「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です」・・・と、思わず口にしたくなる「柴又」は、映画「男はつらいよ」の舞台、ロケ地としても知られています。“帝釈天”の周辺には、創業50年以上になるお土産店やレトロな飲食店が多く点在しており、街全体がノスタルジックな雰囲気。今回は、そんな下町柴又の『昭和の思い出』がギュッと詰まったスポットをご紹介します。

この記事の目次

柴又駅

京成電鉄金町線の「柴又駅」は、改札前の広場に、映画「男はつらいよ」に登場する「虎さん」と「さくら」の銅像が設置されています。

銅像前で記念撮影する観光客が多く、中には外国人観光客の姿も。海外にもたくさんの寅さんのファンがいるそう。柴又に来るときは、映画を観てから来ると、また違った楽しみ方ができますのでぜひ一度ご覧ください。

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三河屋

駅を降りるとすぐに見えてくる「三河屋」は、お祭り屋台のようなグルメが楽しめるお店。甘酒や今川焼が焼けるあまーい匂いが漂い、思わず足をピタリと止めてしまいます。店先の席で軽食も楽しめ、焼きそばにカレールウをのせた「カレー焼きそば」が人気だそう。

その他、クリームソーダも各種あり、青空の下で昔ながらのクリームソーダを味わうことができます。※夏季はかき氷も販売しています。

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今川焼は、種類によって見た目を分けるためなのか、ゴマやパンプキンシードがついてました。

焼きそば同様、カレー味の今川焼もありますので、カレー好きな人はぜひ食べてみてくださいね。

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柴又観光案内所

駅前にある「柴又観光案内所」では、葛飾区の観光マップや「男はつらいよ」のロケ地などを教えてもらうことができます。

また、葛飾区にはモンチッチで知られるおもちゃメーカーの「セキグチ」があり、小岩駅周辺に10カ所の“モンチッチマンホール”を見つけ歩くことができます。

しかしここは柴又・・・・。時間がなくて行けない場合は、観光案内所で簡単なアンケートに答えると、『モンチッチのマンホールカード』が無料でもらえます。昭和を代表するキャラクター「モンチッチ」の可愛いマンホールカードを記念にいかがですか?

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ハイカラ横丁

駅から帝釈天参道へ向かい、参道入り口横に昭和レトロな雰囲気の「ハイカラ横丁」があります。

店先で「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、“両さん”が、コーラを飲みながら、子供と一緒にベーゴマで遊んでいる姿が見えてきそうじゃないですか?

そうです、両さんも葛飾区生まれ。ハイカラ横丁は、まさに両さんが仕事をサボって遊んでいそうなお店です。

中に入ると数千種類もの駄菓子が所せましと並んでいる他、近頃見なくなったメーカー名入りの冷蔵庫や什器、ゲーム機などが現役で使用されています。

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ゲーム機や什器が今でも現役で動いているということは、今でも直せる電気屋さんがいるということですよね。

下町には、電気やおもちゃなどのエキスパートが多く住む職人の街でもあります。こういったちょっとしたことも、下町を楽しむ醍醐味。いろいろな視点で楽しめます。


店内には、菓子類だけでなく、玩具や文房具などもあり、まるで迷路のよう。すももにあんず、のしイカ、キナコ棒、ベーゴマ、妖怪けむりなどなど、あなたの心をくすぐる商品が必ず見つかります。

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ゲーム機もまだまだ現役。ピンボールの他に、テーブルゲーム機や「国盗り合戦」、「じゃんけんゲーム」など、昭和世代にはたまらないお宝がいっぱいです。イマドキ風に言うのならば「ノスタルジェニック」。どこを切り取っても郷愁感があふれ出します。

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また、店内ではなつかしの射的で遊ぶことができます。

景品は、ミルキーやマルカワガム、サイコロキャラメルなどの懐かしいお菓子が並んでいます。一回5発で、何個狙えるかな??子供よりも大人が夢中になってしまうかも!? 「ハイカラ横丁」は、昭和生まれも昭和を知らない世代もハマってしまうお店です。

おもちゃ博物館

おもちゃ博物館は、ハイカラ横丁の2Fにあり、館内には、昭和時代のおもちゃが展示されています。入場料は、ハイカラ横丁のレジでチケットを購入してから2階に上がります。


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館内は、特撮映画が見られるシアターや昔懐かしいゲーム機、ボードゲームなど、今はもう手に入らない貴重なおもちゃがいっぱい展示されています。葛飾区は昔、おもちゃの問屋さんやメーカーなどが点在しており、帝釈天を訪れる観光客に昭和の下町葛飾のおもちゃ文化を伝えようと、漫画家作家黒沢哲也さんの協力を経て「おもちゃ博物館」を開館したそうです。

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奥の方に進むと若干照明が薄暗くなり、お化け屋敷っぽい雰囲気になります。でも、怖いものがあるわけでも、お化け屋敷風にしているわけではありませんのでご安心を(笑) レトロテーマ―パークとは違ったノスタルジック感を満喫してください。

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ブリキの玩具や指人形、おしゃれセットに昆虫採集セットなど、昭和世代なら誰もが欲しかった懐かしいおもちゃなど宝探しのような気分で、館内を回って楽しむことができます。

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喫茶 セピア

外観もリアルな昭和の喫茶店は、昭和80年代辺りのポップスがかかり、まるでその時代にタイムスリップしたかのようなお店です。

店先に停まっている自転車のスポークには、チェーンリングがはめられており、思わず「あーーーっ!!コレ近所のお姉さんがやってたかも!!」と大声を上げてしまいそうになります。女子はチェーンリング、男子は野球ボールだったような気が(笑)

昭和世代は、お店に入る前からワクワクが止まらなくなってしまいます。

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店内は懐かしい昭和レトログッズがズラリと展示されています。

葛飾区にある児玉産業のソフビ人形「チャーミーちゃん」や「五型動物」をご存知でしょうか?昭和生まれの子供たちが遊んだ懐かしい人形ですが、現在ヨーロッパでも人気があるのだとか。カラフルでとっても可愛いチャ―ミーちゃんは、同店で購入も可能です。

ちなみに店内2階は、キャンディ・H・ミルキーさんのコレクションを集めた、「キャンディキャンディ博物館」もあります。

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メニューは、ナポリタン、トースト、プリン、クリームソーダなど昭和時代の喫茶店メニュー。

しかも、「クリームソーダとプリンのセット」まであります。プリンやソーダに添えられたチェリー&みかんが懐かしすぎで感動!!

昔クリームソーダかプリンで悩んでいた方も、両方食べられるなんて大人になってよかったなーって、実感できてしまう嬉しいセットです。

また、漫画家の陸奥A子さんファンなら誰でも知っている「ミルキーセピア」も味わえます。

もう居心地がよ過ぎてここに住みたいとさえ思ってしまう、素敵な喫茶店ですので、お散歩途中の休憩にぜひ立ち寄ってみてください。

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帝釈天参道商店街

柴又に来たら絶対に立ち寄りたいのが「帝釈天参道商店街」。

帝釈天まで200mほどの距離に、創業50年、100年の老舗店が軒を連ねています。

蕎麦屋、うなぎ屋、草団子、くずもち、など味にうるさい下町っ子も納得のグルメが手ごろな価格で味わえ、帝釈天にたどり着くまでに、あちこちよりみちして楽しむことができます。

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帝釈天に到着すると、どこからか映画「男はつらいよ」のテーマ曲が聞こえてきます。

帝釈堂の見どころは「彫刻ギャラリー」。あまりの細やかさに、彫刻に興味がなかった人も、感動で心が震えてしまうそうです。

帝釈天は、日蓮宗の寺院の通称で、正式名称は経栄山 題経寺(きょうえいざんだいきょうじ)といいます。最初にくぐる門が「二天門」で、門の正面に帝釈天のご本尊を安置しているのが「帝釈天堂」。その右にある「祖師堂」に日蓮宗のご本尊が祀られています。

敷地にある「柴又帝釈天大庭園」では、お茶のサービスをしているので、お庭園を眺めながらお茶をのんで休憩してみてはいかが?

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いかがでしたか?

今回は、昭和レトロ好きな人にはたまらないスポットをご紹介しました。

「柴又」には、このほかにも素敵なよりみちスポットがありますので、ぜひ一度よりみちしてみてくださいね☆