春はさまざまな花が咲き誇る季節。その中でも花畑一面に咲くポピーの光景は壮観です。
そんなポピーの季節は、桜の季節も過ぎ、陽気もぽかぽかとしてくる頃。
今回ご紹介するのは、そんなポピーの名所や見頃5つ。春の陽気に誘われて訪れる名所だけでなく、高地に咲くため夏ごろに見頃を迎える「幻の花」ブルーポピーの名所もご紹介します。
【長野】伊久間原のポピー
約4万株のポピーが咲き乱れるポピーの名所
長野県下伊那郡喬木村(たかぎむら)の「たかぎ農村交流研修センター」にあるポピーの花畑。「伊久間原のポピー」と呼ばれることの多い、ポピーの名所です。
見頃の時期になると5,000平方mの敷地に約4万株のポピーが咲き乱れ、伊久間原のポピーは長野県の中でもおすすめのスポットです。

【見頃の時期】
5月中旬~5月下旬
【開園期間】
例年5月中旬~5月下旬
【開園時間】
9:30~16:30
【料金】
協力金:200円(ポピー10~20本付)
【アクセス】
電車:
JR飯田線「飯田駅」からタクシーで約20分
車:
中央自動車道「松川IC」または「飯田IC」から約12km
【URL】
【山梨】山中湖花の都公園
富士山と60万本のポピーが夢の競演!
「花の都公園」は山中湖のほとり、標高約1,000mにある30万平方mの公園。広大な敷地を四季折々の花で埋め尽くし、雄大な富士山と鮮やかな色彩の花々の競演を楽しめる、花の名所であり花の楽園です。
6月下旬から7月中旬にかけて、花の都公園の花畑・農園エリアではカリフォルニアポピー約20万本とシャーレーポピー約40万本が見頃を迎えます。合計60万本ものポピーが咲き乱れる様は壮観でおすすめです。

【ポピーの種類】
- カリフォルニアポピー 約200,000本
- シャーレーポピー 約400,000本
【見頃の時期】
6月下旬~7月中旬
【開園時間】
- 4月16日~10月15日:8:30~17:30
- 10月16日~4月15日:9:00~16:30
【休園日】
12月1日~3月15日の毎週火曜日(年末年始を除く)
【料金】
花畑・農園エリアは無料
清流の里エリアの料金は下記の通り
- 4月16日~10月15日:大人 500円、小中学生 200円
- 10月16日~11月30日:大人 300円、小中学生 120円
- 12月1日~3月15日:無料
- 3月16日~4月15日:大人 300円、小中学生 120円
【アクセス】
電車:
JR「御殿場駅」から富士急路線バスで約50分
車:
富士五湖道路「山中湖IC」から約5分
【URL】
http://www.hananomiyakokouen.jp/
【山梨】甲斐市岩森のポピー畑
サッカーコートほどの敷地に、南アルプスを背景に咲く60万株のポピー
「甲斐市岩森のポピー畑」は、山梨県甲斐市岩森の茅ヶ岳広域農道沿いにあるポピーの名所。1998年に地元の老人クラブの方々が遊休農地を活用して花を育てたことが始まり。今はこの名所は市が管理し、シルバー人材センターの方々が手入れをされています。
甲斐市岩森のポピー畑の敷地は約6,600平方mでサッカーコート1面ほど。この広い畑に、見頃の時期には60万株のポピーが咲き誇ります。

【見頃の時期】
5月上旬~6月上旬
【開園期間】
常時開園
【アクセス】
電車:
JR中央線「塩崎駅」から徒歩約6分
車:
中央自動車道「韮崎IC」から約8分
【長野】北志賀竜王マウンテンパーク
幻のブルーポピーをロープウェイに乗って見に行く!
「幻の花」「天上の妖精」とも呼ばれ、高地に咲き栽培も難しい「ブルーポピー」。長野県の「北志賀竜王マウンテンパーク」は、竜王山頂の標高(1,770m)を活かしてこれを栽培している名所で、その数は日本最大級の約5,000株になります。
6月下旬から8月上旬にかけて見頃となり、山頂をヒマラヤンブルーに染めるブルーポピーの花畑を、北志賀竜王マウンテンパークのロープウェイに乗って見に行くことができるのでおすすめです。

【ポピーの種類】
ブルーポピー 約5,000株
【ポピーの開花時期】
6月下旬~8月上旬
【ロープウェイ運行時間】
9:00~19:00(最終乗車18:40)
【ロープウェイ料金(往復)】
大人 2,300円、小学生 1,200円、65歳以上 2,200円
【施設営業期間】
夏季営業期間:例年6月上旬~10月下旬
※7月上旬、9月上旬にロープウェイ運休期間あり
【施設営業時間】
9:00~19:00(ロープウェイ最終乗車18:40)
※ナイトクルーズ営業日:7・8・9月:~21:00 10月:~20:00
【アクセス】
電車:
長野電鉄「湯田中駅」からシャトルバスで約20分
車:
上信越自動車道「信州中野IC」から約16km
【URL】
【長野】大鹿村「南アルプスの青いケシ」
標高1,600mの高原にブルーポピーが5,000株以上
ブルーポピーのおすすめの名所は南信州にもあり、それが、長野県下伊那郡大鹿村の「中村農園」です。
この地域は標高1,600mの大池高原で、夏でも夜が涼しく気候が合っていたと思われ、現在中村農園では5,000株以上が栽培され、見頃の時期はその青さが壮観です。

【ポピーの種類】
ブルーポピー 5,000株以上
【見頃の時期】
6月中旬
【開園期間】
例年6月上旬~7月上旬
【開園時間】
8:00~17:00
【料金】
500円
【アクセス】
車:
中央自動車道「松川IC」から約80分
【URL】
http://www.osk.janis.or.jp/~aoikeshi/index.html
いかがでしたか?
今回は甲信越・北陸エリアでおすすめのポピーの花畑の名所・見頃を5つご紹介しました。通常のポピーに加え、幻の花ともいわれるブルーポピーを見られる名所があることも、甲信越・北陸エリアならではです。
ぜひいずれかのポピーの名所・花畑を訪れてみてください!