県庁所在地として栄えている「岩手県 盛岡市」。歴史や文化が色濃く、盛岡城や南部鉄器、盛岡の奥座敷と呼ばれた温泉街など、至れり尽くせりな名所が数多く点在しています。今回は、そんな岩手県盛岡市の観光名所を5箇所ご紹介しましょう!

この記事の目次

盛岡城跡公園(岩手公園)

東北三名城に数えられた遺構を残す史跡公園


その昔、盛岡市周辺は「南部(盛岡藩)」が治めていました。その藩主であった南部氏の居城として、1600年頃に築城されたのが盛岡城。東北三名城に数えられ、「日本100名城」にも選定されています。


盛岡城の跡地に造られたのが「盛岡城跡公園(岩手公園)」。もともとは岩手公園と呼ばれていましたが、開園100年を迎えて盛岡城跡公園の愛称でも呼ばれるようになりました。

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盛岡城の遺構として現存しているのは石垣のみですが、園内には数々の石碑があります。盛岡市にゆかりある歌人「石川啄木」の歌碑や5千円札に描かれている「新渡戸稲造」の文学碑、「宮沢賢治」の詩碑などがあり、何気なく歩いている最中にも数々の名所と出会えますよ。

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また、毎年2月上旬に開催される「もりおか雪あかり」の開催地。小柄なかまくらが公園内をはじめとした周辺エリアに置かれ、キャンドルが灯されます。盛岡市に降り積もった雪化粧も相まって、幻想的な空間に包まれますよ。

盛岡城跡公園(岩手公園)


住所

岩手県盛岡市内丸1番37号


アクセス

バス:

JR「盛岡駅」からより「盛岡城跡公園前駅」下車、徒歩約1分


車:

東北自動車道「盛岡IC」から約30分


駐車場

有り(有料)


ウェブサイト

http://www.city.morioka.iwate.jp/shisei/midori/koen/1010491.html

高松公園

数千本の吉野桜が咲き乱れる、盛岡市が誇る桜の名所


盛岡城が築かれた1600年頃。湿地帯で浸水被害が多かった上田方面の治水工事として「上田堤」が造られました。上堤、中堤、下堤の3つが築かれ、最も大きかった中堤が現在の「高松の池」として現存しています。


明治22年、盛岡市の市制執行に伴って公園化が進行。「高松公園」として生まれ変わります。また、明治39年には日露戦争記念事業として、市民の寄付によって数千本もの吉野桜を植樹。平成元年には「日本さくらの名所100選」にも選ばれ、盛岡市が誇る桜ん名所として知られています。


高松公園は市民の憩いの場。桜のほかにも、冬には白鳥が飛来したり、40種類が植えられているバラ園、200本を超えるボタン園などが美しく、四季を身近に感じられます。また、手こぎボートやスワンボートが人気!心地よい風を感じながら、池の真ん中で憩いのひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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高松公園


住所

岩手県盛岡市高松1-26-1


アクセス

バス:

JR「盛岡駅」より「高松の池口駅」下車、徒歩約1分


車:

東北自動車道「盛岡IC」から約15分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://takamatu-kouen.com/


その他

さくらまつり:例年4月中旬〜5月初旬に開催

岩手銀行赤レンガ館

明治に建てられた、赤煉瓦のレトロな銀行


赤煉瓦の質感と色合いが美しい「岩手銀行赤レンガ館」。

明治44年(1911)、盛岡銀行の本店行舎として建てられた歴史の長い建物です。

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設計したのは、辰野・葛西建築設計事務所の「辰野金吾」。東京駅を設計した人物で、東北地方に現存するのは岩手銀行赤レンガ館が唯一となります。歴史的価値の高さから、平成6年(1994)には、国の重要文化財に指定されました。


平成24年(2012)に銀行としての営業を終了。約3年の修復が施されたあと、平成28年(2016)に一般公開されました。館内には、応接室や重役室などが開館当時のままに復元されており、バーチャルシアターでは施設の魅力を学べます。


明治時代らしいレトロな風貌。

外観や館内に溢れ出る、文明開化の香りを感じてみてください。

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岩手銀行赤レンガ館


住所

岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2番20号


営業時間

①営業時間

10:00〜17:00(入館は16:30まで)

②定休日

毎週火曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)


利用料金

有料ゾーン(盛岡銀行ゾーン・バーチャルシアター)

・一般(16歳以上):300円

・小・中学生:100円

・未就学児童(7歳未満):無料


アクセス

バス:

JR「盛岡駅」より「盛岡バスセンターななっく前駅」下車、徒歩約1分


車:

東北自動車道「盛岡IC」から約10分


駐車場

有り


ウェブサイト

https://www.iwagin-akarengakan.jp/

岩鋳鐡器館(いわちゅうてっきかん)

繊細かつ重厚感ある南部鉄器の魅力を知る


盛岡市を訪れたら、是非とも触れておきたいのが「南部鉄器」。江戸時代に栄え、昭和50年には国の伝統工芸品に指定。現在、盛岡市と水戸市の2拠点で生産されています。


明治35年に創業した「岩鋳」は、南部鉄器の伝統を受け継ぎ、革新を持って魅力を世界へと発信している老舗。日本国内はもちろん、「IWACHUブランド」として、フランスやドイツ、アメリカなどでも人気を集めており、従来の漆黒色の湯釜や鉄瓶だけでなく、カラフルなデザイン、コーヒーポット、急須など、年間100万点に及ぶ製品を生産しています。


南部鉄器の魅力をもっと感じたい!という方は、「岩鋳鐡器館」を訪ねてみてください。釜師の職人技や南部鉄器の製造プロセスなどが解説されています。館内には売店もあるので、旅の記念品を購入するのにもおすすめ。400年以上の歴史を誇る南部鉄器の魅力を知らずに、盛岡市を語ることはできません。

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岩鋳鐡器館


住所

岩手県盛岡市南仙北2丁目23-9


お問い合わせ


営業時間

①営業時間

8:30~17:30

②定休日

火曜日、12月31日、1月1日


利用料金

無料


アクセス

バス:

JR「盛岡駅」より「川久保駅」下車、徒歩約5分


車:

東北自動車道「盛岡南IC」から約10分


駐車場

有り(40台)


ウェブサイト

http://www.iwachu.co.jp/museum.html

繋温泉(つなぎ温泉)

源義家が鋭気を養った、盛岡の奥座敷


古来より「盛岡の奥座敷」と呼ばれている「繋温泉」。

盛岡市の西部に位置し、ダム湖「御所湖」に面した温泉街です。


繋温泉の歴史は古く、平安時代末期にまで遡ります。

東北で猛威を振るっていた豪族・安倍貞任が朝廷に反旗を翻した11世紀頃。討伐を命じられた源義家が本陣近くで温泉が湧いているのを発見。愛馬の怪我が温泉で治癒したので、近くの岩に馬を繋ぎ、義家自身も温泉に浸かったとされ、繋温泉の名前の由来にもなったと伝えられています。


単純硫黄温泉でアルカリ性が高く、血行促進や美肌効果によいとされます。盛岡市内から車で約30分なので、旅の疲れを癒すのにもぴったり。日帰り温泉を利用できるお宿もあるので、旅の締めくくりに立ち寄ってはいかがでしょうか。

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繋温泉(つなぎ温泉)


住所

岩手県盛岡市つなぎ字湯の舘121-1


アクセス

バス:

JR「盛岡駅」より「つなぎ温泉駅」下車すぐ


車:

①盛岡市内から約30分

②東北自動車道「盛岡IC」から約15分


駐車場

有り


ウェブサイト

http://tsunagionsen.com/

いかがでしたか?

今回は、岩手県盛岡市の観光名所を5箇所ご紹介しました。

盛岡城跡の上に造られた公園や数年前まで使われていた明治時代の銀行行舎、盛岡の奥座敷と呼ばれる温泉など、見どころが満載です。盛岡市が誇る伝統工芸・南部鉄器の魅力に触れられるスポットもあり、歴史、自然、工芸、文化まで、お腹いっぱい楽しめますよ。四季折々のイベントも開催されるので、お気に入りのシーズンに合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。