浅草は日本を代表する観光地。仲見世を通って浅草寺でお参りをして……というお決まりのコースは何度行っても楽しいものです。観光地はどこも賑やかで、あらゆるところに魅力的な飲食店やショップがあるので、地方から遊びに来た友だちや海外のゲストを連れて行くのにもいいところですね。
ここでは定番スポットを中心に、“人に語れるうんちく多め”でお届けいたします!

この記事の目次

仲見世通り

仲見世通りは単なる賑やかな商店街ではありません。れっきとした浅草寺へのお参りの道、表参道です。そして、こちら浅草の仲見世は江戸時代から続く、日本で最も古い商店街の一つです。


江戸の人口増加にともない浅草寺への参拝客が増え、浅草寺境内の掃除を担当した人々に対し、境内や参道上に出店営業の特権を与えたのがはじまりです。ちなみに、仲見世の「見世」とは、建物を構えず商品を並べて売るスタイルのことです。


のちに、明治18年(1885)には政府によって赤れんがの店舗に建て替えられましたが、関東大震災で壊滅したため、現在の鉄筋コンクリート造りの商店街に生まれ変わりました。

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浅草寺

都内最古の歴史を持つお寺です。お寺なので、お参りするときは「二礼・二拍手・一礼」は必要なく、手を合わせるだけでよいです。仲見世通りから入って左にある五重塔はもともと右にありました。戦災で壊滅したものを左側に再現したからです。


浅草寺のご本尊は、聖観世音菩薩(せいかんぜおんぼさつ)像です。西暦628年の飛鳥時代に、漁師兄弟が隅田川で観音像を網ですくいあげ、それをお祀りしたのが浅草寺のはじまりという言い伝えがあります。そして、そのご本尊様は浅草寺の歴代住職でさえ見たことがないほどの秘仏として現代まで大切にされています。

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浅草神社

浅草寺ほど混んでいませんが、神聖な空気に満ちたパワースポットが浅草神社。また、江戸三大祭に数えられることもある「三社祭」は、浅草神社の祭礼です。


浅草神社は、明治時代の神仏分離令により切り離されるまでは浅草寺とほぼ同一視されており、浅草寺のはじまりにかかわる漁師兄弟と、兄弟がすくいあげた仏像を観音菩薩と見抜いた人物の3人を祀っていることから「三社権現」と呼ばれていました。だから三社祭なのです。

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銀座線浅草駅の地下商店街

東京メトロ銀座線浅草駅の「松屋・隅田公園方面」改札を抜けると、何やら怪しげな商店街が広がります。こちらは、地下商店街としては日本最古。お店は立ち食いそば、焼きそば、ディスカウントストア、整体、占いなど……。


雑然としているけど、なんとなく落ち着くこの感じ!


お店は入れ替わりがあるらしく、以前に入居者募集の広告を見たことがあります。たしか、賃料は8万円ぐらいでした。ちなみに、高円寺に開店したベトナム料理店『オーセンティック』はこの商店街に移り、怪しげな雰囲気ともよくマッチし人気に火がついたところで、さらに千葉の松戸へと移転してしまいました。残念。

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最近人気があるのは壁一面にカップ酒をディスプレイした「NINJABAR」でしょう。忍者の格好をしたスタッフが接客をしてくれます。これは外国人にウケるはず……!

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まるごとにっぽん

インバウンド需要がますます盛り上がる浅草に、2015年に誕生した新名所「まるごとにっぽん」。「風土巡礼」をテーマに地域を限定せず日本全国からローカルフードや地方ブランド商品を集めています。


建物は4階建てで、


◆1階は「にっぽん食市場」と題して、23店舗のローカルフードが大集合。

◆2階は「くらしの道具街」。15店舗が参加し、伝統技術を活かした生活雑貨がそろいます。

◆3階は「たいけん広場」。“旅の窓口”がテーマ。移住・観光をテーマにした冊子が自由に閲覧できるスペースが設けられています。また、郷土料理レシピを教えてもらえる料理スタジオなども。

◆4階は「ふるさと食堂街」。7店の飲食店入店するレストランフロアです。


食べて、買って、学んで、日本の地方の魅力を再発見いたしましょう!

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