東京下町の散歩なら、なんといっても谷根千(やねせん)。谷中・根津・千駄木エリアの総称です。このエリアへのアクセスは、日暮里駅が便利です。日暮里駅からはじまる散歩道では、寺町の渋い風情と人情豊かなレトロな商店街、意外な絶景など、さまざまな東京の景色との出合いに満ちています。

電車好きの人、撮り鉄趣味の方は、駅からすぐの「下御隠殿橋」にご注目です!

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下御隠殿橋

北口改札を出ると鉄道ファンにはおなじみの跨線橋、下御隠殿橋(しもごいんでんばし)があります。この橋の中ほどに「トレインミュージアム」と呼ばれるバルコニー状のスポットが設置されているので、さまざまな列車が行き交うのを一望におさめることができます。なんと、JRと京成線を合わせると13線もあるというから、なかなかの圧巻です。

 

在来線だけでなく、東北・北陸などに向かう新幹線も見放題。ひっきりなしに行き交う列車は、いつまでも見飽きることがありません。特に、鉄道趣味に目覚めた男の子なら大興奮間違いなしです。

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朝倉彫塑館

日本の近代彫刻の父といわれる朝倉文夫は、谷中のこの地にアトリエ兼住宅を構え、創作に励み数多くの作品を生み出しました。その建物を美術館に改装したのが「朝倉彫塑(ちょうそ)館」です。

 

館内には、国宝・重要文化財の朝倉文夫作品が多数展示されるほか、建物自体も建築作品としてすばらしく、数寄屋造りの意匠や美しい曲線などを鑑賞することができます。また、四季折々に美しい表情を見せる庭園も素敵なので、散歩のついでに立ち寄るスポットとしておすすめです。

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谷中銀座

東京の散歩ブームの先駆けとなった「谷根千」の中心的存在の商店街。「夕やけだんだん」と呼ばれるゆるやかな階段を降りると、庶民的な商店街「谷中銀座」です。ちなみに、この夕やけだんだんの名前は、一般公募で決められたそうです。夕暮れどきは夕焼けがきれいに見えます。

 

「谷中銀座」は、地元の人が食品を買いにくる“普段使いの商店街”としての顔以外に、遠方からのお客さんもわざわざ訪れる観光名所としての顔もあります。最近は、ショッピングモールやネットショッピングの発達により、対面でものを買える商店街が少なくなったという理由もありそうです。でもこの谷中銀座は洋菓子、和菓子、おそうざいなどなんでも揃う現役の元気な商店街です。水タバコが楽しめるトルコ料理レストランなど、ツウ好みのちょっと怪しいお店も人気です。

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大屋商店

かつて日暮里には駄菓子問屋が多く集まる「駄菓子屋横丁」と呼ばれ賑わっていたエリアがありました。10円~数十円の駄菓子を大量に詰めたパックを商うお店がたくさんあったのですが、残念ながら再開発で姿を消してしまいました。

 

でも大丈夫。駅前のステーションガーデンタワーの2階には「大屋商店」が残り、元気に営業しています。とはいえ、日暮里駄菓子横丁時代から現存しているのはこちらのお店だけになってしまいました。基本的には卸売りのお店ですが、全国からファンが訪れるため、ありがたいことに個人向けの小売りもしてくれます。ちなみに一番人気は子どもも大人も大好きな「あんこ玉」(35個入り370円)。

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一由そば

東京の立ちそばファンの間で絶大な人気を誇るのがこちらのお店。なんと年中無休の24時間営業というストロングスタイルで、いつでもお客さんを迎えてくれます。立ちそばらしく、待ち時間なくすぐに提供されるのがうれしいところ。そばは、小盛り・中盛り・特盛りが選べます。小盛りはなんと110円という驚きのプチプラ。

 

でも、なんといっても人気の理由は天ぷらの種類の多さ。そしてデカイ!! ショーケースに並ぶ何十種類もの天ぷらを見るだけでワクワクしてきます。名物はジャンボゲソ天。常連になれば、リクエスト用紙に要望を書けば、オリジナル天として採用されるかも!? そんな楽しみ方もできるすばらしい立ちそば店なのです。

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