銀座と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、気軽に入れるお店も少なくありません。すべての人がそれぞれの楽しみ方ができることこそ、銀座という街の懐の深さです。コーヒーを飲んで帰るだけ、史跡を見るだけなど、自分なりの視点で歩いてみてください。
そんな中で見つけたお店に最初はおそるおそる入り、忘れられないうちに再訪し……の繰り返しで行きつけにしていけばよいのです。行きつけのお店があれば、散歩はもっと楽しくなる!

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和光

銀座4丁目の交差点に優雅にたたずむ一流デパート「和光」。おなじみの時計塔は、建築家・渡辺仁氏の設計によるもので、昭和7年(1932)年6月に竣工した二代目です。


館内では、時計や宝飾品、紳士・婦人用品から食品まで、ハイクラスのものだけを厳選して取りそろえています。「年配者への贈り物は和光で探せば間違いない」といわれており、歴史と伝統に支えられた信頼があるのですね。また、多目的ホールの「和光ホール」があり、展覧会やイベントなどが行われています。

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ラモ フルータス カフェ

銀座4丁目交差点に威容を誇る商業ビル「GINZA PLACE(銀座プレイス)」。特徴的な外観デザインは、世界的に著名な建築家ユニット」クライン・ダイサム・アーキテクツ」が透かし彫りをモチーフに設計しました。


和光とは交差点を挟んで向かい合う立地から、銀座プレイスの2階以上からは銀座4丁目の交差点を一望におさめることができます。中でも、3階の『ラモ フルータス カフェ』は入りやすく、大きく取られた窓から和光の時計台がバッチリ見えます。メニューは新鮮でフルーツを多用したドリンクやスイーツ類。席数もあるので、待たずに入れます。

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よもだそば

立ち食いそば界の超優等生『よもだそば』。メニューが豊富で、何度訪れても飽きない魅力があります。そして、滋味豊かなそばつゆのだしはなんと化学調味料不使用というから驚いてしまいます。自家製麺ももちろん香り、味ともに◎。


さらに、よもだそばのキラーコンテンツはなんといってもカレー。一般的なそば屋の日本風カレーではなく、なんとかなり本格的なインドカレーが登場します。スパイスをしっかりきかせつつ、トマトや玉ねぎが刺激をやわらげるという絶妙のバランス。ごはんのかたさも理想的。


カレー専門店じゃないのにカレーや“食”に対する情熱がすごい!


そして、300円台から銀座でそばがいただけるなんて感謝しかない。

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カフェーパウリスタ

銀ブラという言葉をご存じですか?「銀座の街ををブラブラ歩く」ではなく、「銀座でブラジルコーヒーを飲む」が正解らしい。その語源となったのが『カフェーパウリスタ』。創業者の水野龍(みずのりょう)氏は、移民としてブラジルに渡り苦心の末大成功を収めましたが、帰国後は私心をもたずにブラジルコーヒーの普及に努めたそうです。


お店は銀座通りに面した新橋寄り。カフェメニューとしては農薬・化学肥料不使用の「森のコーヒー」が人気です。

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銀座ガス灯通り

世界で初めてガスが使われたのは1792年のこと。当時の日本は鎖国をしていたので、諸外国に遅れ明治時代になってから、横浜を経て銀座にも街灯としてガス灯が輝くようになりました。「銀座ガス灯通り」と呼ばれる通りには、当時のガス灯をイメージした街灯が設置されています。本当にガス燃料を使っていた時代もあるそうです。


銀座ガス灯通りは、洋食の『煉瓦亭』やスペイン料理『エスペロ』、グランドキャバレー『白いばら』(惜しまれつつも閉店)など、伝説的な名店がたくさんあります

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