日本を代表する建築家「安藤忠雄」。建築に詳しくない人でも、名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。安藤忠雄氏は国内だけでなく世界各国で活躍しており、住宅や教会、美術館、商業施設など多くの作品を生み出しています。今回は国内にある安藤忠雄の代表的な建築作品から5選をご紹介します。

この記事の目次

東京アートミュージアム【東京】

小さいながらも魅力的なミュージアム

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京王線仙川駅の近くには、安藤忠雄氏が設計した建築作品が集まっている通称「安藤ストリート」があります。その通り沿いにある代表的な建築の一つが美術館「東京アートミュージアム」です。


外壁が打ち放しコンクリートで、シンプルで独特な雰囲気を感じる外観デザインになっています。東京アートミュージアムは、外から見ると比較的規模の小さい建物ですが、中は三層吹き抜けのある大空間があり、外からの光をうまく取り入れているため、狭さを感じない開放感な空間になっているのが特徴。安藤忠雄氏の設計した空間で、絵画や建築などのアートを楽しむことができるギャラリーです。

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東京アートミュージアム

【営業時間】

木曜、金曜、土曜、日曜 11:00〜18:30(入館は18:00まで) 


【定休日】

月曜、火曜、水曜、年末年始


【料金】

大人500円、大学生400円、高校生400円、中学生300円、小学生300円


【アクセス】

電車: 

京王線「仙川駅」から徒歩で約4分

バス: 

①吉祥寺駅から吉03仙川行「仙川」下車、徒歩で約5分 

②三鷹駅から鷹54仙川行「仙川」下車、徒歩で約5分


【webサイト】

http://www.tokyoartmuseum.com/


表参道ヒルズ【東京】

表参道と調和する建築

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表参道ヒルズはケヤキ並木のある大通り「表参道」沿いにあり、商業施設と住宅施設の複合施設です。安藤忠雄氏は、表参道の景観と調和を第一に考えて設計しました。


地下空間を活用することによって、ケヤキ並木の高さを超えない高さにしているほか、ケヤキ並木との繋がりを考えて、屋上緑化がされています。表参道沿いに続く、統一された全長250mのファサードもこの建築作品の特徴です。


表参道ヒルズ館内の商業施設は地上3階・地下3階の6層が吹き抜けとなっています。その吹き抜けを表参道と同じ勾配のスロープが螺旋状に囲んでおり、館内も表参道と調和した空間になっています。今や表参道ヒルズはこの街の代表的な存在になっています。

表参道ヒルズ

【営業時間】

(1)ショップ

①月〜土 11:00〜21:00 

②日曜 11:00〜20:00 

(2)レストラン 

①月〜土 11:00〜23:30(LO22:30) 

②日曜 11:00〜22:30(LO21:30) 

(3)カフェ

①月〜土 11:00〜22:30(LO21:30) 

②日曜 11:00〜21:30(LO 20:30)


【アクセス】

電車: 

①銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口から徒歩で約2分 

②千代田線、副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」5出口から徒歩で約3分 

③JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩で約7分

車: 

①首都高速「高樹町」出口から約10分 

②首都高速「外苑」出口から約15分


【webサイト】

http://www.omotesandohills.com/


21_21 DESIGN SIGHT【東京】

デザインを楽しむ展示施設

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六本木の東京ミッドタウン内にあるミッドタウン・ガーデンの中に建てられた展示施設「21_21 DESIGN SIGHT」。デザイン文化を発信する美術館で、「日常」をテーマにした展覧会や、トークイベントやワークショップなどを開催している、ミッドタウン内の代表的な施設の1つです。


鉄板の屋根が折り曲げられた独特なデザインの建築作品。地上1階・地下1階建てであり、地下には外から見るだけではわからない大きな空間が広がっています。地上の連続したガラスから入る光と、地下には高さのある吹き抜けによって、明るい空間となっています。デザインがテーマの多様な展覧会を安藤忠雄氏がデザインした空間で楽しむことができます。

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21_21 DESIGN SIGHT

【営業時間】

10:00〜19:00(入館時間は18:30まで)


【定休日】

火曜日、年末年始、展示替え期間


【料金】

一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

(15名以上は各料金から200円引き、いずれも消費税込)


【アクセス】

電車: 

①都営大江戸線・日比谷線「六本木駅」より徒歩で5分

②千代田線「乃木坂駅」より徒歩で5分


【webサイト】

http://www.2121designsight.jp/


兵庫県立美術館(芸術の館)【兵庫】

芸術と融合する多様な空間

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兵庫県立美術館は、HAT神戸に震災からの文化復興のシンボルとして建設された、日本最大級の美術館。約9,000点の作品を所蔵しており、常設展や特別展などで鑑賞することができます。安藤忠雄氏が、海へと繋がる広場「なぎさ公園」と共に設計を手がけました。


海のある南側の大きな庇と、壁の全面ガラス張りは特徴的な建築作品。館内は光の取り入れ方が工夫されており、場所によって、また時間帯によって明るさが異なり、空間の表情が変化します。


兵庫県立美術館の代表的なシンボルとなっているのが、中と外を繋ぐ円形テラス。B1階から2階まで吹き抜けになっており、コンクリートで作られた、曲線を描く螺旋階段が続きます。また、屋外には彫刻作品があり、建物と風景と共に芸術を楽しむことができます。

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兵庫県立美術館(芸術の館)

【営業時間】

10:00~18:00(入場は17:30まで) 

※特別展会期中の金曜日と土曜日は夜間開館 10:00~20:00(入場は19:30まで)


【定休日】

月曜日(祝休日の場合は翌日) 

年末年始(12月31日、1月1日) 

メンテナンス休館(2019年1月2日~1月10日)


【料金】

こちらより各展覧会の料金をご確認ください 


【アクセス】

電車: 

①阪神電鉄「岩屋駅」から徒歩で約8分 

②JR神戸線「灘駅」から徒歩で約10分 

③阪急電鉄「王子公園駅」から徒歩で約20分 

バス 

JR・阪神・阪急「三宮駅」からバスで約15分、「県立美術館前」下車 

車: 

阪神高速3号神戸線「摩耶ランプ」から約5分


【webサイト】

https://www.artm.pref.hyogo.jp/index.html


国際芸術センター青森(ACAC)【青森】

森に埋没した「見えない建築」

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国際芸術センター青森は、青森市独自の新しい芸術文化を作り上げる、新たな芸術環境の場です。国内外からアーティストを招き様々な芸術創作ができるプログラムを中心とし、展示発表やセミナー・ワークショップなどを通じて、アーティストと学生・市民の多様な交流を図っています。


建物は周囲の自然環境を生かして起伏に富んだ地形を壊さないように配慮し、建物を森に埋没させる「見えない建築」をテーマに安藤忠雄氏は設計しました。展示棟と創作棟、宿泊棟の3棟で構成されている建築作品です。

展示棟は円形の平面をベースとし、壁がカーブを描く巨大ギャラリー空間が特徴的です。創作棟は創作活動のための空間があり、谷の上に直方体の全長約110メートルの回廊状の建物になっています。また、駐車場から展示棟に向う木のトンネルのアプローチは、国立芸術センター青森のなかでも非日常を味わえる代表的なアート空間になっています。

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国際芸術センター青森(ACAC)

【営業時間】

9:00~19:00(冬期は18:00まで) 

※展覧会の観覧時間は上記と異なりますのでお問い合わせください。 

 ※12/16~2月上旬はラウンジのみ開放 


【定休日】

年末年始(12月29日~1月3日)


【料金】

無料


【アクセス】

バス: 

JR「青森駅」前、JRバス9番乗り場より、ヴィラシティ雲谷行きまたはモヤヒルズ行き、市営バス3番よりモヤヒルズ行き乗車(所要時間約40分)、公立大学下車すぐ。


【webサイト】

http://www.acac-aomori.jp/

いかがでしたか?

今回は日本を代表する建築家「安藤忠雄」が手がけた国内にある代表的な建築作品を5つご紹介しました。どれも特徴的なデザインの建築ですね。同じ建築家の作品を回ってみて、建築家の共通点を探してみるのも楽しみ方の一つだと思います。安藤忠雄氏が設計した空間に入ってみると、どう感じるのか、実際に足を運んで確かめてみてください。