その名もズバリ、「東大前駅」。そうです、いわずと知れた日本最高学府である、東大の前にある「東大前駅」をリポートします。といっても、「東大前駅」は東大の目の前にはありません。東大農学部の隣にひっそりとあるのです。派手さはありませんが静かで落ち着いた雰囲気で、散歩の穴場といえそうです。

この記事の目次

東京大学

まずは駅名の由来にもなっている東京大学。文京区本郷に本拠地を構え、この土地に広大な土地を有している国立大学です。

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もはや説明の必要もありませんが、日本の最高学府で、誰もが知っている大学の頂点です。写真の「安田講堂」も有名ですね。安田講堂は愛称のようなもので、正式名称は東京大学大講堂といいます。古い話ですが、昭和43年の東大紛争では全学共闘会議によって占拠され、最終的には機動隊により排除された「東大安田講堂事件」などもあり、一般に知られるようになった場所です。

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今は学生たちや訪れる観光客の憩いのシンボルとなっています。

赤門

東大で、安田講堂と並ぶもう一つのシンボルといえばこの赤門。国の重要文化財に指定されています。東大前駅からは本郷通りを御茶ノ水方面に徒歩10分ほどの場所にあります。まずは、記念写真を一枚どうぞ。

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赤門は、もともとはこの地にあった加賀藩上屋敷の御住居表御門。加賀藩13代藩主前田斉泰は、文政10年に11代将軍徳川家斉の娘溶姫を正室に迎え入れ、その際に建立された御守殿門です。当時、三位以上の大名が将軍家から妻を迎えた場合は、居所を御守殿と称し、表通りから出入りする朱塗りの門を御守殿門と呼びました。

本郷古書店街

学生街といえば古書街。早稲田や神保町ほどの規模ではありませんが、このあたりも書店や古書店、専門書を扱う出版社が点在しています。

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東大から本郷通りをはさんだ向かい側には書店が集まり、いつのまにか書店・古書店街ができました。

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時代の流れとともに、紙の本のニーズは減り続け、現在では激減してしまったものの、現在でも専門書や洋書なども扱う古書店が軒を連ねます。

東京大学東洋文化研究所

東大の研究所の中には、何をしているのかわからない場所が多々あります。この「東洋文化研究所」もその一つ。どうやらアジア研究の情報センターを目指す組織、のようです。場所は、赤門をくぐった右側奥の一角。

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さて、入り口に狛犬のような獅子像が鎮座しているのもちょっと謎。調べてみるとこれは、旧東方文化学院という場所の前に置かれていた獅子像が、そのままそっくり移設されたようです。

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一般に向けては、主にアジアをテーマとした公開講座を行うほか、アジア諸地域に関する資料を豊富に所蔵し、学外の人や一般の人も利用可としています。

根津神社

東大前駅を東大方向ではなく、本郷通りを巣鴨方面に進み、右に曲がると「文京つつじまつり」で有名な根津神社があります。駅から直接歩いていけば10分前後。

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はじまりについては、1900年ほど前に日本武尊(やまとたけるのみこと)が創建したという言い伝えが残るほどの長い歴史をもちます。そして、根津神社は東京十社の一つに数えられ、国の重要文化財にも指定されています。

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境内には縁結びで有名な「願掛けカヤの木」や「乙女稲荷神社」があるので、恋活・婚活中の男女は必見です。それ以外にも見どころはたくさんあり、パワースポットとしても注目されています。日本らしい景観が好まれ、近年は外国人旅行者も数多く訪れます。