門前仲町は、その名の通りの門前町。富岡八幡宮に深川不動堂を中心に風情ある町並みが広がり、歩くだけでもワクワクします。でもそれだけではありません。日本最大の閻魔(えんま)様から、国の重要文化財である明治丸(船)まで!? 門前仲町は渋い下町でありながら、一大レジャーランドのようです!

この記事の目次

深川 ゑんま(えんま)堂

法乗院というお寺の境内に、日本最大の閻魔大王坐像が鎮座しています。死者は生前の行いをえんま様に裁かれ行いが悪いと舌を抜かれる……そんな恐ろしい仏様です。

2dff211f4b255c0d

深川のえんま様もさすがの大迫力。さらに、日本初の画期的なシステムを採用しているのです。なんと、お願い内容別に19ものお賽銭投入口があり、お賽銭を入れると、えんま様からありがたいお言葉が流れてきます。

3cfd99364418c289

ハイテクえんま様はエンタメ感たっぷりですが、本堂には地獄極楽絵図が展示されていたり、日本三大仇討ちの「曽我五郎の足跡石」など貴重なものがたくさん。


毎月1日と16日は、えんま様のご縁日です。

深川不動堂

成田山新勝寺の東京別院として名高い深川不動堂。ご本尊の不動明王はお顔は怖いですが、人々を力強く救済する仏様です。


正面に構えるのは旧本堂、左手に隣接するのがお不動様の真言梵字に覆われた新本堂です。

B0f91fed2ba13abe

旧本堂の後ろに続く内仏殿ではたくさんの仏さまを拝むことができ、四国遍路を手軽に体験できる八十八カ所巡拝所や大日如来の天井画など心洗われる時間を過ごせます。

B4bac3c762c51456

連日行われる護摩(ごま)祈祷には多くの人が集まります。祈祷してもらいたいなら、受付で祈祷料(護摩木500円・700円、一日祈願3,000円以上など)を納めて、本堂での護摩祈祷に参列します。身の丈にあった金額、心を込めた祈願が効果的ですよ。


また、こちら深川のお不動様は毎月1・15・28日がご縁日。普段より、いっそう賑やかな街の様子が見られます。

富岡八幡宮

江戸の三大祭りの一つ、「深川八幡祭り」で知られています。3年に1度行われる本祭りでの大神輿の連合渡御は勇壮そのもの。別名水掛け祭りといわれる通り、お清めの水かけも迫力満点。

Ad5e7a23de86874b

境内は広く、緑豊かで心がほっと落ち着きます。見どころもたくさんですが、日本一の黄金神輿は必見です。

500022ee46c78c14

江戸勧進相撲発祥の地でもあり、横綱力士碑をはじめとした石碑群は相撲ファンなら感涙必至。毎月第1・第2・第4・第5日曜日には境内で骨董市が開催されており、意外な掘り出し物があるかも知れません。

古石場川親水公園

かつてこの地に流れていた古石場川を埋め立て、水路を整備した公園です。およそ800メートルにもなり、「水辺の香り」をテーマにした通りに水の流れを見ながら散歩が楽しめる公園です。

9ff88d988a549126

両護岸には壁画が描かれており、西側には牡丹町公園に隣接した牡丹園やじゃぶじゃぶ池、東側には石の広場やバラ園があります。

4e93016f25731c44

川が流れていたころから残る橋の下を歩けます。「小津橋」と名づけられた橋は、この地で生まれた映画監督の小津安二郎にちなみます。この橋から近い「古石場文化センター」には「小津安二郎紹介展示コーナー」もあります。

明治丸

門前仲町駅から清澄通りを月島方面へ徒歩およそ10分。東京海洋大学越中島キャンパス(旧・東京商船大学)内に、国の重要文化財である「明治丸」がその雄姿を見せています。


明治7年(1874)に完成した、イギリス製の鉄船です。

Beb79f71fc195737

明治9(1878)年に明治天皇が青森からこの船に乗船し、7月20日に横浜に安着し、この日が「海の日」となりました。また小笠原諸島の領有にも、この明治丸が多大なる貢献をしました。

5ac7e1286673e0f3

船は文化財保護のため、火曜日と木曜日、第1・第3土曜日のみの公開。ガイドさんが船内や資料館・記念館を案内してくれます。