恵比寿といえばガーデンプレイスが思い浮かびますが、その界隈にも見どころは点在しています。たとえば、すぐそばのアメリカ橋も、明治37(1904)年に開催されたセントルイス万博に出展されたという歴史ある橋(現代の橋は架け替えられた別のもの)。隣接するアメリカ橋公園には足を休めるベンチがあります。

目黒川方面へ歩くと、近代的な駅前とは一変しこちらも散歩に最適。くねくねと折れ曲がった急な「別所坂」は一見の価値ありです。

恵比寿ガーデンプレイス

サッポロビール恵比寿工場跡地に誕生した「恵比寿ガーデンプレイス」。敷地内には恵比寿三越やさまざまなレストランやショップが集まった複合施設です。パリで有名な三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」も入店しています。ビール党は、「ヱビスビール記念館」でビールの歴史や科学を学習するのもいいでしょう。自由見学は無料ですが、テイスティングサロンなどの有料プランも評判です。

 

また、クリスマスシーズンは、バカラのシャンデリア目当てに大勢のカップルが訪れます。すてきなレストランも多いので、ロマンチックなクリスマスデートの定番にもなっています。

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アメリカ橋公園

恵比寿駅から動く歩道(恵比寿スカイウォーク)を歩き、ガーデンプレイスへと渡る信号の右手に架かるのが「アメリカ橋」。本当の名前は恵比寿南橋だが、アメリカで開催されたセントルイス万博に出展された橋を架けた縁から、アメリカ橋と呼ばれていました。現在、初代の橋は架け替えられて違うものに変わっていますが、橋の名前を記した橋名板の脇に、往時をしのばせるプレートが埋め込まれています。

 

アメリカ橋公園のそばにはアメリカ橋公園があり、散歩の足休めにぴったり。千代田区・渋谷区などで実施しているレンタサイクルのポートもあり、意外と坂の多い恵比寿の散歩に重宝しますよ。

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東京都写真美術館

写真と映像を専門とする総合的な美術館として1995年にガーデンプレイス内に開館。34,008点(2017年3月末現在)もの作品を収蔵しており、ほかでは見ることのできない貴重な作品が多くあります。特に、日本の作家のコレクションはすばらしく、写真にあまりなじみのない人でも楽しめる展示内容となっています。

 

学芸員の審美眼には定評があり、さまざまな趣向を凝らした企画展が多数行われています。また、アニメーション制作や写真プリントなどを体験できるワークショップなども開催しているので、興味があれば公式サイトやSNSで情報をチェックしてみては。

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別所坂

元ハンガリー大使公邸を改装したすてきな一軒家レストラン「Q.E.D. Club」の脇から、目黒川方面へ向かって下る急な坂が「別所坂」。江戸時代は、麻布のあたりから行楽の地、目黒に入る道としておおいに利用されてきたそうです。

 

坂の上には庚申塔が納められたほこらがあったり、「目黒の新富士と新富士遺跡」の説明板が設置され、歴史を感じさせます。「目黒の新富士」というのは、このあたりは坂の上にある通り、高台のため富士山がよく見えることで知られており、江戸の幕臣が自邸に目黒の新富士としてとして富士山のミニチュアを作ったものだとか。

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恵比寿横丁

立ち飲みブームをけん引した恵比寿ですが、最近はネオ横丁が人気です。戦後のバラック市をルーツとする「山下ショッピングセンター」が2008年に「恵比寿横丁」として生まれ変わり、おいしいお酒と料理を目当てに訪れる老若男女で賑わっています。

 

横丁の中には3~5坪ほどのこぢんまりとした飲食店がぎっしり。屋台街のような賑わいを見せており、どのお店も楽しそうです。また、ホルモン焼き、スナック、串焼きなど、すべてのお店で扱う料理が違うので、横丁内での飲み歩きが楽しめます。

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