静岡県中部の2大名産「吉田のうなぎ」と「焼津ミナミマグロ」がガチ勝負を繰り広げるバトルロイヤル・食フェス「うなとろ対決」が、2018年11月10日(土)に開催されました。

吉田町と焼津市、それぞれの地元から7店舗ずつ、合計14店舗が出店。500円から楽しめる絶品料理に朝から長蛇の列ができる大盛況となったイベントの様子を、レポートします!

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静岡の2大グルメを食べ比べ…「うなとろ対決」開幕!

晴天に恵まれ、絶好のイベント日和となった11月10日、静岡県榛原郡吉田町にある「県営吉田公園」で「うなとろ対決」が初開催されました。


公園の入口には「のぼり旗」が秋晴れの空にはためきイベントのワクワク感が高まります。

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イベント開始時刻の10時に到着すると、「県営吉田公園 芝生広場A」は、すでに大勢の人で賑わっていました。

限定メニューを求めて行列ができているお店も。

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会場の入口ゲートから入って左側、赤いテントが「うなぎ出展ブース」です。


静岡県は養殖鰻発祥の地といわれており、大井川河口で養殖する「吉田のうなぎ」は、大正時代からつづく鰻の産地。

身が柔らかく脂ののりもよい鰻として、鰻好きからも高い人気を誇ります。


うなぎ蒲焼串を販売する「静岡うなぎ漁業協同組合」、肝串蒲焼などを取り扱う「まるはい吉田産良質うなぎ研究会」、うなぎ蒲焼弁当の「ヤマカ松本商店」、うなぎ蒲焼たれ焼きそばの「越後屋」など7店が出店し、うなぎ職人が腕によりをかけたイベント限定の創作メニューを提供します。

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反対側の青いテントが「マグロ出展ブース」です。


江戸時代から漁業の町として栄えた焼津。ミナミマグロは南半球の比較的水温の低い海域を回遊するまぐろで、身が引き締まり脂ののりがよいのが特徴です。赤身は癖がなく濃厚な味わいが、脂身(トロ)は上品で脂の嫌味がなく芳醇な甘さがあります。


焼津港で水揚げされるミナミマグロは、すべて天然もの。カマの部位は希少部位であるだけでなく鮮度が重視されることから、県外に出回ることは少なく、地元でもなかなか手に入らないそうです。


南鮪頭身・カマ照り焼き詰め合わせを販売する「秀和水産株式会社」、南鮪丼を提供する「ヤイヅツナコープ」、南鮪カマ焼きの「寿司実本店」、天然大トロ鮪串の「ロックブックワークス」など7店が出店します。

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会場の中央は、テーブルと椅子が並べられた飲食スペース。料理を味わいながら、ゆったりと会場の雰囲気を楽しめる場所です。


一方で「吉田のうなぎ」と「焼津ミナミマグロ」、どちらのブースにも絶えず長い行列ができています。開場から30分で売り切れになったメニューもあったそう。

運営アナウンスより「完売!」「残り100食ほど!」など何度かアナウンスが行われ、状況を把握するのに役立ちました。

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これは「うなとろ戦争」吉田町長が宣戦布告!

オープニングでは、吉田町の田村典彦町長が「マグロのブースに向かっている皆さん、大丈夫ですか!?」と煽り、「これは『うなとろ戦争』です!どっちが美味しいか、どっちが皆さんから愛されているか、決めようではありませんか!」と宣戦布告。


焼津市の中野弘道市長も「焼津の『赤いダイヤ』と呼ばれる貴重なミナミマグロを持って、大井川を渡って天下分け目の決戦に参りました」「顔は笑っていますが、心は燃えています!」「うなぎとミナミマグロ、どっちが美味いかの対決です。戦争体制に入ります!」と意気込みを語りました。

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会場には、地元のゆるキャラである吉田町の「よし吉」と焼津市の「やいちゃん」も応援に駆けつけました。

イベント限定の創作メニューも! 14店舗を食べ比べ&食べ歩き



それでは、会場で提供されているメニューの様子をご紹介します。


新鮮なマグロの大トロが、なんと500円で味わえるロックブックワークスの「天然大トロ鮪串」。

焼き加減はミディアムレア!?表面はカリッと香ばしく、中はふんわりジューシー。とろける食感に、うなぎ派の私も心が揺らぎます…。


サービス商品のため「数量限定」とのこと。昼過ぎには売り切れていました。

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秀和水産株式会社は「南鮪頭身・カマ照り焼き詰め合わせ」を1,000円で販売。どーんと豪快に飾られたまぐろの兜焼きが目を引きます。

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まるはい吉田産良質うなぎ研究会の「鰻肝串蒲焼」は、1本500円。

香ばしい香りに誘われ、「マグロ出展ブース」付近まで続く長い行列ができていました。

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「鰻きざみ弁当(1,000円)」は、午前中に売り切れに。急遽、追加の予約販売を受け付けていました。


13時ごろに、私もようやくゲット!皮が柔らかく、たっぷり脂ののったうなぎの蒲焼を贅沢に使用した「鰻きざみ弁当」がこの値段で味わえるなんて…。感動しかありません。

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うなぎエキス入りの「うなぎコーラ」と、静岡の港町をイメージした地サイダー「魚河岸サイダー」の販売も。飲み物はこの他にも、ペットボトル入りのお茶を取り扱うブースや、公園の自動販売機で購入できました。

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昼ごろには完売するお店が続出。「焼津ミナミマグロ丼」や「南鮪トロカツ丼」などは、あっという間に売り切れてしまったようで、一目見ることも叶いませんでした…。

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追加分を用意して予約販売する店舗もありました。

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お手洗いは、公園内のトイレを使用。会場の入口手前と、会場の奥の2か所にあります。トイレットペーパーも用意されていて、とてもキレイでした。混雑もありません。トイレのそばには、飲み物やアイスクリームの自動販売機が設置されています。

愛を叫んで「うなとろ対決」勝者は…!?

会場では「愛を叫ぶ!大声コンテスト」が開催され、「うなぎ愛」「ミナミマグロ愛」どちらの声が大きいかを競いました。参加者には先着で特製「吉田うなぎカレー」「焼津まぐろカレー」(レトルト)をプレゼント。

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うなぎ派が「うなぎ、毎日食べたーい!」と絶叫すれば、まぐろ派も負けじと「まぐろのカマをほじくるのが大好きだー!」と叫んでいました。大人から子供まで「うなぎ愛」「ミナミマグロ愛」を叫んだ熱い戦いの結果は…。

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「吉田のうなぎ」4,254デシベル、「焼津ミナミマグロ」3,570デシベルで、「吉田のうなぎ」が大声コンテストの勝者となりました。

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いかがでしたか?

天候に恵まれ、初開催にもかかわらず大賑わいとなった「うなとろ対決」の様子をご紹介しました。


イベント以外でも「吉田のうなぎ」と「焼津ミナミマグロ」を味わえるお店がたくさんあるので、ぜひ静岡を訪れてみてくださいね!