田町といえば慶応義塾大学三田キャンパス。大企業のオフィスも軒を連ねるビジネス街でもあります。それに加えて、東京タワーも近く、活気のある商店街もあれば運河もあり……と、魅力あるコンテンツが目白押しの散歩向きの街です。

駅を降りてすぐのところに「西郷南洲・勝海舟会見之地」石碑があるので、NHK大河ドラマ『西郷どん』ファンはぜひ訪れて歴史を感じてみてください。

この記事の目次

慶應義塾大学三田キャンパス 山食

慶應義塾大学の三田キャンパスは、主に文系学部(文、法、経済、商学部)の3、4年生などが在籍するキャンパスです。


キャンパス内にはさまざまな学食がありますが、なかでも昭和12年創業という歴史を持つ「山食」に注目! 名物はなんといってもカレー(320円)。たくさんの野菜をじっくり煮込むところからルゥを手作りしているらしく、口当たりはやさしくまろやかなのに、スパイスの刺激もほどよい……。

親しみやすく家庭的なのに、自分では作れないプロの味!

具もしっかり入っていますが、カツカレー(520円)にすると満足度も急上昇です。学生だけでなく、先生方やOB・OGも同じテーブルについて食事をしているのも学食ならではの光景です。


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西郷南洲・勝海舟会見之地跡

西郷南洲(なんしゅう)とは西郷隆盛のこと。旧幕臣の勝海舟と、討幕派の西郷隆盛は、三田の薩摩藩邸で会談を行い、誰一人血を流すことなく、江戸城は明け渡されることになりました。


現在、JR田町駅近くの三菱自動車本社前に「西郷南洲・勝海舟会見之地」の石碑が建っており、江戸開城に向けて二度目の会見がここで行われたことを伝えています。その会見の様子を描いた彫刻版も設置されているので、戦火を逃れた江戸の町に思いを馳せるのもいいでしょう。

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港郷土資料館

駅からのアクセス良好な港区立三田図書館。この4階に「港区立郷土資料館」があります。港区の歴史や文化に関する資料が常時公開されています。展示は常設展示のほか、「さわれる展示室」や特別展や企画展など、趣向を凝らした展示やイベントも多数。ミンククジラの全身骨格はなかなかの迫力で、伊皿子貝塚遺跡(港区三田の旧三井邸内にあった縄文時代後期の貝塚)に関する展示も充実しています。


また、建物の外にはタツノ式ガソリン計量機(昭和4年製造の手動式ガソリンスタンド)が設置されています。

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慶応仲通り商店街

田町駅前から慶應義塾大学方面に向かう途中に、「慶応仲通り商店街」があります。田町は大企業の本社が多いビジネス街でもあり、学生も会社員も、お昼どきはランチを求める人がこの商店街かいわいにやってきます。居酒屋のランチ営業は料理もガッツリめで、コスパ・ボリュームともに◎。人気店には行列もできるほどです。


もちろん、夜になれば沖縄料理、ホルモン焼き、焼き鳥など、飲めるお店がいっぱい。商店街からはちょっと外れますが、慶大生御用達の定食・居酒屋の「つるの屋」もお楽しみに!

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芝浦運河

東京湾にも近く、港区三田で貝塚遺跡が発掘されたように、田町は海の街です。昔は現在の田町駅あたりまで海岸線が迫っていたそうです。


田町駅の芝浦口から東方向、南方向に歩いていくと、水路に突き当たります。運河の水の流れに沿って、気持ちのいい遊歩道が整備されていて、モノレールが行き交うのが見えたりと、どこを見ても飽きない景色が広がっています。また、運河沿いの遊歩道のあちこちにベンチがあるので、水の流れや海鳥を眺めながらのひと休みスポットにも事欠きません。

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