古くから愛されてきた景色がたくさんある奈良県。桜のシーズンもたくさんの人で賑わいますね。今回は奈良の人気桜スポット9選を紹介します。心癒される桜の名所をご覧ください。

この記事の目次

吉野山の桜

古来から人々を魅了してきた桜の名所

日本の代表的な桜の名所として知られる吉野山。山全体が世界遺産として登録されており、桜の時期には多くの人が集まります。


シロヤマザクラ(山桜)は、日本の桜の中でも代表的な種類で、古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきました。

吉野山には、シロヤマザクラを中心に約200種30,000本の桜が密集しています。

シロヤマザクラは山の下・中・上・奥の4箇所に密集しており、一目で千本見える豪華さを表現する意味で「一目千本」とも呼ばれています。


例年4月初旬から月末にかけて、山の麓から山頂に向かって開花してゆくため、長く楽しむことができます。

また、桜の開花時期に合わせてライトアップも行われており、可憐な桜をさらに引き立て、辺りは幽玄な雰囲気に包まれます。

例年の見頃

4月上旬~4月下旬


アクセス

電車:

京都より 近鉄特急にて約1時間40分(橿原神宮前乗り換え) 

大阪より 近鉄特急にて約1時間15分(大阪阿部野橋より直通) 

名古屋より 近鉄特急にて約2時間55分(大和八木・橿原神宮前乗り換え) 

車:

大阪から 西名阪自動車道「郡山IC」から国道24号で橿原経由、国道169号経由で吉野町へ約2時間 

名古屋から 東名阪自動車道から名阪国道「針IC」を経て国道369号・国道370号経由で吉野町へ約3時間

奈良公園の桜

歴史飾る奈良公園の桜

若草山・春日山の西麓一帯に広がる奈良公園は、東大寺・興福寺・春日大社・猿沢池ほか、平安朝以来手つかずの原始林が生い茂る春日奥山までの広大な都市公園で、野生の鹿が多数生息することでも有名です。


広大な奈良公園の中でも、若草山のふもとや、浮見堂周辺のほか、近くの興福寺や東大寺の境内は、見事な桜が咲き誇ります。観光と合わせてお花見も楽しめる人気スポットです。

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例年の見頃

3月下旬〜4月下旬


アクセス

電車:

JR「奈良駅」から徒歩で約20分 

近鉄「奈良駅」から徒歩で約5分

車:

第二阪奈道路「宝来IC」から国道369号経由で約20分 

名阪国道「天理IC」から国道169号経由で約15分

郡山城跡の桜

お濠を飾るソメイヨシノ

郡山城は戦国時代~安土桃山時代の武将・戦国大名、筒井順慶が1580年に築城し、近世期には、豊臣家、松平家、水野家、本多家、柳澤家の居城となりました。城内には濠を囲むようにしてソメイヨシノなどが約800本が植えられており「日本さくら名所100選」にも選出。


毎年3月下旬~4月上旬には「大和郡山お城まつり」が行われ、郡山城跡を彩る桜と一緒に時代行列や市民パレード、金魚の品評会、名産品の即売などの多彩なイベントを楽しむことができます。

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例年の見頃

3月下旬~4月上旬


アクセス

電車: 

近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩で約7分 

JR関西本線ほか「郡山駅」から徒歩で約15分

車: 

西名阪道「郡山IC」から国道24号経由で約15分

大野寺の桜

姿美しいしだれ桜が咲く寺

国内で最も高い磨崖仏があることでも知られている大野寺は、室生寺の西の大門にある寺院で、弘法大使によって建てられたと伝えられています。その彌勒磨崖仏は自然の岩壁に線刻されたもので一見の価値があります。


桜の開花シーズンになると、樹齢が300年を越える小糸しだれ桜2本と紅しだれ桜10本が、境内に訪れた観光客を魅了します。

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例年の見頃

3月下旬~4月中旬


アクセス

電車:

近鉄「室生口大野駅」から徒歩で約5分

平城宮跡の桜

のびのびと咲く桜

かつて都として栄えた時代もあった平城宮。奈良時代には天皇の居住施設、官公庁が集まっていました。


平城宮跡地の東側には桜が約120本が生い茂っています。例年開花時期を迎えると、かつての都に美しい景観を作り出し、お花見に来た人を魅了します。桜咲く中、広大な平城宮跡をのんびり散策するのもいいですね。

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例年の見頃

4月上旬~4月中旬


アクセス

電車:

近鉄「大和西大寺駅」から徒歩で約10分

氷室神社の桜

奈良の一番桜

氷室神社はその名の通り氷に縁のある神社で、毎年5月1日に行われる「献氷祭」には全国各地から製氷・販売業者が参列します。鯛や鮭を封じ込めた2つの大きな氷柱が奉納されるなど特色あるお祭りです。そんな氷室神社は桜の名所としても有名で、奈良市内の他の桜よりも早く咲き始めることから「奈良の一番桜」とも呼ばれています。見どころは、本殿前にある樹齢100年と言われる枝垂桜で、毎年多くの見物客が訪れます。

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例年の見頃

3月下旬~4月上旬


アクセス

電車:

近鉄「奈良駅」から徒歩で約15分

バス:

JR「奈良駅」・近鉄「奈良駅」から市内循環バス「氷室神社・国立博物館前」下車すぐ

長谷寺の桜

境内を埋め尽くす桜

長谷寺(はせでら)は、奈良県桜井市にある真言宗のお寺です。本尊は10メートルほどある木造の十一面観音像で、僧道明上人が天武天皇の病気平癒を祈願して銅板法華説相図を現在の五重塔付近に安置したことが始まりとされています。33か所の観音信仰の霊場を巡礼する「西国三十三所めぐり」の第八番札所であり、現在も多くの参拝者が訪れます。また、一年を通じてさまざまな花が咲き誇る「花の御寺」であり、牡丹や桜の名所として知られています。境内の桜の木はソメイヨシノやヤマザクラを中心に約1000本。見頃の時期は辺り一面がピンクに染まります。国宝の本堂をはじめとした文化財に桜が調和した日本らしい景色が広がります。

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例年の見頃

4月上旬~4月下旬


アクセス

電車:

近鉄大阪線「長谷寺駅」から徒歩で約13分

談山神社の桜

豪華な社殿と桜の競演

談山神社(たんざんじんじゃ)は中臣鎌足(藤原鎌足・談山大明神)を祭る神社です。談山神社という社号は、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足が多武峰(とうのみね)の山中に登って、「大化改新」の談合を行い、後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼んだことに由来するといいます。現在も、藤原鎌足公が飛鳥法興寺の蹴鞠会(けまりえ)をきっかけに中大兄皇子と出会った故事にちなんで毎年4月29日と11月3日に「けまり祭」が行われます。

境内には鎌足の長男・次男によって建立された十三重塔、花や鳥の彫刻が施された三間社春日造りの本殿のほか、朱塗りの華やかな社殿が立ち並びます。春には500本を超える桜のほか、樹齢600年の 名木・ウスズミザクラも咲き、社殿の朱色と相まって雅な雰囲気に包まれます。また、桜が見ごろとなる4月の第2日曜日には「神幸祭」がとりおこなわれ、一年おきに行われる神輿渡御も必見です。

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例年の見頃

4月上旬〜4月下旬


アクセス

バス:

JR桜井線ほか「桜井駅」から、奈良交通バス「談山神社」下車、徒歩で約5分

車:

西名阪道「天理IC」から国道169・165号、県道37号経由で約50分

安倍文殊院(あべもんじゅいん)

645年(大化の改新)に創建された日本最古に属する寺院。華厳宗東大寺の別格本山としてその格式も高く、御本尊は「三人寄れば文殊の智恵」の格言で有名な文殊菩薩で、日本最大(7m)・快慶作の国宝です。


格式の高さもさることながら、春の桜も見ごたえ抜群。500本にも及ぶ染井吉野の桜は、赤山門の参道から本堂、晴明堂が建つ展望台、そして金閣浮御堂の建つ文殊池へと続き、その風景はまさに絶景です。

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例年の見頃

3月下旬~4月上旬


アクセス

電車:

JR桜井線ほか「桜井駅」から徒歩で約15分

いかがでしたか

今回は奈良県の桜の名所9つをご紹介しました。桜の開花シーズンに一度は行ってみたい絶景スポットがたくさん!お気に入りは見つかりましたか。素敵な写真が撮れたら是非ロコナビで思い出をシェアしてみてくださいね。