梅雨時期に楽しむ花と言えばあじさい、そして関東のあじさいの名所といえば真っ先に思い浮かぶのが鎌倉ですよね。あじさいの名所、実は鎌倉の中でもけっこう数が多いのです。
今回は、鎌倉のあじさいの名所の中でも「鎌倉」と「長谷」エリア、比較的混雑を避けられる「穴場」ともいえるあじさいの名所・見頃のおすすめ10カ所をご紹介します。

雨の日であっても傘をさして日帰りでも見に行って損のない場所ばかりですよ!

この記事の目次

本覚寺

商売の御利益が有名な「日朝さま」はあじさいが端正に花を開く名所

15世紀に開山した「本覚寺(ほんがくじ)」。JR鎌倉駅から東に歩いて5分ほどのこの寺は、二代目の住職が日朝上人(にっちょうしょうにん)だったことから、市民からは「日朝さま」という名で親しまれている寺です。


この本覚寺、鎌倉髄一の商売繁盛の御利益があり、正月の初えびす(三が日)と本えびす(1月10日)には全国からの多くの参拝客で賑わいます。

本覚寺があじさいの名所として紹介されることは多くないのですが、本堂の近くに5株ほどのあじさいが端正に花を咲かせ、ゆったりとあじさいを楽しむことができます。

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見頃の時期

6月上旬~6月下旬


拝観時間

(寺事務 9:00~16:00)


拝観料

志納


住所

神奈川県鎌倉市小町1-12-12


アクセス

電車: 

JR「鎌倉駅」から徒歩で約5分

報国寺

幻想的な竹林が醸し出す雰囲気の中に咲くあじさい

鎌倉駅からバスで約7分、14世紀に足利尊氏の二代前にあたる足利家時が開いたのが「報国寺」。その魅力は何といってもその美しい竹林です。その幻想的な雰囲気には息を飲み、外国人観光客にも人気の名所です。

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報国寺に咲くあじさいの数自体は決して多くありませんが、美しく整えられた竹林とともに、風情ある報国寺の雰囲気をそのままに、静かに花を開いているのが見どころです。

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【見頃の時期】

6月上旬~6月下旬


【拝観時間】

9:00~16:00(抹茶の受付は15:30まで)

※12月29日~1月3日は拝観休止


【拝観料】

  • 200円
  • 抹茶(干菓子付) 500円

【アクセス】

電車: 

JR「鎌倉駅」からバスで約7分


【URL】

http://www.houkokuji.or.jp/index.html

妙本寺

日蓮宗最古の寺院に散りばめられたかのように咲くあじさい

JR鎌倉駅から東に歩いて9分ほど。本覚寺を過ぎたあたりにあるのが「妙本寺(みょうほんじ)」。日蓮上人を開山として13世紀に創建され、池上本願寺、身延山久遠寺とならぶ、日蓮宗最古の寺院になります。


本堂の前や、梵鐘へ続く階段の両側、二天門の前など、広々とした妙本寺境内の各所に散りばめられたようにあじさいが花を咲かせます。

古刹のややひっそりとした雰囲気の中咲く様子は、すっかり周囲に溶け込んでいるかのようです。

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【見頃の時期】

6月下旬~7月上旬


【拝観時間】

寺務所9:00~17:00


【拝観料】

志納


【アクセス】

電車: 

JR「鎌倉駅」から徒歩で約9分


【URL】

http://www.houkokuji.or.jp/index.html


海蔵寺

源氏山の北側にある「花の寺」の初夏に咲き誇るあじさい

鎌倉駅から北へ徒歩約20分のところ、源氏山の北側にある「海蔵寺(かいぞうじ)」は、四季折々の花が何かしらいつも見頃を迎えているとして花の寺とも数えられる名所です。

早春の時期なら見事な枝垂れ梅が咲き、春から夏にかけては手入れの良く行き届いた庭園に菖蒲、参道沿いにあじさいなどが咲き誇ります。

また、秋になると紅葉も美しく、海蔵寺はまさにどの時期に訪れても何かしらの自然を楽しむことができます。

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【見頃の時期】

6月上旬~6月下旬


【拝観時間】

9:30~16:00


【拝観料】

志納


【アクセス】

電車: 

JR「鎌倉駅」から徒歩で約20分

鎌倉宮

明治天皇創建の神社の本堂の前後にあじさいが咲き並ぶ

鎌倉駅から北東に約30分ほど歩いたところにある神社が「鎌倉宮(かまくらぐう)」。白い鳥居が特徴的なこの神社は、鎌倉幕府の打倒に尽力した護良親王を祀るために明治天皇がこの地に創建した神社です。


道の途中にある鶴岡八幡宮に比べれば小さな神社ですが、鎌倉宮の鳥居から本殿までの間と、拝観料を払って入る宝物殿エリアのどちらにも凛とした空気に合うあじさいが咲き並びます。

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【見頃の時期】

6月上旬~6月下旬


【拝観時間】

9:00~16:30(12月~1月は16:00まで)


【拝観料】

(宝物殿)300円


【アクセス】

電車: 

JR「鎌倉駅」から徒歩で約30分

長谷寺

鎌倉一のあじさいの名所 斜面に咲き誇る多種多様なあじさい2,500株

鎌倉観光において、鎌倉の大仏と並ぶ有名な観光スポットといえばこの「長谷寺」。長谷寺の創建は8世紀、中臣鎌足の孫の藤原房前によって、十一面観音像を本尊として創建されたといわれています。


長谷寺の経蔵(輪蔵)の背後にある斜面に植えられたあじさいは、その数2,500株で、品種も多様です。あじさいの道の斜面を登ると、あじさいの向こうに由比ヶ浜も見えます。あじさいの時期は休日だけでなく平日も込み合うのが長谷寺ですが、訪れるのは必須の名所です。

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見頃の時期

6月上旬~6月下旬


【拝観時間】

常時開園


【拝観料】

無料


【アクセス】

電車: 

江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩で約5分

光則寺

長谷寺の山の右にある花の寺で静かに花を咲かす

長谷寺の山の右にある花の寺が「光則寺(こうそくじ)」です。日蓮上人の弟子日朗上人が、5代執権の北条時頼の側近・宿屋光則の屋敷に開きました。また、13世紀に日蓮上人が「立正安国論」を幕府に差し出した場所としても知られています。


光則寺ではつつじ、ふじ、カイドウなど四季折々の花が絶えることがなく、あじさいの見頃の時期になると、静かなたたずまいで境内にて花を咲かせます。その景色は長谷寺のあじさいの賑やかさとは実に対照的です。

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見頃の時期

5月中旬~6月上旬


【拝観時間】

7:30~日没まで


【拝観料】

100円


【アクセス】

電車: 

江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩で約7分

御霊神社

江ノ電とあじさいの組み合わせが人気の撮影スポット

「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」は、門前を走る江ノ電とあじさいの組み合わせがおなじみ。撮影の名所としても1、2を争う人気スポットです。御霊神社自体は、平安時代にこの地域を領地としていた鎌倉権五郎景政を祭神とする神社です。

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御霊神社の境内にも、あじさいは静かに咲いています。訪れた際には門前での撮影だけでなく、お参りもしておきたいところです。

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見頃の時期

6月上旬~6月中旬


【拝観時間】

9:00~17:00


【拝観料】

拝観無料


【アクセス】

電車: 

江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩で約3分

稲村ケ崎公園

三浦半島原産のあじさいを見られるあじさいスポットの穴場

長谷寺や北鎌倉の明月院の陰にすっかり隠れてしまいますが、「稲村ケ崎公園」にもあじさいが実は咲いています。三浦半島や房総半島といった温暖な地域に古くから自生していたあじさいが、ここでも花を開いているのです。

上の展望台にも、また下の芝生部分にも、三浦半島原産のあじさいを見ることができます。海を見ながらのあじさいが見られる稲村ケ崎公園は、実はあじさいの名所の穴場かもしれません。

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見頃の時期

6月上旬~6月中旬


【拝観時間】

9:00~17:00


【拝観料】

拝観無料


【アクセス】

電車: 

江ノ島電鉄「稲村ケ崎駅」から徒歩で約3分

成就院(参道にあじさいはありません)

あじさいは宮城県南三陸町に寄贈され、ごく一部で咲くのみに

鎌倉でも有数のあじさいの名所であった「成就院」のあじさい参道。しかし、2019年に迎える創建800年に向け、老朽化した参道の改修工事を2015年から開始。これに伴い、参道脇のあじさいは東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町へ寄贈されました。

現在は、宮城県の県花であるハギが植えられ始めています。

もともとは260株ほどあったあじさいは、現在は30株ほどとなっています。

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見頃の時期

-


【拝観時間】

8:00~17:00(11月1日~3月1日は16:30まで)


【拝観料】

志納


【アクセス】

電車: 

江ノ島電鉄「極楽寺駅」から徒歩で約3分


【URL】

http://www.jojuin.com/

いかがでしたか?

今回は関東のあじさいの名所の鎌倉の中でも、特に「鎌倉」と「長谷」周辺のエリアに絞って名所や見頃のおすすめを10カ所ご紹介しました。


梅雨のジメジメした季節はついつい屋内で過ごしてしまいがちですが、ぜひ鎌倉のあじさいの名所を訪れてみてください!