縄文〜古墳時代の遺跡が残っている「奈良県桜井市」。「ヤマト王権」の中心地であったと考えられており、日本最古の神社を始め、歴史的なスポットが点在しています。グルメの観点では「三輪そうめん」も有名!そんな奈良県桜井市の観光名所を5箇所ご紹介します。

この記事の目次

談山神社(たんざんじんじゃ)

圧倒的な十三重塔と周囲を彩る四季の美しさ


桜井市の東側に鎮座する「談山神社(たんざんじんじゃ)」。大化改新の折、藤原鎌足と中大兄皇子が国家改心の談合を交わした場所として知られています。


談山神社のシンボルといえば、重要文化財「十三重塔」。幾つもの屋根が重ねられた姿は圧巻で、木造十三重塔としては世界唯一。藤原鎌足を弔うために建てられ、室町時代に再建されたものが現存しています。


歴史の面白さはもちろん、奥深い森林による四季折々の自然風景も魅力。桜と紅葉の名所として有名。特に紅葉シーズンには、十三重塔の背景に哀愁漂う紅葉が広がり、美しい光景を見せてくれます。

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談山神社


住所

奈良県桜井市多武峰319


営業時間

8:30~16:30(最終受付)


利用料金

拝観料

・大人:600円

・小学生:300円

・小学生未満:無料


アクセス

バス:

JR・近鉄「桜井駅」より桜井市コミュニティバス「談山神社駅」下車すぐ


車:

西名阪「天理IC」から約45分


駐車場

有り(200台)


ウェブサイト

http://tanzan.or.jp/

大神神社(おおみわじんじゃ)

背景の三輪山が御神体、日本最古とされる格式高い神社


日本最古の神社とされる「大神神社(おおみわじんじゃ)」。延長5年の神社一覧表『延喜式神名帳』に記されている、奈良県、桜井市を代表する格式高い神社のひとつ。「三輪明神」の愛称で親しまれています。


創建年代は分かっていませんが、「古事記」や「日本書紀」には神話として登場。有史以前から大神神社があったと考えられています。神社の裏手にそびえる「三輪山」を御神体としており、もともとは鳥居だけしかなかったそうです。その後、鎌倉時代に拝殿が創建され、徳川家綱によって再建されました。


国の重要文化財に指定された「三ツ鳥居」と「拝殿」。3つの鳥居が横一列に組み合わさった独特な三ツ鳥居、唐破風(からはふ)の装飾が施された社殿造りが美しい拝殿、どちらも必見です。


神が宿るとは正にこのこと。厳粛な雰囲気に包まれる大神神社、桜井市を訪れた際には是非とも参拝してみてください。

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大神神社


住所

奈良県桜井市大字三輪1422


営業時間

通常拝観自由

授与所は9:00~16:30


アクセス

電車:

JR「三輪駅」から徒歩で約10分 


車:

西名阪自動車道「天理IC」から約25分


駐車場

有り 


ウェブサイト

http://oomiwa.or.jp/

長谷寺

圧巻の登廊から日本最大級の観音様まで見所満載!


真言宗豊山派の総本山「長谷寺」。四季折々の表情を見せる「花の御寺」の愛称で親しまれ、春は桜、夏は紫陽花、秋は燃えるような紅葉が観られます。


初瀬山の中腹に佇む長谷寺の本堂。石畳の参道を進むと巨大な「仁王門」が見えてきます。壮観な姿に驚くも束の間。門をくぐった先には、屋根付きの長い階段「登廊(のぼりろう)」が表れます。石段の総数は399段! 4月中旬〜5月上旬には色とりどりの牡丹の花が咲き誇ります。

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息を切らしながらも登廊を登り切ると、国宝に指定されている本堂が。断崖絶壁に建てられ、舞台からは愛宕山の雄大な景色を望めます。礼堂から覗ける紅葉の景色は圧倒的な美しさ。長谷寺公式のInstagramにも掲載されているのでアクセスしてみてください。

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そして、本堂に鎮座するは「十一面観世音菩薩立像」。日本最大級の観音様で、その高さは12.3mにも及びます。年2回(春・秋)の特別拝観時には正堂の中に入ることが許され、観音様の御御足に触れることもできます。

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長谷寺


住所

奈良県桜井市初瀬731-1


営業時間

・12月1日〜2月28日:9:00〜16:30

・10月1日〜11月30日:9:00〜17:00

・3月1日〜3月31日:9:00〜17:00

・4月1日〜9月30日:8:30〜17:00

※牡丹まつり期間等時間延長あり


利用料金

・大人:500円

・中・高校生:500円

・小学生:250円


アクセス

電車:

近畿日本鉄道「長谷寺駅」から徒歩約15分


車:

名阪国道「針IC」から約30分


駐車場

有り(有料)


ウェブサイト

http://www.hasedera.or.jp/


その他

長谷寺 公式Instagram(https://www.instagram.com/hase_dera/?hl=ja

桜井市立埋蔵文化財センター

桜井市で出土した文化財で紐解く、歴史ミステリー


古代に造られた遺跡が点在している桜井市。土器や史料の数々が出土しており、まだ解明されていない謎も多く残っています。そんな桜井市について、文化財を通して紐解けるのが「桜井市立埋蔵文化財センター」です。


常設展示室では、旧石器時代にはじまり、縄文・弥生・古墳、飛鳥・奈良時代に至るまでの出土品を時代の流れに沿って展示しています。様々な形状をした「埴輪」や「大福銅鐸」など、国や奈良県から指定された重要文化財を数多く所蔵・展示しています。


また、各遺跡別にブースが分かれており、ヤマト政権発祥の地として考えられている「纒向遺跡(まきむく)」のコーナーでは、各地から集められた貴重な史料を展示。その他、毎年4月下旬から9月末にかけて行われる速報展では、「50cm下の桜井」と題し、最近の発掘の調査結果を追うこともできます。

桜井市立埋蔵文化財センター


住所

奈良県桜井市大字芝58-2


営業時間

①営業時間

9:00〜16:30(最終入館は16:00)

②定休日

月曜、火曜、祝日の翌日、12月28日〜1月4日


利用料金

・一般:200円

・小・中学生:100円

※特別展は別料金


アクセス

電車:

JR「三輪駅」から徒歩約10分


車:

西名阪自動車道・名阪国道「天理IC」から約20分


駐車場

有り(無料)


ウェブサイト

http://www.sakurai-maibun.nara.jp/

三輪山本/三輪そうめん

創業300年の伝統手法で紡がれる、三輪のそうめん


桜井市の名産といえば「三輪そうめん」。

その代表ともいえる銘柄「三輪山本」の本店が桜井市にあります。


享保2年(1717)に創業した老舗。約300年という長い歴史のなかで、変わらぬ味を受け継いでいます。「そうめん発祥の地」といわれる三輪の里では、昔ながらの手延べそうめんが伝統。美しい水と豊かな土壌、寒冷な気候が育むそうめんは、のどごし・風味・コシのバランスに優れた味わいです。


工場兼本店があるのは、桜井市立埋蔵文化財センターの近く。お食事処も併設されており、看板商品の「白龍」や「夢飛竜」などをその場で堪能できます。桜井市の環境、そして、職人の手によって丁寧に紡がれる、三輪そうめんの味わいを是非とも味わいに訪れてみてください。

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三輪山本 本店


住所

奈良県桜井市箸中880


営業時間

①営業時間

11:00〜15:30(お食事処)

②定休日

不定期


アクセス

電車:

JR「巻向駅」から徒歩で約10分


車:

西名阪自動車道「天理IC」から約20分


駐車場

有り(無料)


ウェブサイト

https://www.miwayama.co.jp/

いかがでしたか?

今回は、奈良県桜井市の観光名所を5箇所ご紹介しました。

談山神社、大神神社、長谷寺など、奈良県のみならず、日本を代表する社寺仏閣が集まる桜井市。ヤマト王権があった場所とも考えられ、歴史の奥深さを感じられます。同時に豊かな自然風景を楽しめ、三輪そうめんといった地元に伝わるグルメもおすすめ。桜井市の魅力を五感で味わってみてくださいね。