ラベンダーというと、やっぱり北海道!空っと晴れた北海道の丘一面に広がるラベンダーの紫の絨毯は、青い空や白い雲と接して鮮やかなコントラストを織り成します。
香りを満喫できたり、ラベンダーを摘んだり・・・。今回は、北海道・東北地域のラベンダーの名所・見頃のおすすめを5つご紹介します。
【北海道】彩香の丘
道内でも有数の広さのラベンダー畑ながら比較的穴場スポット
中富良野町市内の西の小高い丘、十勝岳連峰を望み、敷地面積約6haのラベンダー畑で7種類約14万本が丘一面を紫色にするのが中富良野の「彩香の丘(さいかのおか)」。
道内でも有数の広さを誇り、斜面のほとんどがラベンダーで覆われ、丘を少し登ったところにある展望台やベンチから、満開時の綺麗なパノラマの風景を存分に味わうことができます。佐々木ファームが経営する個人農園でありながら、広々として富良野でもそれほど観光客が押し寄せず、穴場的な場所と言えそうです。
また、2018年からはカフェレストランやショップもリニューアルが行われ、新鮮な料理にデザート、ラベンダーグッズを満喫できます。

【見頃の時期】
7月上旬~7月下旬
【開園期間】
6月~9月(冬季休業)
【開園時間】
8:00~17:00
【料金】
入園無料
【アクセス】
電車:
JR「中富良野駅」から車で5分
車:
道央道「滝川IC」から約60分
【URL】
【北海道】四季彩の丘
トラクターバスや、バギー、カートで園内を回ることも
「四季彩の丘」は、美瑛町の南東、丘の風景で有名なパノラマロードの小高い丘にある7haのお花畑。 0.4haほどのラベンダー畑をはじめ、春から秋まで、数十種類の草花が見頃を迎えて咲き誇る花の名所です。
景観をめいっぱい体感するには、園内をのんびり進むトラクターバスや、自分で運転することのできるバギーやカートを利用してみるのもよいでしょう。アルパカ牧場もあり、家族で楽しむにはおすすめの場所です。
また、冬になるとこの花畑は雪で埋まり「スノーランド」になります。冬の四季彩の丘「スノーランド」では、スノーラフトやスノーモービルなど、初めての方でも雪と自然を気軽に楽しむことができます。

【見頃の時期】
6月上旬~8月上旬
【開園時間】
- 4月〜5月:9:00~17:00(アルパカ牧場は16:30まで)
- 6月〜9月:8:30~18:00
- 10月:9:00~17:00(アルパカ牧場は16:30まで)
- 11月:9:00~16:30
- 12月〜2月:9:00~16:00
- 3月:9:00~16:30
※アルパカ牧場の営業は閉園の30分前まで
【定休日】
レストランは11月〜3月までは毎週水曜日が定休日
【料金】
入園無料(ただし、花畑の維持管理費用として1人200円相当の募金をお願いしています)
※アルパカ牧場は有料
【アクセス】
電車:
①JR富良野線「美馬牛駅」から徒歩で約25分
②JR富良野線「美瑛駅」から車で約12分
車:
①旭川方面から:国道237号線から道道824号線に入り、美馬牛駅方向
②富良野方面から:国道237号線より、トリックアート美術館を目印に右折
【URL】
【北海道】かんのファーム
色とりどりの花畑は虹のよう、緩やかな斜面で見渡す景色は圧巻
「かんのファーム」は、上富良野町の北部に位置し、美瑛町との境界にある国道237号線に面している農園。 ラベンダーのほか、約10種類の花を始めとする作物を栽培しています。
色とりどりの花畑は虹のようにも見え、緩やかな斜面で見渡せる圧巻の景色を体験できる名所です。 6月中旬から10月初旬の長い期間美しい景色を楽しめます。ラベンダーは7月中旬から8月上旬にかけて見頃を迎えます。
また、ファーム内のショップ「カントリーショップきんこんかんの」では、ラベンダー雑貨などのオリジナル商品のほか、白いトウモロコシや紫色のジャガイモなど、珍しい野菜も季節限定で扱っています。牧場直送のソフトクリームなども味わうことができます。

【見頃の時期】
7月中旬~8月上旬
【開園期間】
6月中旬~10月中旬(期間中無休)
【開園時間】
9:00~18:00
【料金】
入園無料
【アクセス】
電車:
①JR富良野線「美馬牛駅」から徒歩約10分
②JR富良野線「美瑛駅」から車で約30分
③JR「旭川駅」から車で約40分
車:
旭川空港より車で約30分
【URL】
【北海道】日の出公園ラベンダー園
丘の上の展望台からは十勝岳連邦も見渡せる
JR上富良野駅から徒歩で行ける小高い丘にある「日の出公園」にあるのが、観光ラベンダー園。丘の頂上には白い展望台があり、その北西側に向かってラベンダーが植えられています。ラベンダーが西向きにあるため、他のラベンダー園ではあまり見ることができない、夕陽に照らされるラベンダー畑を眺めることができるのも特長のひとつです。
また、丘の頂上の展望台からは上富良野の市街はもちろん、天気がよければ東側には十勝岳連峰が見渡せるおすすめの撮影スポットになります。7月上旬から8月上旬がラベンダーの見頃です。
公園内にはアスレチックやキャンプ場、オートキャンプ場もあり、ラベンダーとアウトドアの両方を一度に楽しむことができます。

【見頃の時期】
7月上旬~8月上旬
【開園時間】
常時開園
【料金】
入園無料
【アクセス】
電車:
JR「上富良野駅」より徒歩で約15分
【URL】
【北海道】国営滝野すずらん丘陵公園
札幌市内の公園で6,000株のラベンダーが咲き、摘み取り体験イベントも
札幌市南区にあり北海道で唯一の国営公園が、「国営滝野すずらん丘陵公園」。名称の由来になっている「すずらん」をはじめ、約800種の草花が四季折々に美しさをみせてくれる花の名所です。
滝野すずらん丘陵公園のカントリーガーデンでは、7月中旬にかけて約6,000株のラベンダーが見頃を迎えます。また、見頃の時期に合わせ、ラベンダー摘み取り体験などのイベントが開催されます。
また、園内は「渓流ゾーン」「中心ゾーン」「滝野の森西エリアゾーン」「滝野の森東エリアゾーン」の4つに大きく分かれており、特に「中心ゾーン」には子供の楽しめる遊具がたくさんあります。
「ローンスタジアム」「フワフワエッグ」「あり塚の塔」「虹の巣ドーム」「溶岩滑り台」「マウントコニーデ」「オレンジエッグ」と、他にはない遊具ばかりで、ファミリーにおすすめの公園です。

【見頃の時期】
7月上旬~7月下旬
【開園期間と開園時間】
- 4月20日~5月31日:9:00~17:00
- 6月1日~8月31日:9:00~18:00
- 9月1日~11月10日:9:00~17:00
- 12月23日~3月31日:9:00~16:00
※4月19日と12月22日が日曜の場合は、4月19日・12月22日に開園
【入園料】
大人(15歳以上)450円、小人(15歳未満)無料、65歳以上 210円
※冬季(12月23日~3月31日)は入園料無料
【アクセス】
電車:
札幌市営地下鉄「真駒内駅」からバスで「すずらん公園東口」下車すぐ
車:
JR「札幌駅」から約50分
【URL】
いかがでしたか?
今回は、北海道・東北地域のおすすめのラベンダー畑の名所・見頃を5つご紹介しました。
北海道のみ5つの紹介となりましたが、富良野や美瑛以外にも、札幌にも名所があることも分かりました。ラベンダーの香りに癒されに、ぜひ北海道・東北地域のラベンダー畑の名所を訪れてみてください!