東京都現代美術館のオープンをきっかけにギャラリーが増え、アートの街となった清澄白河。第三のコーヒーブーム“サードウェーブ”を先駆けるコーヒーショップも誕生し、あちこちでカフェやショップを見かけるようになりました。
とはいえ、下町の親しみやすい街並みや、緑が気持ちいい公園や庭園も健在。この街の楽しさはあなた次第です!

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ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー

ベルギー王室御用達のショコラティエ「ピエール・マルコリーニ」の商品を輸入・販売する会社が手掛けるコーヒーショップ。かわいらしい犬のロゴは、創業者の愛犬がモデルとの話。コーヒーの街として知られるようになった清澄白河の先駆者的存在です。

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コーヒー豆はスペシャルティ品質。店舗はもともと材木店だった建物を改装したため、天井が高く開放的。この空間が、コーヒー焙煎機を置くには不可欠なのです。

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コーヒーは1杯450円。焙煎所すぐだから香りが違いますね……。豆やオリジナルグッズの販売も行っています。

小名木川

「おなぎがわ」と読み、ハゼ釣りで有名です。とはいえ天然の川ではなく、徳川家康によって開削された人口の川。春は桜がきれいですが、新緑の季節、夏、秋……と季節ごとに変わる表情もいいものですね。

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昭和初期までは、江戸(東京)と利根川流域を結ぶ重要な航路でした。大正7年(1918)の記録によると「午前7時から午後6時の間に735隻の船が通った」とあり、当時の繁盛ぶりが目に浮かびます。

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小名木川に架かる西深川橋のたもとに、レンガの一部が展示されています。かつて交通の要所として栄えたこの地にあった建物の一部が保存されたものです。

深川江戸資料館

常設展示室では、江戸時代末期(天保年間)の深川佐賀町の町並みをリアルに再現しています。すごいのは、建物や展示物が実物大になっているところ。

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たとえば長屋なら、住んでいる人の年齢や職業、家族構成などを細かく設定し、その暮らしに合った生活用品をディスプレイ。凝った展示を行っているので、江戸の人の暮らしぶりを体感できます。そのほか船宿や火の見やぐらなどもなかなかの再現度!

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展示内容は季節ごとに替えるほか、企画展やイベントなども定期的に実施。そのため、一年を通して楽しめます。

清澄庭園

明治を代表する名園の一つ。もともとは江戸の豪商の屋敷があったと伝えられ、大名庭園を経て三菱財閥創業者の岩崎弥太郎が庭園整備に着手しました。

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園内は「回遊式林泉庭園」となっており、中央の池をぐるりと回りながら木々や石などの景観を楽しめる設計です。

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庭園と隣接して「清澄公園」もありますが、こちらの庭園は大人が風流を楽しむためのもの。日本らしさを感じられるスポットとして、最近は訪日外国人にも人気です。入園は大人150円。

清澄公園

清澄庭園は入園料150円(大人)ですが、こちらの公園ならもちろん無料。天気のいい週末は、付近に住む子連れファミリーのほか、犬の散歩やランニングを楽しむ人たちで賑わいます。ベンチや芝生広場があるので、お弁当を食べるのにもよさそうです。

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また、敷地内に江東区立の深川図書館があります。明治42年設立という歴史だけでなく、郷土資料などの貴重資料の所蔵数も都内屈指。モダンな外観も魅力の一つとなっています。