銀座線で浅草のお隣、田原町。浅草寺や浅草六区などの歓楽街へのアクセスも良好で、街の賑わいはほどよく、街並みも落ち着いた大人向きの街です。
駅周辺というよりも、ちょっと歩いたところに見どころが散らばっているので、時間に余裕があるときにあちこちぶらりと歩いてみてください。

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かっぱ橋道具街

もともとは、大正初期に道具商や古物商が店を構えたのがはじまりで、およそ800メートルの通りに、飲食店開業・経営に関する商品を扱う専門店がズラリ。


厨房機器や看板、ちょうちんなど、基本的にはプロ向けですが、個人でも買えるアイテムも。「その発想はなかった!」とうならさせる調理の便利グッズや、料理が映えるうつわ類などを見ているうちに料理への情熱が高まること間違いなし! また、食べられないとわかりながらもおいしそうな食品サンプルも人気で、本格的なものは予算オーバーでも、ミニチュアサイズのものなら安く買えます。

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池波正太郎記念文庫

浅草ゆかりの小説家・池波正太郎。こちら『池波正太郎記念文庫』には、池波正太郎の書斎の復元や、作品に関するさまざまな資料などが展示されています。中には、戦前に発行された本や自筆の原稿や絵画など、貴重な品々も含まれます。企画展や講演、講座などのイベントも行われているので、池波ファンはぜひ訪れてみてください。


台東区立中央図書館に併設されており、こちらの図書館も地域資料が充実しているので、散歩の資料収集にも使えます。残念ながら内部の撮影はNGなので、外観の一部のみご紹介いたします。

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パンのペリカン

田原町といえば、昭和17年創業の老舗ベーカリー『パンのペリカン』。菓子パンやおそうざいパンなどは一切なく、食パンとロールパン中心と潔い。そして、自社工場で数量限定製造のため、午前中で売り切れ終いとなってしまう日もも珍しくありません。散歩ついでに買っていけるようなお店ではないので、事前に電話予約をしてから行きましょう。


筆者は、西浅草の『オンリー』という喫茶店でペリカンのパンを食べてファンになりましたが、聞くと、浅草を中心に「パンはペリカンでないと!」というこだわりを見せるカフェや喫茶店があるそうです。2017年には『パンのペリカンのはなし』(二見書房)という本が出版され、南に徒歩2分のところに『ペリカンカフェ』(台東区寿3-9-11)がオープンするなど、人気は加速中です。

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太鼓館

文久元年(1861)創業の太鼓や神輿の製造・販売・修理・レンタルなどを行う『宮本卯之助商店』。本店と西浅草店があり、こちら西浅草店の4階には、『太鼓館』があり、国内外の太鼓や打楽器をおよそ600点も収蔵しています。展示品の中には実際に叩くことのできるものもあります。そのほか、伝統芸能のワークショップや教室などの開催もあるので、興味がある方は公式サイトをご覧ください。


太鼓ももちろん魅力的なのですが、衣装や半纏などの祭り衣装や小物類も魅力的。お祭り大好きな浅草っ子の粋を感じさせる品を、お一ついかがでしょうか。

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蛇骨湯

外観はそっけない感じですが、なんと江戸時代から続く歴史ある銭湯が「蛇骨湯(じゃこつゆ)」です。この近くに蛇の骨のように曲がりくねった「蛇骨長屋」があったことが屋号の由来といわれています。基本的には地元の人や近隣にお勤めの人御用達となっていますが、ガイドブックやスマホを見ながら訪れるバックパッカーや外国人ツーリストも増えています。


お湯は、東京の温泉(沸かし湯)らしい黒褐色。サラっとした感触で肌への当たりがやわらかく、体の芯まで温まります。浴槽は富士山の壁画を眺めながら入れる内風呂に加え露天風呂や水風呂もあります。


タオル、シャンプー、石鹸、歯ブラシつきの手ぶらセット(140円)が便利ですよ!

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