飛鳥時代の古墳や寺院が数多く点在している「奈良県 明日香村」。日本の里100選にも認定されており、「日本の心の故郷」とも称されるほどに美しい景色が広がっています。今回は、そんな奈良県明日香村の観光名所を5箇所ご紹介しましょう。

この記事の目次

高松塚古墳/高松塚壁画館

戦後最大の発見、国宝「彩色壁画」に見惚れる


明日香村に降り立って、まず向かうのは「高松塚古墳」でしょう。直径18m、高さ5mの丸い円墳で、小高い丘のような形です。昭和47年(1972)、古墳内部の石室で国宝「彩色壁画」が見つかり、戦後最大の発見と称されるほどに注目されました。

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古墳内部は一般公開されていませんが、壁画を精巧に模写したものが「高松塚壁画館」に展示されています。天井には星宿図、東側に青龍と日像、西側に白虎と月像、北側に玄武、東西の端に人物像が描かれており、古代中国道教に影響を受けているのだとか。太古の昔に描かれた壁画に、見惚れてしまいます。

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古墳周辺は公園になっており、腰掛けるベンチもあるので、のんびりと明日香村の美味しい空気を味わってみてはいかがでしょうか。

高松塚壁画館


住所

奈良県高市郡明日香村平田439


営業時間

①営業時間

9:00〜17:00(入館は16:30まで)

②定休日

12月29日〜1月3日


利用料金

・大人:250円

・学生:130円

・小人:70円


アクセス

電車:

近畿日本鉄道「飛鳥駅」から徒歩約15分


車:

西名阪自動車道「郡山IC」から約60分


駐車場

有り


ウェブサイト

https://asukamura.com/?page_id=35

石舞台古墳

日本最大級の石室古墳、太古のロマンを間近に感じる


6世紀に造られたとされる石室古墳「石舞台古墳」。30個の大きな石が積み上げられて造られており、日本最大級の規模を誇っています。


石舞台古墳の何が凄いかといえば、古墳内に入れること。内側から古墳を見上げてみれば、巨石の大きさを実感できるはずです。昔の人がどのように運び、積み上げたのか。一説によれば蘇我馬子の墓とされていますが、誰のための墓なのかも不明のまま。太古のロマンを感じられます。

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また、古墳の周囲は芝生広場になっており、春には桜と桃の花が共演。約600個の蝋燭で灯される、夜桜ライトアップも行われます。秋には彼岸花も咲き誇り、四季折々の風景も美しいスポットです。

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石舞台古墳


住所

奈良県高市郡明日香村島庄254番地


営業時間

①営業時間

8:30~17:00(受付16:45まで)

②定休日

年中無休


利用料金

・大人 :250円

・高校生:200円

・中学生:150円

・小学生:100円


アクセス

バス:

近畿日本鉄道「飛鳥駅」より乗車、「石舞台駅」下車、徒歩約3分


車:

南阪奈道路「葛城IC」から約30分


駐車場

有り(無料14台)


ウェブサイト

https://www.asuka-park.go.jp/area/ishibutai/


その他

石舞台古墳夜桜ライトアップ:例年3月下旬~4月上旬

奈良県立万葉文化館

日本最古の歌集の歴史や魅力に迫る


日本最古の歌集「万葉集」をテーマにしたミュージアム「奈良県立万葉文化館」。万葉集にまつわる歴史や調査・研究に伴う資料などが展示されています。万葉集とは、5世紀〜8世紀に詠まれた約4,500首の歌を集めた書物。飛鳥時代から平安時代にかけて、その時代を生きた人たちが切り取った、日常の風景が描かれています。


奈良県立万葉文化館は、いくつかのブースに分かれています。一般展示室は地下1階にあり、アニメーション映像や模型、パネル板などを通して、万葉集と時代の風景、歌の魅力が描かれており、日本最古の歌集についてぐぐっと迫ることができます。


そのほか、四季折々の移ろいを感じられる「万葉庭園」があり、木々の間を散歩できる小径などもあります。明日香村を巡る羽休めに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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奈良県立万葉文化館


住所

奈良県高市郡明日香村飛鳥10


営業時間

①営業時間

10:00~17:30(入館は17:00まで)

②定休日

月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替日


利用料金

①入館・一般展示室・特別展示室は無料

②日本画展示室のみ有料

常設展

・一般:600円

・学生(高・大学生):500円

・小人(小・中学生):300円


アクセス

バス:

近畿日本鉄道「橿原神宮前駅」より乗車、「万葉文化館駅」下車すぐ


車:

西名阪自動車道・名阪国道「天理IC」から約40分


駐車場

有り(無料・110台)


ウェブサイト

http://www.manyo.jp/

飛鳥寺

1400年前、日本最古の飛鳥大仏が鎮座する


日本最古の本格的な仏教寺院「飛鳥寺」。

推古4年(596)、蘇我馬子によって創立されたと伝えられています。


創建当時は「法興寺」と呼ばれており、北・東・西に金堂を有し、周囲には回廊を巡らせた大きなお寺でした。しかし、飛鳥から平城京に遷都すると当時に「元興寺」、「元元興寺」と名前を変えていったそうです。


御本尊として祀られているのは、日本最古の仏像「銅造釈迦如来坐像(重要文化財)」。飛鳥時代に作られたもので、「飛鳥大仏」の愛称で親しまれています。また、お寺の西側には蘇我入鹿の首塚と称される「五輪塔」や万葉歌人「山部赤人」の歌碑もあり、1400年前の歴史に想いを馳せることができます。

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飛鳥寺


住所

奈良県高市郡明日香村飛鳥682


営業時間

①営業時間

9:00~17:30(10月~3月は17:00まで)

※受付は各15分前まで

②定休日

4月7日~4月9日


利用料金

・大人・大学生:350円

・中・高校生:250円

・小学生:200円


アクセス

バス:

近畿日本鉄道「橿原神宮前駅」より乗車、「飛鳥大仏前駅」下車、徒歩約3分


車:

西名阪自動車道・名阪国道「天理IC」から約40分


駐車場

有り(有料500円)


ウェブサイト

https://asukamura.com/?page_id=313

あすかいちご狩りパーク

奈良県産の「あすかルビー」をお腹いっぱい食べられる!


奈良県にはたくさんの名産物がありますが、そのなかのひとつが「あすかルビー」と呼ばれるイチゴです。奈良県生まれの「あすか」と光沢ある赤色の「ルビー」を掛け合わせて名付けられたブランドイチゴ。甘みが強く、ほどよい酸味があり、果汁が口のなかでジュワッと広がるのが特徴的です。


あすかルビーをお腹いっぱい食べたい!そんなときは、明日香村にあるいちご農園「あすかいちご狩りパーク」を訪ねてみましょう。毎年1月上旬〜5月下旬の期間限定となりますが、あすかルビーを30分間食べ放題!複数の農園に分かれており、ハウス内で栽培されているので寒い季節も快適です。


完全予約制なので、利用する際にはご注意を。明日香村の深い歴史を学んだら、あすかルビーで心身をリラックスさせてみてはいかがでしょうか。

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あすかいちご狩りパーク


住所

奈良県高市郡明日香村

※明日香村内15ヶ所での開園


営業時間

10:00~16:00まで(入園は15:30まで)


利用料金

・大人(中学生以上):1,100〜1,500円

・小学生:900〜1,200円

・幼児(3歳以上):600〜800円

・お持ち帰り(100g当り):120〜150円


アクセス

電車:

近畿日本鉄道「飛鳥駅」から徒歩で約20分


車:

西名阪自動車道「郡山IC」から約1時間

※ご予約の際、当日お越しいただく農園をご案内


駐車場

有り


ウェブサイト

http://asukadeasobo.jp/asukaichigo


その他

開園:例年1月上旬〜5月下旬

完全予約制

0744-54-1115(予約受付)

いかがでしたか?

今回は、奈良県明日香村の観光名所を5箇所ご紹介しました。

明日香村の各スポットを効率よく巡るなら、車を停めて、レンタサイクルを利用するのがおすすめ。小回りが利くので、各地に点在している古墳や神社を見学しやすくなります。なにより、明日香村の心地よい空気に癒されるはず。風を切りながらの明日香村サイクリングを楽しんでみてください。