東京スカイツリーの開業に合わせて旧「業平橋」から「とうきょうスカイツリー駅」に駅名も一新。おしゃれなショップやレストランが並ぶ東京スカイツリータウンのエリアは、長らく東武鉄道の貨物駅だったところです。今や東京観光のシンボルの一つとなった東京スカイツリーですが、今回はあえて見落とされがちなツリーの“足元”周辺の寄り道スポットを散策です。

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東京ソラマチ

スカイツリーの「東京スカイツリー天望デッキ」は、地上350メートルという圧倒的高さ!!ここから絶景を見下ろすのもよい体験ですが、お膝元の東京ソラマチを巡るだけでもこの駅に降り立つ価値はあります。なんと300店舗以上のバラエティーに富んだショップが集まっているのです。

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もはやここに来れば買えないものはない、といった感じもします。地元東京の美味をはじめ、日本各地の特産品などから、人気キャラクターグッズなどが買えるだけでなく、「すみだ水族館」や「プラネタリウム天空」に「郵政博物館」などの施設での“体験”や“見学”などのアクティビティーも楽しめます。

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業平橋

旧駅名にもあった「業平橋」は駅からすぐの場所に実在しています。名前の由来は平安時代の歌人「在原業平」にゆかりがあるとされています。現在の橋は昭和5年(1930)にできたものですが、最初の橋は寛文2(1662)年に架けられた簡素な板橋だったそうです。

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橋といっても、現在は橋の下には川の流れはなく暗渠となった大横川親水公園をまたぐかたちになっています。

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スカイツリータウン南側一帯の町名にも「業平」の文字が残っているほか、

今も人気の時代小説『鬼平犯科帳』にも「業平橋」は登場します。

大横川親水公園

駅から徒歩数分のところにある、大横川を埋め立てて整備した公園です。南北に1,800メートルを超える長い公園で5つのゾーンに分かれており、南端の最寄り駅は錦糸町になります。

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業平橋下のエリアは釣り川原ゾーン。船に見立てた管理事務所には遊具が設置してあり、ローラー滑り台には子どもたちの列ができていました。打ち上げ花火を模した花壇がある芝生の先には、長さ130メートルもあるという釣り堀もあります。

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お天気がよければ東京ソラマチでフードを調達して、ツリーを眺めながらこちらでいただくのも楽しそうです。

牛嶋神社

牛嶋神社は古くからの本所一帯の総鎮守として親しまれてきました。もちろん「牛」が由緒に深く関わっているようです。こちらには狛犬とともに“狛牛”もあり、境内には「撫牛(なでうし)」の像まであります。

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江戸時代からの風習で、自分の身体の悪いところをなでたあとに牛の同じところをなでると病気が治ると信じられています。また赤ちゃんが生まれたらよだれかけを奉納して、これを子どもにかけると健やかに成長するという言い伝えもあるんですって。

たばこと塩の博物館

かつては渋谷にありましたが、移転して2015年にリニューアルオープンとなりました。なぜたばこと塩なのか? その答えは、これらはかつて専売品で、取り仕切っていた日本専売公社(現在の日本たばこ産業株式会社)によって設立されたからです。たばこと塩そのものだけでなく、それらを取り巻く歴史と文化を紹介しています。

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常設展示「塩の世界」では塩づくりの歴史や世界の塩、暮らしとの関わりやその性質などが紹介されています。

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「たばこの歴史と文化」の常設展示では、起源のアメリカ大陸から世界各地で嗜好品として広がった文化を紹介しています。