神田駅といえば東京屈指のビジネス街。仕事帰りの会社員相手の居酒屋やバーが軒を連ねる激戦区なだけあって、安くおいしいお酒が飲める街でもあります。また、新しい店だけでなく、江戸時代から続く蕎麦屋など、そうそうたる老舗も点在しているのがこの街の魅力。

昼間の散歩も楽しいですが、夕暮れどきぐらいからスーパー銭湯「江戸遊」でお湯に浸かって汗を流し、風呂上がりに飲み屋を1、2軒はしごする、といったコースがおすすめです。

この記事の目次

看板建築と松本家住宅主屋

神田多町(かんだたちょう)は、江戸時代に青果市場が置かれ、たいへんな賑わいを見せていたそうです。現在、その名残を伝えるものはほとんどありませんが、古くからある店舗兼住宅をよく見てください。建物の全面に銅版やモルタルなどで装飾を施した「看板建築」が点在しています。

8da545727a11dad0

特に注目すべきは、「松本家住宅主屋」。昭和6(1931)年に建てられた、元・青果物問屋の建物です。木造3階建、切妻(きりつま)造、出桁(だしげた)造など、東京下町における震災復興期の和風町家の姿をよくとどめています。

※個人のお宅なので、騒がしくしないようにしましょう。

Ad93b2d21b769acb

ドラム缶

1000円でベロベロになれるほどお酒が安い店、通称「せんべろ」。もちろん神田にもありますが、こちら「ドラム缶」は「せんべろ」どころか、1000円の半分の500円、つまり半分でベロベロ。人呼んで「半ベロ」の酒場なのです。なぜなら酎ハイは1杯150円、おつまみは100円~。2杯飲んでおつまみ1品でも500円前後におさまります。

 

そして、「ドラム缶」の名の通り、ドラム缶をテーブル代わりにして飲むというストロングスタイル!! 銀座、茅場町、池袋などでも店舗展開をしていますが、神田店はもっとも広く、活気があって楽しいのでおすすめです。

C9652c744652a267

神田まつや

神田須田町はかつては都電のターミナル駅として栄えた屈指の繁華街でした。そのため、長い歴史を持つ老舗店が多く、散策が楽しいところです。老舗店のなかでももっとも親しみやすいのが江戸蕎麦の老舗「神田まつや」。池波正太郎も行きつけにした名店です。もちろん蕎麦が主役ですが、そばがきなどの一品料理をアテにお酒を飲んで、締めに蕎麦をいただくのも粋です。

 

近所には、火災から見事によみがえった「神田藪蕎麦」、あんこう鍋の「いせ源」、甘味の「竹むら」、すき焼きの「ぼたん」などの老舗がズラリ。合わせて訪れてみてください。

0f1e636a3e967053

神田バル横丁

飲み屋が連なる日本の横丁と、スペインの気軽なバルが融合した「神田バル横丁」は、バルスタイルの飲食店の集合体。すべてのお店がやきとん、くんせいイタリアン、ビストロなど、異なる料理・コンセプトで営んでいるので、横丁内で飲み歩き・はしご酒が楽しめてしまいます。

 

アットホームなお店が多く、店員さんとお客さん、お客さん同士の距離が近く、コミュニケーションが活発なので一人で出かけてもたいくつしません。それに、最近「いい出会いがある」などというウワサも……!?

7a4cc35de3e19895

神田アクアハウス江戸遊

神田と御茶ノ水のちょうど中間ぐらいという、超都心に都内では珍しいスーパー銭湯「神田アクアハウス江戸遊」があります。外観はそっけない感じですが、お風呂設備は充実。ドライサウナや二股温泉の原石を使った温泉効果のあるお湯などがあり、それも、東京都の銭湯価格「460円」で3時間たっぷり楽しめるのです。

 

さらにすごいのは、翌朝8時まで営業していること(最終入館受付は7時まで)。終電を逃したときのためにも、知っておく価値はあるのではないでしょうか!

835427f2b897369a