千葉県夷隅郡(いすみぐん)にある「大多喜町(おおたきまち)」。大多喜城や菜の花の中を走る「いすみ鉄道」、麻綿原高原など見どころがたくさん。今回はそんな千葉県大多喜町のおすすめ観光名所を10カ所ピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

いすみ鉄道

菜の花の中を走る鉄道


千葉県の大多喜町を走る鉄道、「いすみ鉄道」。大原駅から上総中野駅まで14駅あり、景色を楽しみながら房総半島を横断できる鉄道です。


こちらのいすみ鉄道は、その線路沿いに咲く美しい花の景色が有名です。毎年春に菜の花で線路をいっぱいにするために、10月ごろからボランティアの方々の協力のもと、沿線に菜の花の種がまかれます。毎年3月上旬から4月上旬には、鉄道全線26.8kmのうち約15kmが黄色いじゅうたんを敷いたような美しい菜の花の線路になり、その光景は圧巻です。


菜の花だけでなく、3月下旬から4月上旬には桜、6月にはあじさいも楽しむことができます。いすみ鉄道の車体は1両編成で、黄色の車体にはムーミンが描かれていてとてもかわいいので、列車の外観もぜひチェックしてくださいね!

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いすみ鉄道


住所

千葉県いすみ市大原


営業時間

(1)営業時間 

①平日 

・大原駅発 6:12〜上総中野駅着 7:00 

・大原駅発 19:38〜上総中野駅着 20:34 

②土日祝 

・大原駅発 6:55〜上総中野駅着 7:47 

・大原駅発 19:30〜上総中野駅着 20:22 

※大原駅〜上総中野駅行き直通電車の始発と最終(平成30年2月10日現在) 

(2)定休日 無休


利用料金

いすみ鉄道1日フリー乗車券 

・大人 1,000円 

・小人 500円


アクセス

電車: 

JR外房線「上総一ノ宮駅」から「安房鴨川」行き乗車「大原駅」下車、いすみ鉄道に乗換 


車: 

①九十九里有料道路一宮料金所から県道30号線を経由して「大原駅」まで約20分 

②圏央道「茂原長南IC」から「大原駅」まで約45分 

③圏央道「市原鶴舞IC」から「大原駅」まで約40分


ウェブサイト

https://www.isumirail.co.jp/

大多喜城

武者行列のあるお祭りも開催


大多喜城は戦国時代から江戸時代にかけて存在したお城です。中世の頃、大多喜の地名は「小田喜」とされていたという資料があり、当初は小田喜城と呼ばれていました。戦国武将としても有名な徳川四天王のひとり、本多忠勝ゆかりの地としても注目されているお城です。


大多喜城では秋に「大多喜お城まつり」が開催されます。武者行列やみこしが城下町に繰り出し、本多忠勝公の役には芸能人が参加し、盛り上がります。和太鼓や大正琴の演奏や、子供達のダンスなどイベントも開催されます。


現在大多喜城は「千葉県立中央博物館大多喜城分館」として運営されており、城下町に関する資料や当時の武器・武具、調度品などの展示を見ることができます。外からお城を見学して、歴史博物館で当時の歴史を感じてみてくださいね!

大多喜城


住所

千葉県夷隅郡大多喜町大多喜481


営業時間

①営業時間

9:00〜16:30 

②定休日

毎週月曜、12月26日~1月4日


利用料金

・一般 200円 

・大学生・高校生 100円 

・小中学生、65歳以上、障害者手帳保持者は無料


アクセス

電車: 

①いすみ鉄道「大多喜駅」から徒歩で約15分 

②JR外房線「茂原駅」から小湊バス「大多喜」行き「久保」下車、徒歩約20分 


車: 

①圏央道「市原鶴舞IC」から国道297号で大多喜方面へ約20分 

②館山自動車道「市原IC」から国道297号で大多喜方面へ約50分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://www2.chiba-muse.or.jp/SONAN/

丘の上バラ園

ローズ味のソフトクリームも!


千葉県の大多喜町にある「丘の上バラ園」は美しいバラをたくさん楽しめる緑豊かなガーデンです。園内にはバラ園だけでなく、ホテルローズヒル、レストランアンジェリカ、畑カフェなどの施設も充実しており、都会の喧騒から離れてホッと一息つけるような自然と癒しの空間です。


緑豊かな園内でガーデンウェディングもできるようになっています。アンティークな雰囲気の建物の中で、まるで外国にいるかのようなアットホームな結婚式を実現できます。


また、園内にあるレストランアンジェリカでは「全米一予約が取れないレストラン」と称されたレストランからきた有名シェフが作る本格フレンチを堪能することができます。他にもBBQやビアガーデンなど季節に合わせて色々な「食」を楽しむことができるのも魅力的です。畑カフェでは人気No1のローズ味のソフトクリームも楽しめるので、バラ園に来た記念に一度試してみてはいかがでしょうか?

丘の上バラ園


住所

千葉県夷隅郡大多喜町小土呂255


営業時間

(1)営業時間

①開園時間 

・10:00〜17:00(最終入園16:30) 

・4月28日〜9月30日 9:00〜18:00(最終入園17:30) 

②休園日 

毎週火曜(バラの最盛期は無休) 

③レストランアンジェリカ 

10:00〜20:00(18:30以降は要予約)


(2)利用料金

・4月1日〜4月27日 500円 

・4月28日〜6月17日 1,000円 

・6月18日〜10月12日 700円 

・10月13日〜11月11日 1,000円 

・11月12日〜3月31日 300円


アクセス

電車: 

いすみ鉄道「大多喜駅」から徒歩で約30分 


バス: 

外房線茂原駅からバスで約30分 


車: 

①館山道「市原IC」から約40分 

②圏央道「市原鶴舞IC」から約15分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://www.okanoue-baraen.com/

道の駅 たけゆらの里おおたき

大多喜産のたけのこやイノシシ肉も!


自然豊かな大多喜町にある道の駅が「たけゆらの里おおたき」です。こだわりの詰まった野菜や特産物、お土産物を販売している道の駅で、都心では買うことのできないような食材を買うことができます。


温暖な大多喜では種類豊富な野菜がたくさん作られており、減農薬で作られた新鮮な野菜がたくさん販売されています。20種類以上もある梅干しも販売されているので、自分のお気に入りの味を探す楽しみもあります。


また、4~5月のGW頃まではたけのこの販売があります。大多喜産のたけのこは、苦味、えぐ味が少なく、アク抜きも不要なものが多いです。野菜だけでなく、イノシシ肉の販売もあります。イノシシの肉は滋養強壮の効果もあると言われており、食べると体がポカポカするので、寒い時期に鍋の具材として買って帰るのもおすすめです!

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道の駅 たけゆらの里おおたき


住所

千葉県夷隅郡大多喜町石神586−1


営業時間

(1)営業時間 

①9:00〜18:30(11月16日〜2月15日は17:00まで) 

②食堂コーナー: 9:00〜16:30 

③農産物コーナー: 9:00〜18:00 

(2)休業日 

12月30日〜1月2日


アクセス

車: 

首都圏中央連絡自動車道「市原舞鶴IC」から約25分


駐車場

大型: 4台 

普通車: 80台


ウェブサイト

https://www.takeyura.net/

麻綿原高原(まめんばらこうげん)

秘境の地に咲く美しいあじさい


麻綿原高原は清澄(きよすみ)山系、清澄寺の北3.5キロ、大多喜町と天津小湊町にまたがる標高340mの場所にあります。地名は麻と綿の産地だったことに由来し、古くは日蓮上人が悟りを開いたとも言われています。関東では有名なあじさいの名所です。


麻綿原高原の美しいあじさいは昭和26年(1951年)箕輪日受師が廃寺を再興してアジサイを植えたことに始まります。あじさい群は天拝園と名付けられた妙法生寺境内が中心で、現在住職の方が丹精をこめて育てたあじさいは約2万株の大群生になり、7月の見頃の時期には美しいブルーのあじさいをたくさん見ることができます。


少し行きにくい場所にありますが、人の多い定番スポットに比べると秘境らしい場所でそれもまた魅力的です。一般的なあじさいの開花時期より遅いので、少し遅咲きのあじさいを楽しんでみてくださいね!

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麻綿原高原


住所

千葉県夷隅郡大多喜町筒森1749


アクセス

電車: 

JR外房線「安房天津駅」から徒歩で約78分


車:

圏央道「市原鶴舞IC」から約1時間20分


ウェブサイト

http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/5712/

養老渓谷

養老の滝(粟又の滝)など、6つの滝を巡る


房総半島の中央に位置する「養老渓谷」。ハイキングスポットとして知られており、いくつかのコースが整備されています。特に人気なのが滝を巡るコース。四季折々の表情を眺めながら、6つの滝を訪ねます。


滝を巡るコースで出会えるのは、「養老の滝(粟又の滝)」「千代の滝」「万代の滝」「子宝のもみじ」「昇竜の滝」「金神の滝」の6カ所。そのうち、養老渓谷のシンボルとも呼べるのが、養老の滝(粟又の滝)です。


養老の滝(粟又の滝)は、全長100mもある大滝。横幅がとても広く、滑らかな斜面をつたって轟々と水が流れ落ちます。上流・下流の両方の視点から眺めることができますよ。


綺麗に整備された遊歩道や川の上に造られた敷石を渡って、マイナスイオンを感じながらのハイキング。締めくくりには、日帰り温泉「ごりやくの湯」でゆっくりと疲れを癒すのはいかがでしょうか。

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養老渓谷


住所

千葉県夷隅郡大多喜町戸面


アクセス

電車:

小湊鉄道養老「渓谷駅」からバス約20分、栗又下車、徒歩約5分


車:

舘山自動車道「市原IC」から約50分


駐車場

有り(有料 500円)


ウェブサイト

http://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/10,388,60,127,html

商い資料館

土蔵造りの商家を改修、大多喜商人の心意気を辿る


戦国時代から江戸時代に威厳を放っていた「大多喜城」。当時から周辺の城下町は商いの街として栄えており、明治・大正・昭和、そして平成になった今でも大多喜商人の心意気が今に伝えられています。


そんな大多喜町に根付いた商いの歴史を辿れるのが「商い資料館」。「商いと城下町のくらし」をテーマに、1階には商家の暮らしぶりを再現。帳場などの様子もディスプレイされています。2階には実際に使われていた生活用具や遊び道具を展示。屋外は日本庭園にもなっています。


ちなみに、商い資料館の建物は、土蔵造りの商家を改修したもの。その佇まいも是非チェックしてみてください。

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商い資料館


住所

千葉県夷隅郡大多喜町久保153-1


営業時間

①営業時間

9:00〜17:00 

②定休日

12月29日〜1月3日


利用料金

無料


アクセス

電車:

いすみ鉄道「大多喜駅」から徒歩5分


車:

圏央道市原「鶴舞IC」から国道297号経由12kmで約20分


駐車場

無し


ウェブサイト

http://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/10,395,60,129,html

筒森もみじ谷

深紅に染まるモミジを愛でる、大多喜町の紅葉名所


大多喜町が誇る紅葉スポット「筒森もみじ谷」。毎年、11月中旬〜12月上旬にかけて、目の前がモミジの自然芸術に彩られます。


国道465号線の筒森地先から細い道路へ。約1kmほど進むと、徐々にモミジの彩りが現れ始めます。イロハモミジ、ウルシ、ブナなど、それぞれの木々が美しい紅葉を魅せ、綺麗なグラデーションを描きます。


気候や訪れるタイミングによって表情が異なり、ある時には深い紅色に染まったモミジが出迎えてくれます。あまりの美しさから「もみじ谷」と呼ばれるようになったのだとか。紅葉シーズン以外にも、春〜夏にかけては川辺に降りて深緑に身を包むのもおすすめですよ。

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筒森もみじ谷


住所

千葉県夷隅郡大多喜町筒森


アクセス

車:

首都圏中央連絡自動車道「木更津東IC」から約45分


駐車場

有り(20台)


ウェブサイト

http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/5700/


その他

紅葉の見頃:11月中旬~12月上旬

共栄/向山トンネル

摩訶不思議!?上下2階建のトンネル


深緑と紅葉の名所・養老渓谷にある珍スポット「共栄トンネル/向山トンネル」。SF映画のワンシーンのような、不思議な2階建てのトンネルとして知られています。


全長115mのトンネル。東側を「向山トンネル」、西側を「共栄トンネル」と呼ばれており、入り口が1カ所なのに、出口が2カ所つくられています。その出口は左右に分かれているのではなく、上下に分かれているという摩訶不思議な構造です。


最初は上側の出口が使われていましたが、昭和45年、アクセス上の問題で新たにした側の出口がつくられました。ちなみに、トンネル内には防空壕につながるいくつものトンネルがあります。今は入ることができませんが、あわせて探してみてはいかがでしょうか。

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共栄トンネル/向山トンネル


住所

千葉県夷隅郡大多喜町葛藤


アクセス

電車:

小湊鉄道「養老渓谷駅」より徒歩約30分


車:

県道81号線沿い有料駐車場に停め、向山トンネル経由で徒歩約10分


駐車場

有り(有料)


ウェブサイト

http://www.town.otaki.chiba.jp/index.cfm/10,383,60,127,html

房総中央鉄道館

鉄道ファンの聖地!約1,000点のコレクションが並ぶ


いすみ鉄道いすみ線「大多喜駅」から徒歩2分。古い商店のような佇まいの「房総中央鉄道館」は、鉄道ファンの聖地とも呼ばれるスポットです。


入口には、昔懐かしいレトロな遮断機がお出迎え。館内に入ると、巨大鉄道ジオラマが現れます。約1kmの模型と線路が敷かれた、超本格的な景色。鉄道ファンでなくても、新幹線をはじめとした鉄道が線路を巡る様は、眺めるだけでもワクワクしてくることでしょう。


また、昭和初期から運行していた国鉄の木原線や外房線の「行き先方向板」などが約1,000点も展示。いずれも館長の個人的なコレクションなのだとか。大多喜駅で次の列車を待つまでの時間に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

房総中央鉄道館


住所

千葉県夷隅郡大多喜町久保102


営業時間

①開館日 

土曜、日曜、祝日 

②開館時間 

10:00~15:30


利用料金

・大人 200円 

・小・中学生 100円


アクセス

電車: 

いすみ鉄道いすみ線「大多喜駅」から徒歩で約2分


車:

館山自動車道「市原IC」から約50分


駐車場

無し

駅周辺の「久保町営駐車場」を利用


ウェブサイト

http://kankouotaki.com/midokoro.html

いかがでしたか?

今回は千葉県大多喜町のおすすめ観光名所をピックアップしてご紹介しました。自然が多い場所ならではの美しい景色を楽しむことができるスポットがたくさんあります。東京からも日帰りで行ける距離なので、週末に道の駅で食材探しをしたり、景色を見に行ったり気軽にお出かけしてみてくださいね!