池袋から西武池袋線で10分足らずで到着する江古田駅。駅周辺にはおよそ10もの商店街があり、個性あふれるショップや飲食店が軒を連ねます。そして日大藝術学部、武蔵大学、武蔵野音楽大学がキャンパスを構える学生街としても有名ですね。どこか懐かしい雰囲気や活気も人気の秘密。さあ、よりみち散歩を楽しみましょう。

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日本大学藝術学部

駅北口を出て東へ行くと、「日大通り商店街」が続きます。

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そして、今や江古田のランドマークとなった日本大学藝術学部江古田キャンパスの校舎群が現れます。その堂々たる姿! まさに個性派ぞろいの日芸そのものといった印象です。

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こちらのキャンパスには、芸術系の総合学部として8学科があります。うらやましいのが、各分野の一流アーティストを講師陣に据え、ユニークな少人数教育をしているところ。これまでに多くの著名人を輩出してきた日芸は、2021年に創設100周年を迎えるにあたり、「新生江古田計画」を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。

江古田の富士塚

駅北口の西側階段を下りた正面にあるのが、「浅間神社」。創建年代は不明ですが、平安時代にさかのぼるともいわれています。

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社殿裏手に築かれた塚は、富士山を模した「富士塚」です。富士信仰は江戸時代後期に庶民の人気を集め、富士塚に登ることで実際の富士詣りと同じご利益を得られるとされています。地元住民による富士講の組織によって築造されたようです。

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富士塚は高さ約8メートル、直径約30メートルあり、頂上には天保10年(1839)に建てられた唐破風(からはふ)屋根のついた石のほこらがあります。昭和54年(1979)に国指定の重要有形民俗文化財に指定されました。現在は年に3回だけ登れる日があります。

江古田の商店街

江古田駅周辺の特徴といえば、「商店街」の多さと充実ぶり。かつては「練馬のアメ横」と言われたほどの活況ぶりだったそうです。

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大正期に江古田駅開業と時を同じくして生まれた「江古田市場」は、およそ90年の歴史がありましたが、2014年末に惜しまれつつ閉場。今は懐かしい雰囲気を残す商店街が昭和風情を漂わせつつ、賑わっています。北口エリアと南口エリアのどちらも見たいなら、南北をつなぐ「江古田地下横断歩道」をくぐりましょう。

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学生街であることから、飲食店は安くてボリュームたっぷりの個性的な店ぞろい、「江古田コンパ」も名物です。牛めし「松屋」の1号店もこちらの商店街の中にあります! そのほか、生鮮食品店に雑貨店、銭湯や夜の飲み屋も充実して飽きることがありません。

武蔵野稲荷神社

古くから江古田のお稲荷さんとして、開運、無病息災、商売繁盛の祈願で信仰を集めてきました。かつては「三の稲荷」といって三のつく日は縁日で、大変な人出があったそうです。立派な隋神門をくぐると右手に出迎えるのはなんとも珍しい大黒様の手水鉢。

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この神社の特徴は鮮やかな装飾が施された建造物に加え、七福神やお地蔵さまなどが境内に混在しているバラエティに富んだところです。境内はこぢんまりしていますが周囲は樹木があふれ、四季折々の自然が満喫できる癒しスポットとなっています。

都営大江戸線新江古田駅

江古田駅から南へ歩を進めることおよそ10分、目白通り「江原二丁目」交差点の地下にあるのが都営大江戸線の「新江古田駅」です。ちなみに読みは「しんえごた」、西武池袋線の「江古田」はえこだと読みます。ややこしいですね。

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中野区側はえごた、練馬区側はえこだと覚えましょう。駅周辺は閑静な住宅街となっており、南へ10分ほど行くと緑生い茂る「江古田の森公園」があります。

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