下北沢といえば、古着の街。商店街にはたくさんの古着屋が立ち並んでいます。

私は大学生の頃、古着にはまっていたので、講義が終わったあとはよく下北沢に足を運んでいました。目をキラキラさせながら、とっておきの一枚を掘り出していた日々。

今回は、そんな思い出深い街・下北沢でよりみち散歩をしました。

この記事の目次

■自分らしく着飾る「HAIGHT&ASHBURY」

下北沢駅北口から歩いて3分ほど。まず向かったのは、大きな赤いハイヒールが特徴的な古着屋「HAIGHT&ASHBURY(ヘイト&アシュバリー)」です。階段を上がった2階にあります。

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今年で26周年を迎える、歴史の長い店舗。


1800年代から近年の古着を集めており、アメリカやヨーロッパなどの海外から買い付けをしています。学生さんから年配の方まで幅広い層に愛されていて、リピーターは数多し。芸能人やスタイリストも御用達です。


そんなHAIGHT&ASHBURYのコンセプトは、おもちゃ箱をひっくり返したような空間とのこと。

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店内の中央に鎮座するのは、見上げるくらい大きなキノコのオブジェ。


一点もので着こなすのが難しい古着。選ぶのに困っても、フレンドリーなスタッフがトレンドや普段の生活に合わせてスタイリングを提案してくれます。

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そして、ヴィンテージコーナーの奥には、ウエディングドレスまで!グッと惹きつけられる魅力を醸し出す形。そして、愛されながら時代を渡り歩いてきたことが感じられる、やさしい色合い。


運命の一着に身を包んで、特別な日の、特別な気持ちを彩れたら…。そんな妄想にふけってしまいました。

■見とれてしまうようなシャッターアート「下北沢一番街商店街」

次に向かったのは、「下北沢一番街商店街」。

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ここでは、商店街の店のシャッターに描かれた、シャッターアートを楽しめます。

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もともとシャッターへの落書きが続出していた中、「落書きを消すのではなく、アートを描いてしまおう」という思いから、2003年に取り組みが始まりました。


「シャッターに絵を描きたい」という美大生やデザイナーたちが、夜な夜なボランティアで描いているのだそう。

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どれもクオリティーの高い作品ばかりで、ずっと見ていても飽きません。よりみちした先でアートを鑑賞できるなんて、なんだか得した気分ですよね。

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たくさんのシャッターアートをじっくり鑑賞したいなら、店が閉まっている時間帯がオススメ。

■24時間ネバネバが楽しめる「納豆工房せんだい屋」

同じく下北沢一番街商店街の中にあるのは、「納豆工房せんだい屋」。


なんとこの店、納豆の自動販売機を設置しているのです。

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納豆の自動販売機なんて、人生で初めて出合いました。せっかくなので、購入してみることに。


選んだのは、「梅たっぷり納豆」(200円)。実は私、大の梅好きなのです。コンビニエンスストアに入ったら真っ先に向かうのは干し梅のところだし、カバンの中にはカリカリ梅を常備しているし。


というわけで、ゲット!

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には、納豆や細かく刻まれたカリカリ梅、かつお節・のり・ねぎが入っていました。


納豆の粒は大きく、大豆の味がしっかり出ています。その中に、カリカリ梅の酸味が加わって、箸が止まりません…!

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そして、店内には納豆が販売されているコーナーと、イートインスペースがあります。


イートインスペースでは、納豆食べ放題が開催されています。納豆好きにはたまりませんね♪

■梅好きは発狂寸前!?「m:ume 梅LABO」

梅たっぷり納豆が食べられたことにルンルン気分で歩いていると、私の視界の中に、「梅」の文字が入ってきました。


看板を見上げてみると、

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「m:ume 梅LABO(ミューム ウメラボ)」がありました。和歌山県みなべ町のアンテナショップとのこと。


「うっっっ、梅だ………………!!」


梅好きの血が騒ぎ、気がつけば入店。

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店内には、たくさんの梅たちと試食が並んでいます!こんな天国が下北沢にあったなんて。


何度もなんども試食して、結局よりみち散歩のオトモにこちらを購入。

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「おひとつどうぞ 梅しあがれ」(400円)と、「わたしの家は梅農家」(84円)です。


後ろ髪引かれながら店を出て、早速「おひとつどうぞ 梅しあがれ」を食べてみると、濃厚で歯ごたえがある干し梅のしょっぱさが、歩き疲れた体に染み渡ります…。


そして、すかさず「わたしの家は梅農家」も食べてみると、大粒の梅干しが口いっぱいに広がり、とても濃厚!手元にたくさんあったら、無限に食べてしまいそうなくらい危険なおいしさでした。

■ほっこりカレーで胃袋を満たす「北沢カレー食堂 茄子おやじ」

最後は、下北沢駅に戻って南口から徒歩4分ほど。よりみち散歩でペコペコになったおなかを癒やすためにやってきたのは、「北沢カレー食堂 茄子おやじ」。

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下北沢は、古着だけでなくカレーも有名です。茄子おやじは、1990年に創業し、今年で28周年を迎えます。


ほっこりするカフェのような、オシャレな店内。夜は弾き語りライブなど、音楽のイベントもやっているそう。


木目調がステキなテーブル席と、

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心を癒やしてくれるような色合いのカウンター席があります。

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カレーは、「ちきん」「びーふ」「やさい」「きのこ(平日のみ)」「スペシャル(ぜんぶ入り)」の中から選べます。


この日は特別に、楽しかった下北沢のよりみち散歩を締めるのにふさわしい「スペシャル(ぜんぶ入り)」(1200円)をチョイスしました!

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かた茹でのゆで卵が、カレーの中心でキラキラと輝いています。ほかにも、ブロッコリーや茄子、チキン、ビーフ、トマトといった大きめの食材がゴロゴロ。花型にくり抜かれたにんじんが、かわいらしさをプラス。


早速食べてみると、スパイシーながら、その奥にやさしさが感じられます。野菜の甘みが溶け込んでいて、チキンやビーフはほろほろと柔らかい。


長い間、多くの人々の胃袋を満足させてきた茄子おやじ。これからも下北沢の人々に愛されていくのでしょう。

■「下北沢」の古着屋とカレーで充実したよりみち散歩を!

最後は、茄子おやじのほっこりカレーで幕を閉じた下北沢のよりみち散歩。1店舗1店舗がしっかりと主張する個性的な街なので、歩いていると面白いスポットが見つかるかもしれません。今回ご紹介した古着屋は「HAIGHT&ASHBURY」だけですが、ほかにも数え切れないほどたくさんあります。この街に漂うカレーの香りを嗅ぎながら、ふらっと古着屋を巡るのも楽しいでしょう。