧船:コースにより異なる

※例:一周航路(名所廻り)1,250円(一般団体1,130円)


アクセス

電車:

JR・東武「日光駅」から東武バス中禅寺温泉バス停下車約50分


車:

日光宇都宮道路「清滝IC」より約25分


駐車場

有り(無料)


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org

男体山(なんたいさん)

山頂からの景色はフォトジェニック!


湖畔の北側にそびえる日本百名山のひとつに数えられる男体山。標高は2,486m、円錐形の美しいシルエットが特徴的で、日帰り登山のできる山として多くの方から親しまれています。


紅葉は9月下旬からだんだんと色づき始め、10月中旬が見頃になります。寒暖差の激しい場所だからこそ生まれる自然のグラデーションは格別で、市街地とはまた違った鮮やかな紅葉を楽しむことができます。


男体山は登山をする人にも人気の山で、登山道は6・7合目に入るとごろごろとした岩場が増え、だんだんと険しさが増して行きます。初心者には少し厳しめの登山道ですが、体力に自信をつけたい方にはぴったりです。


険しい山道を抜けたら、そこには中禅寺湖・戦場ヶ原・日光白根山をのぞむ大パノラマが!山頂には剣のモニュメントが空に向かって突き立てられており、フォトジェニックな風景をのぞむことがができます。男体山ならではの雄大な自然と霊験あらたかな雰囲気、ぜひ山頂にて味わってみてくださいね!

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男体山(なんたいさん)


住所

栃木県日光市中宮祠


日光二荒山神社

(※登山は神社にて入山許可が必要です)

栃木県日光市山内2307


営業時間

8:00~17:00(日光二荒山神社)


定休日

※冬山は入山禁止


利用料金

入山料 500円


アクセス

電車:

東武「日光駅」前より「湯本温泉行」に乗車し

「二荒山神社中宮祠」下車、乗車時間は53分


車:

日光宇都宮道路「日光IC」から約5分


駐車場

有り(40台・無料)


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/14/

霧降高原

階段を登れば別世界!?


霧降高原(きりふりこうげん)は赤薙山(あかなぎさん)斜面に広がる標高約1,200mの高原地帯です。高山植物の宝庫で、ニッコウキスゲの群生地として知られており、6月下旬~7月中旬には約26万株のニッコウキスゲが見ごろを迎え、黄色い花が一面に咲き誇ります。群生地のキスゲ平はハイキングコースが整備されています。


ここ、霧降高原で人気なのがキスゲ平園地にある天空回廊です。レストハウスから小丸山展望台までなんと1,445段の階段が整備されており、この階段を登ると達成した人だけが見ることのできる景色があります。空気が澄んでいて、心もリフレッシュされる素晴らしい場所です。


春には色とりどりのツツジ、秋は紅葉、冬はスキーと年間を通して豊かな自然を堪能できるのも魅力的です。また、天気がよければ美しい雲海を楽しむこともできるので、まるで空の上にいるような気分になれますよ。日光市が誇る絶景スポットですので、ぜひ訪れてみてくださいね!

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霧降高原


住所

栃木県日光市所野


アクセス

バス: 

JR「日光駅」・「東武日光駅」から「霧降高原」または「大笹牧場」行き(約25分)「霧降高原」下車すぐ


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/8/

湯ノ湖

神秘的な雰囲気が漂う湖畔


山岳火山の噴火により湯川がせきとめられて作られた湖「湯ノ湖(ゆのこ)」。三方が山で囲まれた静かな湖で、清らかな風と水の美しさを感じられる癒しのスポットです。


周囲約3kmの湖畔はぐるっと1周するのに約1時間ほど。ハイキングコースが整備されているので歩きやすく散策にぴったり。湖の周辺は広葉樹と針葉樹の原生林があり、表情豊かな手つかずの自然を眺めることができます。さらに、湯ノ湖はマス釣りの名所でもあり、5月~9月の解禁期間には、多くの人々でにぎわいます。緑に囲まれた絶景の中で楽しむ釣りは格別です。

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あたり一面が色めく紅葉の時期もおすすめですが、湖面が氷結する冬もイチオシ。雪景色に包まれる湯の湖は凛とした美しさをまとい、いっそう神秘的な雰囲気をかもし出してくれます。


近くには乳白色の硫黄温泉の湧き出る湯本が点在しているので、冬の湯の湖を見た後は雪見温泉でゆっくりと体を休めるのもおすすめです。心も体も満たされる美しい湖畔、ぜひ一度見に行ってみてくださいね!

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湯ノ湖(ゆのこ)


住所

栃木県日光市湯元


アクセス

バス:

JR「日光駅前」から東武バス「東武日光駅発湯元温泉行き」

→戦場ヶ原・赤沼【湯川】→日光湯元温泉【湯ノ湖】(約80分)


車:

日光宇都宮道路「清滝IC」から約32分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/13/

小田代原(おだしろがはら)

草原の貴婦人は必見


日光国立公園内にある湿地帯「小田代ヶ原」。周囲2kmに広がる草原は遊歩道も整備され、6月〜7月にはウマノアシガタ、7月〜8月にはニッコウアザミなど四季折々の高山植物を眺めることができます。


見どころは草原の真ん中にたたずむ「貴婦人」という1本のシラカンバの木。草原のじゅうたんの上にスラリと立つその姿はまさに貴婦人のように凛としており、多くの写真家がつめかけるフォトスポットでもあります。


一年中見応えのある小田代ヶ原ですが9月下旬から10月中旬にはミズナラの黄葉や草紅葉のオレンジが織りなす美しい光景が広がり、この時期ならではの色の饗宴を楽しむことができます。


さらに小田代ヶ原は雨のあとの風景も素敵です。草原に水が溜まることで湖のような風景が広がり、木々に霧がかった幻想的な空気を漂わせてくれます。その時の気候や温度により様々な表情を見せてくれる湿原。4月末~11月は小田代原へのハイブリッドバスが運行していますので、ぜひ利用して出かけてみてくださいね!

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小田代原(おだしろがはら)


住所

栃木県日光市中宮祠


アクセス

電車:

①JR・東武「日光駅」からバスで65分

赤沼車庫下車から徒歩で50分


②JR・東武「日光駅」からバスで65分

赤沼車庫からバスで30分

(低公害バスは季節によって運行状況が変わります。ご確認ください。)


車:

東北自動車道「宇都宮IC」から約70分


駐車場

有り

赤沼駐車場(無料)


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/11/

六方沢

アーチ型の六方沢橋から望む、関東平野に昇る日の出


霧降高原から大笹牧場をつなぐ、霧降高原有料道路。その中間地点に位置する絶景スポットが「六方沢(ろっぽうざわ)」です。


眺望スポットとしておすすめなのは、長さ320mの「六方沢橋」。栗山ダムや筑波山を望むことができ、早朝には関東平野からゆっくりと昇る朝日を拝むこともできます。車でのアクセスがしやすいので、ちょっと早起きして、神々しい日の出を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

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また、標高約1200mの霧降高原に位置しており、高原植物の鮮やかな紅葉を見られる場所としても有名。六方沢橋の全景を望める場所からの景色も最高で、真っ白なアーチを描く六方沢橋の形が美しさを際立たせます。

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六方沢


住所

栃木県日光市瀬尾


アクセス

バス:

JR「日光駅」・東武日光線「東武日光駅」から大笹牧場行き東武バス「六方沢橋」下車、徒歩約3分


車:

日光宇都宮道路「日光IC」から約25分


駐車場

有り(無料)


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/37/

瀬戸合峡

渡らっしゃい吊橋から眺める、渓谷が織りなす絶景


とちぎの景勝100選にも選ばれた「瀬戸合峡(せとあいきょう)」。鬼怒川の侵食によって形成された渓谷で、高さ100mの断崖が約2kmに渡って続く絶景スポットです。


県道23号線の旧道を通って、川俣ダム方面へ。途中、瀬戸合峡を眺めながら縫うように走っていきます。ダムの管理支所の隣に入口がある「瀬戸合峡遊歩道」へ。岸壁に架けられた吊り橋「渡らっしゃい吊橋」からの眺めは最高で、断崖を間近に感じながら、四季折々の渓谷の大自然を見渡せます。

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また、川俣ダムも必見。瀬戸合峡に訪れたとき、まずはダムの巨大さに圧倒されることでしょう。ダムの中には資料館があり、つくられた経緯や歴史、仕組みなどについてパネル解説・展示がされています。瀬戸合峡を訪れた帰り道に、あわせて立ち寄ってみてください。

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瀬戸合峡


住所

栃木県日光市川俣


アクセス

バス:

東武「鬼怒川温泉駅」から市営バス「治温泉経由女夫渕温泉行き」で約1時間15分


車:

日光宇都宮道路「今市IC」から約80分


駐車場

有り(無料)


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/58/

明智平展望台

中禅寺湖・男体山・華厳の滝を望む、圧倒的スケール


中禅寺湖からほど近い、「明智平」から出ているロープウェイ。約3分の空中散歩を楽しみながら、標高1373mの展望台に行くことができます。


明智平展望台から望めるのは、中禅寺湖を中心に、雄大な山々が連なる絶景。右側には名前の通りにどっしりと構える「男体山」や「華厳の滝」が轟く音も聞こえてきます。季節によってその表情は変わり、春・夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色。シーズン毎に美しい姿を見せてくれることでしょう。


ちなみに、明智平の名付け親は戦国武将の明智光秀。日光で最も眺めがいいこの場所に、自分の名前を命名したと伝えられています。歴史に名を刻んだ武将に相応しい、圧倒的なスケールの絶景をご覧ください。

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明智平展望台


住所

栃木県日光市細尾町


営業時間

明智平ロープウェイ

9:00~16:00


利用料金

明智平ロープウェイ 

・子供 200円(往復370円) 

・大人 400円(往復730円)


アクセス

バス: 

JR日光線・東武鉄道日光線「日光駅」から東武バス「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで約30分「明智平」下車すぐ


駐車場

有り(約60台)


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/19/

神橋

日本三大奇橋のひとつ、鮮やかな朱色が描く神々しい景色


日光の表玄関に相応しい、神々しい景色を見せる「神橋(しんきょう)」。JR「日光駅」から徒歩すぐ。男体山(二荒山)を御神体として祀る「二荒山神社」に架かる橋です。


神橋にまつわる伝説は、遡ること奈良時代の末期。勝道上人が日光山を開くとき、大谷川の急流に道中を阻まれてしまいます。そこで、神仏に加護を求めたところ、深沙王(じんじゃおう)が現れ、2匹の蛇を放ち、その背中から山菅(やますげ)が生えて橋になったと伝えられています


鮮やかな朱色の神橋は、どの季節にも映える美しさ。春は桜並木、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色、四季折々の風景に馴染み、日光ならではの神々しい絶景を描き出します。一度は洪水で流されてしまいましたが、明治37年(1904)に再建。以降、日本三大奇橋のひとつとしても知られています。

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神橋


住所

栃木県日光市上鉢石町 


営業時間 

・4月~9月 8:00~17:00 

・10月~11月中旬 8:00~16:00 

・11月中旬~3月 9:00~16:00


利用料金

渡橋券 

・大人 300円 

・高校生 200円 

・小・中学生 100円


アクセス

電車: 

JR「日光駅」・東武「日光駅」から徒歩で約20分 


バス: 

JR「日光駅」・東武「日光駅」からバスで約5分 


車: 

日光宇都宮道路「日光IC」から約5分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/21/

鬼怒沼

鬼怒沼山の南麓に位置する、奥日光の秘境


鬼怒川の源流付近に位置している高層湿原「鬼怒沼(きぬぬま)」。神秘的な景色に囲まれ、奥日光の秘境とも呼ばれています。


約24万年前に活動していた鬼怒沼火山が形成。現在はトレッキングコースとして親しまれています。国内屈指の標高約2,000mにある湿原で、大小48個の様々な池塘(ちとう)が点在しています。


遊歩道を歩くと、湿原の上を歩くかのような感覚。6月中旬には水芭蕉が見頃を迎え、7月には高山植物が花を咲かせます。8月下旬には早くも紅葉が始まり、9月中旬には見渡す限り紅色の湿原が広がります。トレッキングを終えたあとは、名スポット・鬼怒川温泉でゆっくりと疲れを癒すコースなんていかがでしょうか。

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鬼怒沼


住所

栃木県日光市川俣


アクセス

バス:

東武鉄道「鬼怒川温泉駅」からバスで90分 


駐車場

無し


ウェブサイト

http://www.nikko-kankou.org/spot/59/

いかがでしたか?

今回は、栃木県日光市の絶景スポットを10ヶ所ご紹介しました。普段見ることのできない大自然と出会えるのが日光市の魅力。東京都内からスペーシア日光号などの特急電車も出ています。少し歩くことが多いスポットになりますので、ぜひ動きやすい服装で色々なところに出かけてみてくださいね!