雨や寒い日は屋内にいたいと思う人も多いのではないでしょうか?
今回は、屋内で楽しく遊べる大阪のデート・おでかけスポットを紹介していきます!
この記事の目次
なんばグランド花月
年中無休で笑いを提供中!
大阪市中央区にある「なんばグランド花月」はお笑い、喜劇専門の劇場です。大阪といえばお笑いというイメージが強いですが、ここなんばグランド花月では昼も夜も漫才・落語の公演を行なっています。あの有名な吉本新喜劇もなんばグランド花月で毎日公演されています。
なんばグランド花月は老朽化に伴いリニューアル工事も行われており、2017年には耐震補強工事やテナントの一新、劇場入口や楽屋内装のレトロ調化、展示コーナーの新設なども行われ、常に新しい安全な状態で集客をしています。なんばグランド花月の建物の前では人気キャストの着ぐるみが宣伝活動をしていることもあり、一緒に写真撮影をすることもできます。
なんばグランド花月のすごいところは、なんと年中無休で毎日公演をしているところです。テレビでお馴染の大御所から人気若手芸人まで週替わりで出演しているので、多種多様なお笑いを楽しむことができます。実際でテレビで見るのとは違うお笑いの空気感をぜひ劇場で味わってみてくださいね!

大阪市立美術館
8,400件を超える館蔵品を誇る美術館
「大阪市立美術館」は天王寺動物園と同じ天王寺公園内にある美術館です。大阪市民が優れた美術文化に接することで生活が潤うこと、そして美術家の活動を応援することを目的として、昭和11年5月に開館されました。大阪市立美術館の敷地はもともと住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園である慶沢園とともに大阪市に寄贈されたものです。
美術館は地下2階〜地上3階まであります。設立当初の本館に加え、平成4年に新設された地下展覧会室からなります。本館陳列室には、特別展やコレクション展示を開催しています。常設展示では日本・中国の絵画・彫刻・工芸など8,400件をこえる館蔵品と、社寺などから寄託された作品が展示されています。中には国宝や重要文化財に指定された作品も含まれています。
大阪市立美術館はその建物の外観や内装の美しさも魅力のひとつです。特に入り口のホールにあるステンドグラスやシャンデリアは非常に美しく、その空間にいるだけで気持ちが高揚します。期間限定の特別展示なども随時行われているので、ホームページなどで何の展示をやっているかチェックして訪問するのがおすすめです!

海遊館
夜の海遊館はデートにぴったり!
関西を代表する水族館である「海遊館」。常設展示の他に、各種イベントや企画展なども開催されています。大人気のジンベエザメをはじめ、多くの魚たちが泳ぐ水槽や、自然を体感するエリアなど、見所がたっぷりです。
毎日開催されている人気のイベントが生き物たちのお食事タイム。生きものたちのお食事にあわせて、専門のガイドや水槽の中の飼育係員が楽しく、詳しく解説してくれます。カマイルカやカピバラ、アシカなど人気の動物たちのかわいい姿を見られますよ。子供連れのファミリーにはおすすめなイベントです。
デートにおすすめなのが、「夜の海遊館」。毎日夕方5時からは比較的空いているので、ゆっくりした時間を楽しみたいカップルにはぴったりです。海遊館で楽しんだあとは世界最大級の観覧車「天保山大観覧車」でゆっくり夜景を見るのもロマンチックですよ。

関西国際空港
1日遊べる空のテーマパーク
関西国際空港(以下 関空)って実は乗り降りの場所だけじゃなく、観光スポットとしても魅力的なのはご存知でしたか?特に「関空展望ホールスカイビュー」は飛行機好きにぴったり。第1ターミナルから無料バスですぐに立ち寄れます。
3階には空港をテーマにした「スカイミュージアム」があり、関空の歴史や空の仕事などを体験学習。なかでも、実寸大のコックピットに乗って飛行機の操縦ができるフライトシミュレーターはイチオシ!本物さながらの計器を操り、パイロット気分を味わうことができますよ。
そして、空港といえば飛行機の離発着。4・5階にある展望デッキでは、頭上をかすめるように飛ぶ迫力満点の離発着が味わえます。夜には滑走路がライトアップされ、ロマンチックな夜景スポットとして楽しめるのもポイントです。
他にもエントラスホールには機内食が食べられるレストランや、航空関連グッズが並ぶショップなど面白いスポットは盛りだくさん!関空を利用した際は、ぜひこちらも立ち寄ってみてください。

カップヌードルミュージアム 大阪池田
朝ドラ「まんぷく」でも話題!
チキンラーメンやカップヌードルの発祥地。実は、「大阪・池田市」だと知っていましたか?発明したのは、インスタントラーメンの父「安藤百福」。彼の足跡を辿れると共に、チキンラーメン・カップヌードルを自分で作れる施設が「カップヌードルミュージアム 大阪池田」です。
昭和33年(1958)、池田市の自宅裏庭に立てた小さな小屋。世界で初めてのインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生します。1日平均4時間の睡眠で丸1年間、たった一人で研究を続けた安藤百福。発売当時は「魔法のラーメン」と評され、大人気となりました。さらに、国を超えて食べられている「カップヌードル」に続き、宇宙食ラーメン「スペース・ラム」も開発。世界中にあるインスタントラーメンの元祖は、まさに池田市からはじまったのです。
施設内にには、開発物語を記したパネルやシアター、安藤百福の語録、全世界のインスタントラーメンなどが展示。また、オリジナルのチキンラーメン・カップヌードルを作れる施設もあるので、子供から大人まで楽しめる内容です。横浜市にもあるカップヌードルミュージアム。是非、発祥の地でインスタントラーメンの魅力と安藤百福の歴史に触れてみてください。

司馬遼太郎記念館
蔵書数は約2万冊!
『竜馬がゆく』『功名が辻』など数多くの名著を生み出して来た歴史文学の巨匠・司馬遼太郎の精神を伝えるため、その自宅と隣接して作られた記念館。建築家・安藤忠雄の設計により2001年に完成し、司馬氏のファンはもちろん一般の方にとっても大変興味深い施設になっています。
圧倒されるのは約2万冊をも収めた高さ11mもの大書架。頭上高くまでずらりと並べられた本たちは美しく、司馬氏の足跡をじっくりと感じ取ることができます。著作だけでなく、司馬遼太郎の書斎を再現した書斎を窓越しに見ることができる場所も。推敲に使われた色鉛筆や万年筆などもそのまま見ることができ、当時の仕事風景が目に浮かぶようです。
書斎の前には司馬氏の愛した雑木林をイメージした小さな庭園もあり、心地よい風と四季折々の植物を楽しめるのも魅力のひとつ。記念館のコンセプトは”見る”というより、感じたり、考えることだそう。作家の世界を感じながら、心静まるひとときを是非こちらで過ごしてみてください。

BOOK AND BED TOKYO 心斎橋店
本好き必見の新スポット!
「泊まれる本屋®︎」をコンセプトに、内装を「INTENTIONALLIES」、ブックセレクトを「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」、併設するカフェのメニューの共同開発を「sour」、グラフィックデザインを「Soda design」が担当する、訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットとしたホステル「BOOK AND BED TOKYO」の第6店舗目が2018年12月13日大阪・心斎橋にオープンしました。
泊まれる本屋として宿泊もできますが、デイタイムプランもあります。心斎橋店では、黒をテーマカラーにしたメニューで人気の「BOOK AND BED TOKYO」のカフェ「by BOOK AND BED TOKYO」が併設されています。
ブラックラテ、ブラックコーヒーゼリーミルクなど「by BOOK AND BED TOKYO」黒を基調としたレギュラーメニューに加え、京都・裏寺町で人気の、フレッシュフルーツを贅沢に使った人気サワー専門店「sour」と共同開発した、溢れるブラックフルーツサンドなど、心斎橋店限定のフードも提供します。
また、提供するコーヒーは大阪未上陸の「Coffee Supreme」の豆を使用。11:00から20:00までの営業で、宿泊者以外の利用および持ち帰りも可能です!


国立民族学博物館
文化や生活様式からみえてくる、世界各国の知られざる魅力
万博記念公園内にある「国立民族学博物館」。昭和52年(1977)に開館して以来、「みんぱく」の愛称で親しまれています。
館内は、大きく「地域展示」と「通文化展示」の2種類に区分。地域展示では、オセアニアやアメリカ、アフリカ、アジアなど、それぞれの国々に根付く文化や生活様式などを体感。例えば、オセアニアエリアでは、海に囲まれた地域だからこその優れた航海術を学べます。また通文化展示では、特定のジャンルに関する品々を展示。2018年現在では、音楽と言語について学ぶことができます。
世界から集められた約28万点の収蔵品。各国の社会、文化、民族の暮らしぶりなどを通して、まるで世界旅行をしているかのような、非日常の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

大阪日本民芸館
約4,500点の作品に集約、日本の「美」に触れる時間
国立民族学博物館とあわせておすすめなのが「大阪日本民芸館」。日本の文化に宿る芸術性や美意識について、造詣を深めるひと時を過ごせます。
大阪日本民芸館を手がけた日本民藝協会。日本万国博覧会にも「暮らしの美」をテーマに出展。その翌年、昭和46年(1971)にパビリオン(展示館)を引き継ぐ形で大阪日本民芸館が造られました。東京・駒場にある「日本民芸館」を起源とする、西の拠点です。
約4,500点もの貴重な作品を収蔵。民藝運動を提唱した「柳宗悦」の盟友として活動していた、「濱田庄司」や「河井寬次郎」といった名だたる陶芸家たちの「美」が集約されています。
また、館内に併設された「回廊」は休憩ポイントにおすすめ。大きなガラス戸からは日の光がやさしく差し込み、ベンチの腰掛ながら四季折々の風景を眺めることもできますよ。

スキュルチュール江坂
近現代彫刻作品が集まる、都会・江坂のオアシス
地下鉄御堂筋線「江坂駅」から徒歩15分ほど。全国的にも珍しい近現代彫刻作品のみを収集・展示している美術館「スキュルチュール江坂」があります。
平成9年(1997)に開設した、スキュルチュール江坂。展示されているのは近現代ヨーロッパの彫刻家が手がけた作品たちです。例えば、メダルド・ロッソの『病める子』、ヘンリー・ムーアの大理石彫刻『少女の胸像』など、歴史に名を刻んだ著名な作品を観ることができます。

施設内にはカフェも併設されているので、作品を眺めながらの至福な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

いかがでしたか?
今回は、雨の日でも楽しめる大阪のおすすめ室内スポットを紹介しました。大阪にはデートや家族、友達とのおでかけにぴったりな室内スポットがたくさん!あなたもお気に入りの場所を見つけに訪れてみてはいかがですか?