山形県 米沢市にある上杉謙信ゆかりのスポットをめぐるなら『米沢観るパス』がおすすめ。観光名所でもある宝物殿や博物館、墓所などの文化施設に入館できる共通券です。今回は、『米沢観るパス』で利用できる施設6つをご紹介します!

この記事の目次

山形県米沢市のお得なチケット『米沢観るパス』とは?

米沢上杉文化施設共通入館券『米沢観るパス』。

下記の6施設から「5施設」を選んで利用できるお得なチケットです。


上杉神社稽照殿

米沢市上杉博物館

米沢藩主上杉家廟所

春日山林泉寺

酒造資料館東光の酒蔵

宮坂考古館


お値段は、5施設合わせて「1,300円(税込)。施設単体の利用料金が大人400円前後のため、最大660円もお得になります。さらに、市内指定店舗で使える「おもてなしクーポン」が付いているほか、抽選で米沢市のお土産詰め合わせが当たるスタンプラリーも同時開催!


利用期間は「2018年6月1日(金)〜11月30日(金)」。上記施設の窓口のほか、「道の駅 米沢」や「米沢観光コンベンション協会」などで購入できます。期間中に米沢市を訪れるなら、『米沢観るパス』を活用しない手はありませんよ!

1. 上杉神社稽照殿

上杉謙信や直江兼続など、戦国武将の宝物を拝む


明治9年(1876)、米沢城の本丸跡地に建てられた「上杉神社」。越後の龍と呼ばれ、戦国時代に名を馳せた上杉謙信が祀られている神社です。


上杉神社の境内にある宝物館が「上杉神社稽照殿」。平安時代から江戸時代にかけて、甲冑や刀剣、武具、絵画、漆器、陶磁器、墨跡など、各時代から現代に残された約300点もの重要文化財、重要美術品が収蔵・展示されています。


上杉謙信の鎧である「色々威腹巻」や上杉景勝の「紫糸威伊予札五枚胴具足(日輪の前立て)」、直江兼続の"愛"の「前立甲冑」など、戦国武将の魂が宿る宝物の数々を観ることができます。


また、上杉神社の本殿も必見。大正8年の米沢大火で焼失した後、大正12年に再建されたものです。明治神宮や平安神宮を手がけた神社建築家・伊東忠太博士の設計によるもので、日本建築の美しさが集約されています。

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上杉神社稽照殿


住所

山形県米沢市丸の内1丁目4−13


営業時間

①営業時間 

9:00〜16:00(15:45まで入館) 

②定休日 

12月~3月下旬の冬期間 

(ただし1月1日~3日、2月の雪灯篭まつりは開館)


利用料金

・一般:400円

・高校・大学生:300円

・小・中学生:200円


アクセス

電車:

JR「米沢駅」から徒歩で約30分


バス:

JR「米沢駅」より各線「上杉神社前駅」下車、徒歩約5分


車:

東北自動車道「福島飯坂IC」から約50分


駐車場

有り(無料)


ウェブサイト

http://yamagatakanko.com/spotdetail/?data_id=1390

2. 上杉家廟所

上杉謙信をはじめ、米沢藩歴代藩主が眠る墓所


国の史跡にも指定されている「上杉家廟所(うえすぎけびょうしょ)」。上杉神社から西へ徒歩数分、『米沢観るパス』で訪ねておきたいスポットです。


米沢藩の初代藩主である上杉景勝をはじめ、歴代藩主が眠る上杉家廟所。元々は米沢城に埋葬されていた上杉謙信の霊柩(棺)も、関ヶ原の戦いのあとにこことへ移されました。謙信の遺骸は甲冑を纏ったまま、漆を流し込んで固めて埋葬されているという言い伝えも残っています。


初代から12代藩主まで、お墓がずらりと並ぶ光景は圧巻。上杉家廟所を取り囲む深い森林と静寂も相まって、神秘的な空間が広がっています。時間に余裕があれば、ガイドさんに説明を頼んでみましょう。無料で利用できますし、より深く、上杉家の歴史に触れることができますよ。

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米沢藩主上杉家廟所


住所

山形県米沢市御廟1丁目5−30


営業時間

9:00~17:00


利用料金

・一般:350円 

・高・大学生:200円 

・小・中学生:100円


アクセス

電車: 

JR米坂線「西米沢駅」から徒歩で約10分


バス: 

市民バス「御廟所西口駅」下車、徒歩約5分


駐車場

あり


ウェブサイト

http://uesugigobyo.com/

3. 米沢市上杉博物館

米沢藩を治めた上杉家の歴史を紐解く旅


江戸時代、米沢藩の藩主だった上杉家。その歴史解説や史料の収蔵・展示が行われているのが「米沢市上杉博物館」です。


館内は常設展示室と企画展示室に区分。常設展示室では、上杉家の歴史や文化をテーマに構成されています。上杉氏が米沢藩主としての道を歩み始める経緯から、藩政の推移、名君と呼ばれる上杉鷹山の事業展開に至るまでを解説。鷹山の米沢藩再生を描いた「鷹山シアター」も必見です。


また、織田信長から上杉謙信へと贈られたとされる「上杉本洛中洛外図屏風」も展示。桃山時代を代表する画家・狩野永徳が描いた屏風で、歴史的価値の高さから国宝にも指定されています。こちらの屏風の内容を疑似体験できる「洛中洛外図の世界」も面白いですよ。


米沢市上杉博物館のお隣にある、山形県と米沢市のお土産が集まった「上杉城史苑」もおすすめ。『米沢観るパス』で施設を利用したあと、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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米沢市上杉博物館


住所

山形県米沢市丸の内1丁目2−1


営業時間

①営業時間 

9:00~17:00(入館は16:30まで) 

②定休日 

・5月から11月:毎月第4水曜日 

・12月から3月:毎週月曜日(休日の場合は翌平日) 

・4月:無休 

・年末


利用料金

・一般:410円 

・高校・大学生:200円 

・小・中学生:100円


アクセス

電車: 

JR「米沢駅」から徒歩で約2km

車: 

東北中央自動車道「米沢中央IC」から約4km


駐車場

120台、無料


ウェブサイト

https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi.htm

4. 春日山林泉寺

越後より移転・建立、上杉家ゆかりの人々が眠る


上杉家と直江兼続の菩提寺である「春日山林泉寺」。

最寄駅はJR「南米沢駅」、上杉神社からは南に下った場所に鎮座しています。創建されたのは元和3年(1617)。もともとは上杉氏の本拠地・春日山城の山麓にあった林泉寺。関ヶ原の戦いのあと、米沢に移り住んだ上杉景勝の母・仙洞院が同号の寺院をこの地に建立したとされています。

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境内には数多くのお墓があり、仙洞院や武田信玄の四女・甲州夫人菊姫、徳川家康の養女・鍋島夫人市姫、そして上杉謙信・景勝の重臣だった直江兼続など、上杉家と米沢にゆかりの深い人々が眠っています。

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より深く歴史を理解したいなら、ガイドさんにお願いするのがおすすめ。上杉家が越後から米沢に移った経緯や上杉家にまつわる貴重な品々について解説もしてくれますよ。

春日山林泉寺


住所

山形県米沢市林泉寺1丁目2−87


営業時間

①営業時間 

9:00~17:00 

②定休日 

水曜日(祝日を除く)


利用料金

・境内拝観:100円 

・堂内:300円


アクセス

電車: 

JR米坂線「南米沢駅」から徒歩で約13分


バス: 

市民バス「山大正門駅」または「二中前駅」下車、 徒歩約2分


ウェブサイト

http://yone-rinsenji.com/

5. 酒造資料館 東光の酒蔵

上杉家御用酒屋の銘酒を体感


「東光の酒蔵」は、銘酒「東光」の蔵元である小嶋総本店の酒蔵を改修して造られた東北最大の酒造資料館です。


小嶋総本店のはじまりは慶長2年(1597年)、初代・小嶋彌左衛門が創業した小嶋酒屋に遡ります。やがて上杉家が米沢藩主となり、小嶋酒屋は上杉家御用酒屋として地盤を固めました。現代に至り法人化しましたが、当主の名「彌左衛門」は代々引き継がれ、今は23代目が会長を務めています。


酒造りの工程などに関する展示を行なっていますが、その建物にも注目です。足を踏み入れると、まるで時代を遡ったかのような雰囲気。酒蔵の住居部分は釘を一本も使わず造られており、現代では再現不可能と言われる伝統工法の技が施されています。

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貴重な展示とともに、米沢の水と米が生んだ「東光」の試飲やお買い物も楽しめます。「観るパス」で上杉家の歴史を味わいながら、かつて彼らも舌鼓を打っていた「東光」に酔いしれるのはいかがでしょうか。

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酒造資料館 東光の酒蔵


住所

山形県米沢市大町2丁目3−22


営業時間

①営業時間 

9:00〜16:30 

②定休日 

12月31日・1月1日


利用料金

・大人:310円 

・中・高校生:210円 

・小学生:150円


アクセス

電車: 

JR米坂線「南米沢駅」から徒歩で約16分 

車: 

東北中央自動車道「米沢北IC」から約15分


駐車場

あり


ウェブサイト

http://www.tokonosakagura.com

6. 宮坂考古館

上杉氏から前田氏まで、米沢藩の文化財と歴史に触れる


JR「米沢駅」から徒歩数分。『米沢観るパス』の出発・終着のスポットにおすすめなのが「宮坂考古館」です。初代館長、故・宮坂善助氏が集めた約700点の史料を収蔵。昭和37年に私設として開館して以来、米沢藩や上杉家の歴史を伝え続けています。

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展示されているのは、甲冑や屏風、火縄銃など。例えば、上杉景勝が使っていた「二枚胴の甲冑」や上杉謙信が陣中に立てていたとされる「矢除け屏風の裏張り」、江戸時代の情景を伺える「江戸城下図屏風」など、貴重な史料がたくさん展示されています。

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また、加賀百万石を築いた前田利家の甥であり、上杉景勝の重臣でもあった前田慶次ゆかりの品々も展示。上杉家だけでなく、その家臣の視点からも米沢の歴史に触れられる博物館です。

宮坂考古館


住所

山形県米沢市東1丁目2−24


営業時間

①営業時間 

・4月~9月:10:00~17:00 

・10月~3月:10:00~16:00 

②定休日 

毎週月曜日、祝祭日の翌日、年末年始、臨時休館あり


利用料金

・大人:400円 

・大高生:300円 

・小中生:100円


アクセス

電車: 

JR「米沢駅」から徒歩で約6分


駐車場

あり(無料)


ウェブサイト

http://www.miyasakakoukokan.com/

いかがでしたか?

今回は『米沢観るパス』で利用できる、上杉家ゆかりの施設をご紹介しました。米沢城跡に建てられている「上杉神社」を中心に、各施設が徒歩圏内の場所に点在しています。コンパクトにまとまっているので、移動・見学しやすいのもポイントのひとつです。『米沢観るパス』を使って、あなたも上杉家と米沢市の魅力を味わってみませんか?