「一生に一度は善光寺参り」と言われるほど有名な、長野市の名刹「善光寺」。長野駅から善光寺の表参道、善光寺境内、古民家のリノベーションが進む門前町をよりみち散歩したので、その様子をご紹介します。善光寺表参道イルミネーションなど、最新のイベント情報もチェックしてみてくださいね!

この記事の目次

長野電鉄 長野駅から権堂駅へ

きっぷを買って、3分間のローカル鉄道旅!

JR長野駅に到着したら、まずは北信州のローカル線・長野電鉄に乗って2駅の権堂駅へ。表参道をぶらぶら歩きながら、善光寺を目指したいと思います。お急ぎの方は、1駅先の善光寺の最寄り駅「善光寺下駅」の利用か、JR長野駅からバスで行くのが便利です。


長野電鉄はSuicaなどのICカードが使えないので、券売機で切符を購入。改札で駅員さんにスタンプを押してもらって入場します。

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権堂駅のすぐ近くには、2018年6月にオープンしたばかりの人気のカフェ「フルーツ&ブレッド サンチ」があるので、ここで軽めの食事もいいかもしれませんね。長野県産の素材にこだわったパンが美味しすぎるサンドイッチは、食事系も甘いサンドイッチも絶品です。

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権堂商店街

昔ながらの商店街、アーケードを通って表参道へ

権堂駅からは、アーケードが架けられた「権堂商店街」の中を通って善光寺表参道へ。観光客向けではない昔ながらの商店街の、素朴な雰囲気が魅力的です。


商店街を抜け、表参道である「中央通り」に出たところにセブンイレブンがあります。この先コンビニがとても少ないので、ここで用事を済ませるのがおすすめです。

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ゆるやかな上り坂になっている表参道「中央通り」を、善光寺の方に進んでみましょう。古い建物が残る石畳の道は、まるで映画のセットのような雰囲気です。通り沿いには、美術館の「北野カルチュラルセンター」や、歌舞伎座風の演芸場「北野文芸座」、蕎麦屋、カフェやスイーツのお店などが並んでいます。景観に配慮して1階部分が和風にデザインされた高層マンションや、大正時代の建物もあり、見ていて飽きません。

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忍者大門

子どもから大人まで楽しめる、珍しい忍者の店

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通り沿いには、チビッ子忍者村 善光寺大門店「忍者大門」という、忍者の店も。忍者服のレンタルや、ゴム手裏剣を投げて遊べる的当てゲーム、忍者になって石垣を登れるボルタリングコーナーなどがあります。入り口では忍者風スイーツの販売も。模造刀や手裏剣などの忍者グッズや、戦国武将にちなんだアイテムも取り揃えており、子どもから大人まで楽しめそう。

善光寺門前エリア

郵便局にカフェ…絶対に立ち寄りたい有名店が続々!

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「大門」の交差点を抜けると、街並みが徐々に賑やかさを増していきます。レトロな「善光寺郵便局」や、270年以上続く老舗の七味唐辛子店「八幡屋礒五郎」、国の登録有形文化財となっているレストラン・結婚式場の「THE FUJIYA GOHONJIN」(旧 御本陳藤屋旅館)、パンケーキと夏場のかき氷が有名な「パティスリー HEIGORO 本店」、栗菓子や栗おこわで知られる「竹風堂善光寺大門店」など、長野市に来たら絶対に立ち寄りたい有名店が集結しているエリアです。

善光寺郵便局

元旅館、レトロな郵便局で「風景印」を

元旅館のフロント部分を改修した「善光寺郵便局」。

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旅行の記念に、絵柄の入った消印「風景印」をもらうのはいかがでしょうか。料金は切手代のみで、その土地ならではの「小さな芸術作品」を持ち帰れますよ。

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善光寺郵便局の風景印は、善光寺本堂と長野駅前の観音像がデザインされています。

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パティスリー平五郎 HEIGORO 本店

まるでパリ!? とろける食感のスフレパンケーキが人気のカフェ

レトロモダンなカフェスペースで、ケーキセットやコーヒーを楽しめる「パティスリー平五郎 HEIGORO 本店」。まるでパリにいるような、豪華ながらも落ち着いた内装です。

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人気のスフレパンケーキは、ふわふわでとろける食感。夏は、信州の天然水の氷を使った特製かき氷が有名です。焼き菓子やチョコレートの販売もあり、お土産にもよさそうです。

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横町カフェ

七味唐辛子店「八幡屋礒五郎」が手掛けるカフェ

江戸時代より270年以上続く老舗の七味唐辛子店「八幡屋礒五郎」。店頭では、創業以来の定番商品「七味唐からし」をはじめとする各種七味やチョコレート、七味マカロン、スパイス・ジェラート、ハンドクリームなどのコスメまで、スパイスに関係したあらゆるものを扱っています。

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八幡屋礒五郎の店内奥にある「横町カフェ」では、スパイスの風味を大切にしたオリジナルカレーや信州産素材を使ったデリプレート、スパイスを使ったスイーツなどを提供しています。


「3種の横町カレー」は、「黒カレー(信州牛ゴロゴロ)」「赤カレー(バターチキン)「緑カレー(ベジタブル)」の3種類を食べ比べられます。「黒カレー」は、口に含んだ瞬間は甘いですが…後から来る辛さに涙が止まりません!辛いものが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。

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卓上には「スパイス・セット」が用意されていて、風味の変化を楽しめます。

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善光寺表参道

長野駅前から善光寺まで全長約1.8kmにわたる善光寺表参道の並木をイルミネーションで彩る「善光寺表参道イルミネーション」が毎年12月に開催されます。

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善光寺本堂や山門もライトアップされ、蓮の花をモチーフにした光と音の幻想的な世界が広がります。アート展や演奏会などのイベントも予定されています。

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長野市の「光」フォトコンテストも同時開催中!


募集テーマは、「長野市の素敵な光をテーマにした写真」。

入賞者には豪華商品をプレゼント!たくさんのご応募をお待ちしております。


応募期間

2018年11月23日〜2019年2月17日


応募方法や詳細はこちら

https://loconavi.jp/contests/43

仲見世通り

仁王門から山門にかけて、参道脇に宿坊や飲食店、土産物屋などが約60店ほど連なっています。

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迫力ある阿形と吽形の仁王像が参拝者を迎え入れる「仁王門」には、善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。

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仲見世通りには、信州産りんごを使ったカスタードアップルパイ専門店の「信州りんご菓子工房 BENI-BENI」や、みそソフトクリームと焼むすびが人気の「すや亀」、おやき屋さんやそばクレープのお店など飲食店が多く、おいしそうな匂いが漂っています。長野ならではのグルメを食べ歩きしてみてはいかがでしょうか。

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善光寺境内「六地蔵」「ぬれ仏(延命地蔵)」

「仲見世通り」を進んでいくと、右手に地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の6つの世界で我々衆生を救ってくださる地蔵菩薩様「六地蔵」や、江戸の大火を出したといわれる八百屋お七の霊を慰めたものという伝承が伝えられている「ぬれ仏(延命地蔵)」が見えてきます。その先の山門をくぐると、いよいよ本堂です。

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善光寺山門

どっしりと優美な「善光寺山門」、額に隠された秘密とは?

どっしりと優美な構えを見せる善光寺山門(三門)は、江戸時代中期に建立された歴史ある門で、国の重要文化財に指定されています。2002年より平成の大修理が行われ、2007年12月に建立時の姿が復原しました。修復完了後に、約40年ぶりに二階への登楼参拝が再開。二階からは、善光寺平を一望できます。

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「善光寺」の額には鳩が5羽描かれているので、じっくり眺めてみてください。また、「善」の字が牛の顔に見えるともいわれています。

善光寺本堂

国宝「善光寺本堂」、厳かな「お朝事」も

「牛に引かれて善光寺参り」で有名な善光寺は、約1400年の歴史を持つ無宗派の寺院です。誰でも分け隔てなく受け入れる庶民の寺として親しまれており、国内外から年間約600万人もの参拝者が訪れます。江戸時代中期を代表する仏教建築「善光寺本堂」は、国宝に指定されています。


本堂内部には、病人が患部と同じところを触れることで治していただく信仰がある「びんずる尊者」や、真っ暗な回廊を巡る「お戒壇巡り」、地蔵菩薩・弥勒菩薩、閻魔像など、さまざまな功徳をもつ仏像など多くあります。


善光寺で体験したいのが、日の出とともに本堂で始まる法要の「お朝事(あさじ)」。お朝事の前後には、参道にひざまずく信徒の頭をお導師が数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式があります。ぜひ善光寺周辺に宿泊して早起きして、厳かな「お朝事」を体験してみてください。

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2月には、善光寺を五輪カラーでライトアップする「長野灯明まつり」も。五色に浮かび上がる善光寺や、表参道を灯す光の道が幻想的です。


また、4月~11月の毎月第2土曜日には、境内にて手づくり市「善光寺びんずる市」が開催されているので、参拝と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

藤田九衛門商店

空き家をリノベーション、門前町の個性的なお店巡り

善光寺を参拝したあとは、善光寺界隈の門前町を散策。このエリアは、空き家だった古民家をリノベーションした個性豊かなレストランやカフェ、ゲストハウス、ギャラリー、和菓子店などが続々とオープンし、活気にあふれています。

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木造2階建ての民家を改築した鯉焼き専門店の「藤田九衛門商店」では、鯛焼ならぬ「鯉焼き」を販売。地元産の花豆を使用した餡や、躍動感ある鯉のデザインなど、細部にこだわりを感じます。


12月〜2月は7:00から、3月〜11月は6:30から開いているので、「お朝事」のあとに立ち寄るのもよさそう。売り切れ次第終了。お土産にもぴったりです。

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KANEMATSU

ビニール工場として使われていた蔵を活用したシェアオフィス「KANEMATSU」。1階には天井まである本棚に囲まれた古書店「遊歴書房」があり、コーヒー専門店のオープンが予定されています。

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街歩きに役立ちそうなパンフレットが置かれたコーナーも。

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ぱてぃお大門

古きよき蔵の街並みを現代感覚を盛り込んで再生させた商業施設「ぱてぃお大門 蔵楽庭」。「小さな旅気分を味わえる」をコンセプトに、飲食店やショップ、ギャラリーなど約15店舗が集まっています。

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飲食店は、自家焙煎したコーヒーと手作りワッフルが楽しめる「森乃珈琲店 曇り時々晴れ」や、和の要素を織りまぜたイタリアンとフレンチを提供する「イタリアン・フレンチ リストランテ カンパネッラ」、長野市のタウン情報誌・ながの情報NEXTの編集室を併設した「カフェ+まち案内 えんがわ」など10店舗があり、ランチやカフェタイムに利用したいですね。

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石畳の中庭にはベンチがあって、散策の合間の休憩にぴったりです。さまざまなイベントも開催されています。

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善光寺ぷりん

毎日500個以上を完売する人気で、善光寺の新定番土産として選ばれている「善光寺ぷりん」。2018年6月にオープンしたばかりの新名所で、連日行列ができているそう。

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お茶室と茶庭が併設されたプリン専門店で、お土産の購入だけでなく、カフェとして利用するのもよさそうです。

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いかがでしたか?

古刹「善光寺」や食べ歩きが楽しい「仲見世通り」、古民家のリノベーションが進む門前町、地元密着型の商店街、最新のお土産スポット、イルミネーションなど、古いものと新しいものが共存する善光寺周辺の街歩きの様子をお伝えしました。


古い街並みを残しながらどんどん進化している長野・善光寺エリアで、よりみちを楽しんでみてはいかがでしょうか。