冬の北海道に、流氷とともにやってくるクリオネ。
見た目の可愛らしさと、食事の際のギャップの激しさから度々話題にあがる海の人気者。
そんなクリオネをこの冬は、神奈川の八景島シーパラダイスに見に行ってみませんか?
八景島シーパラダイスで流氷の妖精「クリオネ」が舞う
巻貝の仲間で貝殻を持たず、翼のような「翼足(よくそく)」で泳ぐ愛らしい姿で人気のクリオネ。
その見た目の可愛らしさから「流氷の妖精」とも呼ばれています。
北海道沿岸に流氷とともに現れ、流氷の減少とともに姿を消す神秘的な生きもの。
そんな色鮮やかな冬の使者がシーパラダイスに舞い降りました。
水族館内では、クリオネたちが専用水槽で舞い泳ぐ愛らしい姿を見ることができます。
“流氷の妖精”たちが織りなす、幻想的な世界を八景島で楽しむことができます。
クリオネだけじゃない!他にも可愛い生きものを同時展示!
今年はクリオネ特別展示のほかに、冬のこの時期に日本でも見られる旬の生きものも展示中!
ザラビクニン(幼魚) ※5階「深海リウム」にて展示

こちらはザラビクニンの幼魚。ピンク色でひらひらと漂う深海魚です。
体長は2〜3cmで、体はゼラチン状でやわらかく、あごひげのような胸ビレが変化した器官で海底にいる餌を探します。
展示しているゼラビクニンは幼魚で、ようやくお客さまに見ていただける大きさに成長したということでお披露目になりました。
ウデフリツノザヤウミウシ

体長は約2cm。
体色は黄色で、大きく突き出した触角の先端が黒色なのが特徴的。この目立つ色彩から、ダイバーに人気のウミウシの仲間です。
日本国内では冬に出現する代表種です。
いかがでしたか?
まだまだ寒さが厳しい冬が続きそうな今年の冬。
寒い中外で遊ぶのはちょっと…という方にもオススメの八景島水族館へ、可愛く珍しい生きものを見に行ってみませんか?