最寄駅は品川駅という一大ターミナル。こちら都市型水族館の「マクセル アクアパーク品川」は、夜10時までと、夜遅くまで開館しているのもうれしいところ。学校帰り、会社帰りに立ち寄ることもできます。
そんな「マクセル アクアパーク品川」に行くなら、見逃せないのは「ドルフィンパフォーマンス」。季節ごとのテーマや昼夜で演出が変わるのがおもしろいところ。昼はイルカたちが客席めがけて水をザッパーン!! と大量にかけてくれて、夜は音やプロジェクションマッピングでロマンティックに演出されたショーを見せてくれます。
この記事の目次
◆見どころポイント①多彩なドルフィンパフォーマンス
パフォーマンスを見せてくれるのは、小型で白黒のカマイルカ、それより大きい全身グレーのバンドウイルカ(ハンドウイルカ)。それから、クジラの仲間・オキゴンドウ。全3種類の海獣たちが主役です。

カマイルカの軽やかなハイジャンプ、オキゴンドウのどっしりとした身のこなしなど、それぞれの身体能力を活かしたパフォーマンスに目が奪われます。「前から4列目まではずぶ濡れ必至。夏はカッパを着て楽しんでくださいね!」と、広報ご担当者が教えてくれました。
それから、このパフォーマンスは訪れる季節や時間によって演出が一変。昼は、イルカたちが客席めがけてたっぷり水を飛ばしてくれます。

前から4列目まではずぶ濡れ必至。夏はカッパを着て楽しんでくださいね!」と、広報ご担当者が教えてくれました。
◆見どころポイント②暗闇に浮かび上がるクラゲ水槽
クラゲ水槽が並ぶ「ジェリーフィッシュランブル」。季節や時間に応じて、照明や音楽が変わります。

あまりの幻想的な美しさにうっとり……!
こちらで展示されるクラゲは、満月のようにまん丸なミズクラゲ、長~い触手(細長く伸びる手のような器官)が優雅なアマクサクラゲやインドネシアシーネットルです。


クラゲの透き通った体、水の流れに身を任せてゆらゆら漂う動き……いつまでも見ていたいと思わせられる魅力があります。
◆見どころポイント③発光サンゴが空間を彩る「コーラルカフェバー」
「マクセル アクアパーク品川」は、駅至近、照明が控えめでロマンティック……と、デートに最適な条件がそろっています。それに加えて、館内にはお酒が飲めるカフェバーまで併設。その名も「コーラルカフェバー」です。

スタンディングスタイルでドリンクを楽しめるハイテーブルは、なんと水槽になっています。その中では、美しいイソギンチャクをはじめ海の生き物たちが飼育・展示されています。

ドリンクは、カシスオレンジなどの定番カクテル中心。おおむねワンコイン500円前後でいただけます。お酒が飲めない方のために、もちろんソフトドリンクも充実しています。
スタンディング以外に、ゆったり腰を落ち着けてくつろげるベンチ席もあります。
◆まだまだある、見どころあれこれ
【海中トンネル「ワンダーチューブ」】

海の生き物をさまざまな角度から観察することができます。長さは約20メートルで、頭上から自然光が差し込み、幻想的な雰囲気。なんとこの場所、挙式もできるんです。品川プリンスホテルより「アクアマリン ウエディング」という名前で販売中。そろそろかな……なんてというカップルは、プロポーズや挙式、水族館でいかが!?
【アシカ・ペンギンのミニパフォーマンス】

屋外広場の「フレンドリースクエア」では、カリフォルニアアシカ、ケープペンギンなどの海の生き物たちが主役のミニパフォーマンスが見られます。会場がこぢんまりしている分、観客と生き物の距離が近いのがうれしいところ。トレーナーさんによる軽快なトークと合わせて、楽しく生態を学ぶことができます。
【季節ごとの企画展】

「マクセル アクアパーク品川」では、季節限定の企画展示を実施中。お花見、金魚、クリスマス、バレンタインなどの行事や季節の風物詩などをテーマとして演出方法が変わるため、いつ出かけても新しい発見が! 年間を通して何度も出かけたくなるように工夫されています。大人なら4,200円の年間パスポートがお得。2回行けばらくらく元が取れるのです。
※本稿掲載の写真・文章は2018年5月取材時点のものです。企画展「FLOWER AQUARIUM BY NAKED -secret sea-」限定の展示もありますので、お出かけ前にご確認ください。