2018-2019年、関東で除夜の鐘をつけるお寺をまとめてご紹介します!年越しそばや暖かいものを食べられるお寺もありますよ。整理券の情報も詳しくご紹介します。

この記事の目次

【東京】築地本願寺

エキゾチックな外観のお寺


築地本願寺は由緒正しい日本の仏教・浄土真宗本願寺派のお寺ですが、外観はどこかエキゾチック。東京(帝国)大学工学部教授・伊東忠太が古代インド様式をモチーフにデザインしました。


浄土真宗は、お守りやお札、おみくじ、御朱印などが一切ない宗派ですが築地本願寺にはなぜか記念スタンプがあります。コンサートやプロジェクションマッピング、盆踊り大会、寺フェスなど、さまざまなイベントも実施しているのも興味深いところです。


築地本願寺では除夜の鐘をつく整理券を12月31日22時から350枚(1枚につき1打)、おひとり様につき1枚配布しています。除夜会ご参拝の後、鐘つきの案内をしています。例年、350人すべての方がつき終わるのは午前2時頃です。境内に特設の「平和の鐘」に関しては、除夜会ご参拝の後、鐘つきの案内をしています。こちらは予約・整理券不要でつけますよ。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

【東京】池上本門寺

除夜の鐘は先着600名参加可能!


東京都大田区池上に位置する池上本門寺は、日蓮宗大本山の一つであり、日蓮入滅の地として知られています。寺の起源は13世紀末、有名な仏教家の日蓮聖人が、地元の大名と忠誠心のある信者の池上宗仲の依頼により、その信仰の場所を設立しました。戦災で昔の構造はほとんど破壊されましたが、境内は4世紀を遡るいくつかの建物を誇っています。


境内には安藤広重の絵にもなった総門、国の指定文化財にもなっている本門寺五重塔をはじめとして、日蓮聖人の遺灰を祀る多宝塔、五重塔と共に戦火を免れた経蔵、加藤清正供養塔など、重要な文化財や史跡がいくつもあります。なかでも五重の塔は関東地方では最古のもので、宝塔は日本国内でも他に例のない独特の建築様式となっています。


池上本門寺では、大みそか23時頃より鐘楼堂前にて除夜の鐘の整理券を配布します。先着600名、無料で参加できます。毎年たくさんの方が来られるので、暖かくして早めに訪れてみてください。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

【東京】五百羅漢寺

年越しそばも食べられる!


通称「目黒のらかんさん」と親しまれる天恩山五百羅漢寺。 羅漢像はほぼ原寸大で、元禄時代に松雲元慶禅師が江戸の町を托鉢(たくはつ)して集めた浄財をもとに十数年の歳月をかけて彫りあげたものです。 寺には305体が現存し、東京都重要文化財に指定されています。


五百羅漢寺拝観の後には和風喫茶「らかん茶屋」にてお茶、食事も可能。ヨガ、ビアガーデン等さまざまなイベントも開催されており、歴史好きの方から家族連れまで気軽に訪問できるお寺です。


五百羅漢寺で除夜の鐘を鳴らすには、予約券または当日券が必要です。予約券は除夜の鐘つき(お守り付)・年越しそばのセット券になっており、1000円。お申し込みは12月1日〜12月31日の9:00~16:30に電話(03-3792-6751)または寺務所受付にて受付しています。当日券は予約券が余った場合のみ12月31日22時~翌0時40分で販売。除夜の鐘つき(お守り券)で500円です。


当日は年越しそばを食べてから除夜の鐘をついても、鐘をついてから年越しそばを食べても大丈夫ですよ。五百羅漢寺で1年の始まりを迎えてみてはいかがでしょうか?


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

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【東京】品川寺

大梵鐘の歴史で有名なお寺


品川寺(ほんせんじ)は東京都品川区にある真言宗醍醐派の寺院です。品川で最も古いお寺で、本尊は「水月観音(すいげつかんのん)」です。東海七福神の中のひとつ、毘沙門天が祀られています。


品川寺は江戸時代末から明治維新までに大梵鐘(だいぼんしょう)が一時海外に排出され、その後スイスのジュネーブ市、アリアナ美術館にあることが確認されました。昭和5年には、この大梵鐘がジュネーブより贈還され、これを期に鐘楼(しょうろう)、会堂、客殿、拝殿、会館が建立されました。


このジュネーブから大梵鐘がかえってきた経緯から、鐘と金をかけて、「あてにならない金が返ってくる」、「かねかえる」と縁起をかつぎ、多くの方が毎年除夜の鐘をつきに訪れます。品川寺では大みそか12月31日23時から、境内において「おたきあげ」の行事が行われます。その後除夜の鐘は、午前0時から行われ、誰でも鐘をつけますよ。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

【東京】妙法寺

午前0時から誰でも参加可能


東京都杉並区にある堀之内妙法寺。もとは真言宗の尼寺でしたが、覚仙院日逕上人は老母妙仙院日圓法尼の菩提のため、日蓮宗に改宗しました。日蓮の祖師像が厄除けにご利益があるということで、たくさんの方が訪れています。


大みそか、除夜の鐘は祖師堂の東前にある鐘楼で行われます。12月31日は16時30分に一度閉門し、23時30分に再度開門します。除夜の鐘は午前0時からつき始められ、どなたでも参加できます。ただし、午前2時頃終了になるので、早めに並びに行ってくださいね。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

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【神奈川】長谷寺

万灯祈願会も必見!


鎌倉観光において、鎌倉の大仏と並ぶ有名な観光スポットといえばこの「長谷寺」。長谷寺の創建は8世紀、中臣鎌足の孫の藤原房前によって、十一面観音像を本尊として創建されたといわれています。あじさいの名所としても有名で、見頃には全国からたくさんの方が訪れます。


長谷寺の大みそかは一旦、通常通り17時に閉山します。23時に山門が開かれ、翌元旦8時までは無料で入山できます。23時の開門に先立ち、先着108組の方に除夜の鐘をつくための整理券を配布します。22時頃から配布開始予定ですが、その前に整理券待ちの方が108組を超えた場合は前倒して配布します。


除夜の鐘は23時45分頃より、鐘楼にて僧侶の読経の後、鐘がつかれます。また、長谷寺では大みそか23時の再開門の際に、すでに奉納された祈願ローソクが上境内さくら広場にて灯される「万灯祈願会」も開催されます。約6000個の万灯ローソクが並べられ、とても幻想的。長谷寺ならではの新年の雰囲気を味わいに出かけてみてはいかがでしょうか?


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

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【神奈川】光明寺

参詣者へ汁物の接待も


神奈川県鎌倉にある光明寺。正式な名称は天照山蓮華院光明寺で、浄土宗の大本山です。創立は浄土宗、三祖然阿良忠上人によって鎌倉時代1243年に開かれたとされています。奈良当麻寺に所蔵される「当麻曼荼羅図」の由来を描いた「当麻曼荼羅縁起絵巻二巻・附松平定信添書一巻」が国宝、本堂や当麻曼荼羅図一幅などが重要文化財に指定されています。


光明寺の除夜の鐘は23時30分より大殿にて回向が行われ、参拝の方が鐘をつけます。整理券の配布はありません。御参詣の方にはあたたかい汁物の接待もありますよ。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

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【神奈川】東慶寺

参拝者全員が鐘つき可能


北鎌倉駅から県道21号線沿いに南東に3~4分ほどのところにあるのが「東慶寺」。13世紀後半に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創した寺です。それから明治に至るまでの600年にわたり、ここに駆け込めば当時女性の側からはできなかった離縁ができる「女人救済」の尼寺でした。20世紀初めには新たに禅寺として歩みを始めています。あじさい、紅葉、梅など花の名所としても知られています。


大みそか、除夜の鐘は東慶寺鐘楼にて23時30分から1月1日0時に向けて、108回鐘がつかれます。108回をつき納めたあとは、「暁の鐘」としてお並びいただいた参拝者全員が鐘をつけます。当日は23時15分開門で、志納料は1人につき100円です。


※本年より開始時間が変更になりました。ご注意ください。

※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

【神奈川】満福寺

人数制限や整理券なしで参加可能


神奈川県鎌倉市腰越の満福寺。 源義経が兄頼朝に怒りをかってしまい、鎌倉入りを許されず、和解のため一時宿所とし、頼朝への手紙(腰越状)を書いたお寺です。また満福寺には弁慶の腰掛石、弁慶の手玉石など沢山のゆかりのものが残されています。


満福寺の除夜の鐘は、0時頃から始まり、人数制限や整理券などはありません。並べばつくことができるので、訪れる方は暖かくして出かけてくださいね!


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【神奈川】大雄山最乗寺

天狗伝説が語り継がれるお寺


神奈川県南足柄市にある「大雄山最乗寺」。1394年3月に了庵慧明禅師という和尚さんが建てたお寺です。了庵慧明禅師の弟子、道了尊はお寺を建てる総責任者として活躍しました。了庵慧明禅師の死後は、道了尊が天狗の姿に化身して舞い上がり、山中深くに飛び去ったと言われています。現在も最乗寺には天狗像や天狗の高下駄などがあり、天狗伝説が語り継がれています。


大雄山最乗寺の除夜の鐘は大みそか12月31日の19時頃、22時頃に整理券が配られます。つき始めは元旦0時頃からです。たくさんの方が訪れ、新年を祝う「おめでとう」の声が飛び交います。最乗寺で素晴らしい1年になるよう祈願し、新しい年を迎えてみませんか?


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【千葉】誕生寺

元旦から新春特別加持祈祷も


鎌倉時代にあたる1276年、日本仏教を代表する日蓮宗の宗祖である日蓮聖人の生家跡に建立された寺院です。なお、当初は日蓮の生家跡に建立されましたが、地震や津波で今の場所に移転されました。なお、本来の生家跡とされている土地は現在、海中に沈んでいます。


県内最大規模の仁王門は1706年に建てられたもので、大火の被害も免れた誕生寺最古の建物。2体の仁王像に加えて、江戸時代の彫刻職人として有名な左甚五郎の作とされる般若の面も楼上にあり、千葉県の指定有形文化財に指定されています。このほかにも、本堂にある仏像や天井画、祖師堂の日蓮像、壁画をはじめとする文化財などの見所が山内にたくさんあります。


除夜の鐘をつきたいとご希望の方には、31日午後11時30分頃から鐘楼前にて整理券を配布しています。1人1枚500円です。新春特別加持祈祷も元旦0時から7日まで行われていますよ。


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【千葉】大本山清澄寺

大みそかは水行式から除夜の鐘


千葉県鴨川市にある「大本山清澄寺」。日蓮宗の開祖、日蓮聖人によって立教開宗されたお寺です。久遠寺、池上本門寺、誕生寺とともに日蓮宗四霊場のひとつとされています。最近では怪談話のイベントなども開催されています。


大本山清澄寺の大みそかは23時30分頃から水行式、23時40分頃から除夜の鐘が行われます。例年整理券の配布はありますが、基本的に訪れればみなさん鐘をつけますよ。


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【千葉】観福寺

22時頃から除夜の鐘の受付開始


千葉県香取市にある「妙光山観福寺」。本尊は平将門の守護仏とされる聖観世音菩薩です。中世より千葉氏の祈願所として武士の信仰を集めていた場所でもあります。境内には日本地図の恩人、伊能忠敬や国学者の伊能魚彦(なひこ)、伊能穎則(ひでのり)の墓所もあります。


観福寺の除夜の鐘は22時頃から受付が始まり、一般の方も参加が可能です。例年たくさんの方が並ぶので、少し早めに行くことがおすすめです。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

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【埼玉】蓮馨寺

庶民の寺として親しまれるお寺


室町時代に創建された歴史ある浄土宗のお寺、「蓮馨寺(れんけいじ)」。埼玉県川越市にあります。川越城主の母、蓮馨大姉が、安らぎの場を民衆にもたらすべく建てたお寺で、庶民の寺として親しまれてきました。小江戸川越七福神の第五霊場として「福禄寿神」が祀られており、人々を幸福へと導く神とされています。


蓮馨寺では例年23時45分頃から法要が始まり、それに続いて除夜の鐘が行われます。並んでいる順に鐘を鳴らせるので、順番を待てば全員鳴らせますよ。

※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

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【群馬】水澤寺

0時を挟んで除夜の鐘を鳴らす


群馬県渋川市にある天台宗のお寺「水澤寺」。恵灌僧正の開基により創建され、本尊は十一面千手観世音菩薩です。本尊は本堂(観音堂)に安置されています。水澤寺には県指定重要文化財の六角二重塔(開運六地蔵)、鐘楼堂、釈迦堂があります。春は樹齢300年のしだれ桜などが咲き誇り、秋には紅葉も見られます。


水澤寺の大みそか、除夜の鐘は0時を挟んで108回鐘をつきます。一般の方も参加できるようになっています。整理券の配布などはなく、順番待ちをするかたちになります。年末年始は冷え込むので、暖かくして並んでみてくださいね。


※事前に公式ウェブサイトで最新情報をご確認ください。

いかがでしたか?

今回は関東で除夜の鐘をつけるお寺をまとめてご紹介しました。年末年始のお寺は除夜の鐘だけでなく、それぞれのお寺によって様々な催しも行われます。ぜひ参考にしていただいて、新しい年の幕開けをどこで過ごすか計画してみてくださいね!