麻布十番といえば「麻布十番商店街」が思い浮かぶ人も多いと思いますが、今回は麻布十番駅から、六本木までぶらり散歩をします。その途中にある、よりみちにおススメの施設やお店をご紹介!最近運動不足だなぁと感じている方にもピッタリなウォーキングコースですよー!
都営「麻布十番駅」横にある「十番稲荷神社」は、元は末広神社および竹長稲荷神社でした。
両神社は戦災に合い焼失し、復興区画整理により、現在の土地に両社を換地しました。その後両社は合併し、社名を『十番稲荷神社』と改称して今の社殿に建て替えられました。境内には、衣食住、商売繁盛の神、難局打開、武運長久の神、学芸芸能、美の神が祀られています。地下鉄の7番出口のすぐ横にあり、あまり大きな神社ではありませんが、女性から人気が高い“パワースポット”なので、ぜひお参りしていってください。
鳥居横にある「かえるさん石像」は、「防火、やけど防止、無事かえる、若かえる、若がえる」など、なんでも「かえる」お守りとして、貴ばれています。その反対にある、「港七福神宝船」は、開運招福、家内安全のご利益がある神様です。毎年元旦から成人式までの間、「港七福神巡り」が行われています。詳しくは港七福神巡り公式サイトをご覧ください。※それ以外の時期は御朱印集めに対応していません。
また、かえるモチーフのカワイイお守りもありますので、かえる好きな人はお土産に1ついかが?
麻布図書館
平成26年にリニューアルしたばかりの「麻布図書館」は、2階が児童書コーナー、3階が一般書架、雑誌・新聞、4階が視聴覚コーナー、インターネット利用コーナーになっています。
外国人が多く住む場所柄、英語対応の本も充実しています。
子連れでのお散歩の場合は、2階に授乳室や子供トイレがあるので、図書館で休憩しがてら本を読むのもおススメ。
CDを聞いたり、DVDを観たり、ちょっとした休憩スポットとしても利用できます。また、PCも使えますので、周辺の情報収集などに利用できて便利です。
塩の専門店 塩屋 まーすや
「十番稲荷神社」から、道路を挟んだ向かい側に、塩の専門店「まーすや」があります。
店内には、国内外の塩がズラリと並んでおり、料理に使用する塩やマッサージソルト、塩を使用した菓子類なども販売しています。
また、店内のテイスティングカウンターで、気になる塩をテイスティングすることができます。塩の特徴なども分かりやすく黒板に書かれているので、どの料理にどの塩を使用するのがベストかなどを知ることができます。もちろんソルトソムリエの方に相談すればいろいろと教えてくれるので、塩についての知識もついでにゲットしちゃいましょう。
店内では「雪塩ソフト」を食べることができ、更にお好みの塩を振りかけて味わうことができます。
抹茶塩やシークワーサー塩、ゆず塩、黒ゴマ塩などの他に、島とうがらし塩などもあり、最初にどれからかけようか、迷ってしまいます。
ソフトクリーム自体にも塩が入っているので、かけすぎ注意!でも、塩が美味しいので、夢中になってアレをかけたりコレをかけたりしてしまいます。おススメは「ダイナマイト塩」。3種の辛味でパンチのある塩とソフトクリームの意外な相性の良さをお楽しみください。
鳥居坂
東京には、各所「名坂」と呼ばれる坂があるのですが、麻布にも江戸時代から存在している由緒正しい「鳥居坂」があります。
元禄元年に開かれたというこの坂は、華族が住居を構えるなど、今も昔も優雅なスポットです。現在はシンガポール大使館や国際文化会館、東洋英和女学院などがあり、国際色豊かな六本木らしい通りです。
坂を上がる途中に、「心臓破りの坂」という文字が浮かんでくるくらい急な傾斜ですが、途中で足を止めて振り向いてみるのも楽しみの1つです。
東洋英和女子学院史料室
東洋英和女学院史料室には、学院の歴史に関する資料を整理、保管しています。本部の大学院棟1階には、2015年4月に「村岡花子文庫展示コーナー」がオープン。NHKドラマ「花子とアン」に登場する、主人公村岡花子の貴重な史料が展示されています。
史料室は、村岡花子の書斎が再現されていたり、特別展示なども行われ、生前花子が書いた直筆の原稿などが展示されます。見学無料。
スヌーピーミュージアム
アメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツが1950年から書き始めた漫画「ピーナッツ」に登場するビーグル犬こと「スヌーピー」は世界中の人に愛されているキャラクターです。本家シュルツ美術館と同じく4500枚のコミックで作られたモザイクの壁画や貴重な原画と映像などを見学することができます。定期的に特別展をやっているので、詳しくは公式ホームページをチェックしてください。
※入場チケットは、その日に余裕がある時のみ当日券の販売になりますのでご注意を!確実に行く場合は、前売り券の購入をお勧めします。
ショップ「BROWN’S STORE」では、展示に合わせたデザインの新商品なども販売。「Cafe Blanket」でも、展示に合わせたカワイイスイーツやカフェごはんを提供しています。外にもフードトラックがあって、スヌーピーのカワイイ焼印が押されたパンにソーセージを挟んだホットドッグやルーシーのレモネードスタンドにちなんだ「レモネード」なども提供しています。
いかがでしたか?
鳥居坂を真っ直ぐ進んで、六本木5丁目交差点を左に進めば都営「六本木駅」に到着します。
一駅のぶらり散歩ですが、なかなかの運動量になります。麻布や六本木の街を楽しみながらたくさん歩いて見てくださいね☆