江戸時代より旧東海道の第一の宿場、交通、交易の要所として栄えてきた場所、品川。現在も寺社仏閣や歴史資源が多く残り、歴史を感じられるスポットや自然豊かな水辺・公園、天王洲アイルや個性的な商店街など多くの魅力があります。今回はその中からおすすめ観光・名所をご紹介します!
この記事の目次
林試の森公園
樹齢100年を超える巨木や珍しい樹木を楽しめる
林試の森公園は、東京都品川区と目黒区にまたがる都立公園です。明治33年(1900年)に当時の農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、その後「林業試験場」に名称を変更、林野庁の付属となり昭和53年まで使用されてきました。そして、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「目黒公園」の暫定開放期間を経て、平成元年6月1日に「都立林試の森公園」として生まれ変わり開園しました。 公園は東西に700m、南北に250mと細長く、外周の園路を一周すると45分程でまわることができます。
園内には芝生広場、デイキャンプ場、ジャブジャブ池、野球やサッカーの練習にも使用できるグラウンドがあり、早朝より散歩やジョギングを楽しむ人が多く見られます。中でもデイキャンプ場は人気の施設で、小・中学生を中心とした団体がキャンプの体験学習を楽しんでいます。利用人員は50人まで、5月~10月いっぱいまで使えます(要予約)。また、ジャブジャブ池もデイキャンプ場と共に人気の施設で、7月中旬~8月下旬までの10:00~15:00の間、低学年までの子供達が水遊びを楽しんでいます。
林試の森公園は、他の公園ではあまりお目にかかれない樹木が多くあり、樹木観察には最適の場所です。ハナガガシやハンカチノキといった日本の珍しい樹木やカイノキ、シナユリノキなど外国産樹木の観察を楽しむことができる観光スポットです。また、100年以上の歴史から、幹回り3mを超える樹木が数多くあり、中でも芝生広場の「大きなクスノキ」は圧巻で、公園のシンボルツリーとなっています。

林試の森公園
住所
東京都品川区小山台2丁目6−11
営業時間
常時開園
※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。
※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。
入園料
無料
アクセス
電車:
東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線「武蔵小山駅」から徒歩で約10分
バス:
東急バス「林試の森入り口」下車、徒歩1分
駐車場
なし
ウェブサイト
大森貝塚遺跡庭園
貝塚・縄文文化を学べる、日本考古学発祥の地
品川区大井に位置する大森貝塚遺跡庭園は、モース博士による大森貝塚発掘の地であり、日本考古学の発祥の地ともいわれる場所です。貝塚とは大昔のゴミ捨て場で、貝以外にも動物の骨・土器・石器など様々なものが見つかっています。大森貝塚は1955年(昭和30年)国の史跡に指定され、モースらの発掘した出土品は1975年(昭和50年)に国の重要文化財に指定されています。
庭園の中には、モース博士の石像や貝塚の学習広場、貝塚記念碑などがあり、縄文時代・大森貝塚について学習できるようになっています。また、公園中央に位置する縄文の広場には、30分ごとに霧状となって噴水するミストがあり、子供達の人気の遊び場となっています。
実は大森貝塚に関する石碑は大森貝塚遺跡庭園内の他にもう1ヶ所あり、大田区側の大森駅近く、NTTデータ大森山王ビル横の小道を線路側にはいった所にあります。これはモース博士が調査した貝塚の位置がはっきりしていなかったことが原因のようですが、その後の調査により現在ではモース博士が調査したのは品川区側であったことがわかっています。また、遺跡庭園から徒歩5分ほどの場所には品川歴史館があり、ここにはモース博士が発掘した際の資料がいくつか展示されています。大森貝塚遺跡庭園と併せて、ぜひ観光してみてはいかがでしょうか。

大森貝塚遺跡庭園
住所
東京都品川区大井6丁目21−13
営業時間
通常(3月~6月、9月、10月)9:00~17:00、夏期(7月、8月)9:00~18:00、冬期(11月~2月)9:00~16:00
定休日
年末年始
料金
無料
アクセス
電車:
JR「大森駅」から徒歩で約5分
バス:
東急バス「大森操車場」下車、徒歩1分
駐車場
なし
ウェブサイト
天王洲アイル
水と緑に囲まれたアートな空間
天王洲アイルは江戸時代に築かれた第4お台場をベースに開発された、品川区の臨海地区にぽっかりと浮かぶ約20万平方メートルの島です。オフィスを中心に多彩なショップが集結し、レストラン・カフェはもちろん、アートギャラリーやイベントスペースも充実していて、小さいながらも見どころ満載。ドラマやCMなどのロケ地としても活用されている、洗練されたオシャレスポットとなっています。
ギャラリーや多目的ホールを備えたビルが複数存在する天王洲は、アートの街としても知られています。街のあちこちにオブジェが飾られ、広場にはオシャレな家具があり、目黒川の水門には鯨の絵が描かれています。また無料で入れる「アートホール」もあり、1年を通じて芸術に触れることができます。アート巡りをしているだけで天王洲アイルの大部分の散策ができるので、まずはアートを目的に観光してみるのもオススメです。
天王洲アイルを訪れたらぜひ歩きたいのが、運河沿いに設置されたボードウォーク。所々に椅子が用意されているので、運河を眺めながら休憩する事が出来ます。その他にも、花がいっぱいの屋上から周辺を一望できる「東品川海上公園」や、船の往来が間近で見られる「天王洲アイル第9公園」など、癒しの休憩スポットが街のあちこちにあります。一日観光を楽しんだら、運河の風を感じながら夜景を楽しんではいかがでしょうか?

天王洲アイル
住所
東京都品川区東品川2丁目
アクセス
電車:
東京モノレール、りんかい線「天王洲アイル駅」
JR「品川駅」から徒歩で約15分
ウェブサイト
潮風公園
美しい景色とバーベキューが楽しめる海辺の公園
東京都品川区にある潮風公園は、臨海副都心内で最大の公園です。海辺の公園ならではの施設を備え、レインボーブリッジを背景とした東京湾の美しい景色やダイナミックな大井コンテナ埠頭を眺めることができるのが魅力です。お台場海浜公園やシンボルプロムナード公園と隣接していて、周辺には海と船をテーマにした「船の科学館」もあります。
公園内は歩道が完備され、首都高を挟んで北側には広大な芝生のエリア「太陽の広場」があり、西側は海に面したコーストデッキで、心地良い潮風を感じながら散策を楽しめます。特に南コーストデッキからの見晴らしは一押しで、天気がよく空気の澄んだ日には、富士山を望むこともできます。
潮風公園のバーベキュー広場は1998年オープン、東京都立公園初のバーベキュー場です。都心からのアクセスもよく、コンロなどの調理器具や食材などを事前予約すると手ぶらでバーベキューが楽しめるとあって人気のアクティビティとなっています。公園の周辺施設も充実しているので、東京観光と併せてバーベキューを楽しむのもオススメです。

潮風公園
住所
東京都品川区東八潮1−2
営業時間
(1)デイタイム(10:00〜16:00)、サンセットタイム(17:00〜21:00の内3時間)
①4/28~5/7、5/8~5/31の金曜、土曜、日曜
②6/1~9/30(常時)
③10/1〜10/31の金曜、土曜、日曜、祝日
(2)デイタイム(10:00〜16:00の内5時間)
①〜4/27
②5/8〜5/31の平日
③10/1〜10/31の平日
③11/1〜
アクセス
電車:
①ゆりかもめ台場駅から徒歩で約5分
②ゆりかもめ船の科学館駅から徒歩で約5分
③東京水辺ラインお台場海浜公園から徒歩で約10分
バス:
JR「浜松町駅」から都バス「東京ビックサイト」行き、「国際展示場駅前」行き、「テレコムセンター駅前」行き、「台場バス停」下車、徒歩
車:
①首都高速11号台場線「台場出口」から約3分
②高速湾岸線「臨海副都心出口」から約1分
③高速湾岸線「有明出口」から約5分
駐車場
あり
①潮風公園北駐車場(駐車台数134台)
②潮風公園南駐車場(駐車台数274台)
普通車は1時間まで300円、以後30分毎に100円
ウェブサイト
戸越銀座商店街
東京一長い商店街で食べ歩きを楽しもう
東京都品川区に位置する戸越銀座商店街は、全長約1.3kmにわたる東京一長い商店街です。通りに沿って約400件もの店舗が軒を連ね、コロッケや焼き鳥などいろいろな食べ歩きができる観光スポットとしても人気を集めています。
「戸越」という地名の由来は、江戸から現在の戸越を越えると、相模の国(神奈川県の大部分)に入ることから「江戸越えの村」と呼ばれ、やがて「戸越」になったという説があります。また、東京で有名な観光地の一つである「銀座」の名前がつく土地は全国各地にありますが、戸越銀座はその第1号。関東大震災の時に銀座がレンガの瓦礫の処分に困っていたのを戸越が譲り受けて、当時水はけの悪かった戸越の商店街の通りに敷き詰めたというのが地名の由来と言われています。
戸越銀座には、安心して買い物ができる商店街の工夫がいくつかあります。例えば、毎日午後3時間ほど行われる交通規制。道の真ん中で食べ歩きに夢中になっていても大丈夫!車の往来を心配する必要はありません。また、電信柱がすべて地下化されているのも特徴です。近くには江戸時代の大名の庭園跡である戸越公園や天然温泉が楽しめる戸越銭湯などもあるので、こちらも併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
戸越銀座商店街
住所
東京都品川区戸越3丁目1−18
アクセス
電車:
①東急池上線「戸越銀座駅」から徒歩すぐ
②都営浅草線「戸越駅」から徒歩すぐ
ウェブサイト
ねむの木の庭
皇后さまゆかりの樹木や草花で彩られた癒しの場所
東京都品川区にある区立公園「ねむの木の庭」がある場所には、もともと皇后美智子様のご実家、旧正田邸がありました。「ねむの木」の名は、皇后さまが高校生時代に作詞された「ねむの木の子守歌」からつけられたもので、公園内は皇后さまゆかりの樹木や、お歌の中で詠まれた樹木・草花などで美しく彩られています。
公園のシンボルとなるねむの木は、園内のどの位置からも眺められ、歩みを止めた場に植栽されている花々は、様々な違った姿を私達に見せてくれます。皇太子妃時代に英国から贈られたバラ、「プリンセス・ミチコ」は必見。「プリンセス・ミチコ」の見ごろは毎年5月初旬ごろ、ねむの木は、6~7月です。また、植えられている花には皇后様の歌集も一緒に配置されており、めくるとその花の解説が書かれています。植えられている草花の背景に思いを馳せながら、お散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ねむの木の庭
住所
東京都品川区東五反田5丁目19−5
営業時間
9:00〜17:00
休園日
12月29日~1月3日
料金
無料
アクセス
電車:
JR・東京急行電鉄・浅草線「五反田駅」から徒歩で約8分
ウェブサイト
品川神社
金運アップと品川富士で知られる神社
「品川神社」は源頼朝が海上交通の安全と祈願成就の守護神として創建したとされる神社で、明治天皇が東京を代表する神社として認めた「東京十社」の一つに数えられています。
昭和39年にリニューアルされた社殿や昇り龍下り龍の彫刻が施された石造鳥居、板垣退助の墓などが見どころ。
境内にはパワースポットとして有名な「一粒萬倍(いちりゅうまんばい)の御神水」もあり、お金や印鑑を洗えば金運アップのご利益にあやかれると人気です。
都内最大級の「富士塚」があることでも知られる品川神社。”品川富士”と呼ばれる富士山のミニチュア版があり、気軽に富士登山も楽しめますよ。
毎年6月7日に近い金・土・日には「北の天王祭」と呼ばれる例大祭を開催。神輿が街を練り歩き、たくさんの人で賑わいます。
住所
東京都品川区北品川3丁目7−15 品川神社
アクセス
電車:
京急本線「新馬場駅」北口から徒歩で3分
営業時間
社務所受付 9時〜17時
ウェブサイト
しながわ水族館
東京湾の生き物やイルカに出会える水族館
「しながわ水族館」は"海や川とのふれあい"をテーマに、平成3年(1991年)にしながわ区民公園内にオープンした水族館です。
1Fの「海面フロア」では東京湾の生き物を中心に展示。また、マゼランペンギンに会える「ペンギンランド」やイルカショーやアシカショーが開催される「イルカ・アシカスタジアム」などのコーナーも設けられています。
しながわ水族館最大の見どころは、地下1Fに設けられた巨大なトンネル水槽!ウミガメやエイなど、約60種900点の生き物が優雅に泳ぐ様を間近で見ることができますよ。
ほかにも、トンネル内を泳ぎ回るアザラシを観察できる「アザラシ館」やドクターフィッシュ等と直接触れあえる「ふれあい水槽」など、たくさんの海の生き物たちに出会える観光スポットです。

住所
東京都品川区勝島3丁目2−1 しながわ水族館
アクセス
電車:
京急本線「大森海岸駅」から徒歩で約5分
バス:
JR・東急鉄道大井町線・東京臨海高速鉄道りんかい線「大井町駅」東口から無料送迎バスで約20分
車:
首都高速1号羽田線鈴ヶ森ICから約3km
駐車場
有り
96台(20分100円)
営業時間
10:00〜17:00
定休日 火曜、1月1日
利用料金
幼児300円(4才以上)、小学生600円、中学生600円、大人1300円
ウェブサイト
船の科学館
海と船について学べるミュージアム
「船の科学館」は、昭和49年(1974年)に東京湾の臨海副都心エリアにオープンした海洋博物館です。
現在は本館がリニューアル工事のため休館中ですが、別館と屋外展示場は無料で見学可能。
別館展示室では本館資料の一部が公開されているほか、調査船やイージス艦といった船舶模型や日本近海の海底地形模型等を展示。海上保安庁の業務をゲームで紹介するコーナーなどもあり、海と船の文化や歴史について楽しく学べる観光スポットです。
敷地内に設けられた屋外展示場には、大型スクリュープロペラや潜水調査船「たんかい」など、ロマン溢れる巨大展示物がいっぱい!
一番の見どころは、初代南極観測船「宗谷」。貴重な船の内部が見学できるほか、南極の氷の実物なども展示されています。
大人も子どもも楽しめる船の科学館。ぜひ、ご家族でお出かけしてみて下さい。

住所
東京都品川区東八潮3−1
アクセス
電車:
ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線「船の科学館駅」から徒歩3分
車:
首都高速11号台場線「台場出入口」から6分
駐車場
有り
400台まで
営業時間
開館時間:
10:00〜17:00
休館日:
月曜(月曜が祝日の場合は火曜)、年末年始(12月28日〜1月3日)
利用料金
無料
ウェブサイト
池田山公園
四季折々の花で彩られた緑豊かな公園
「池田山公園」は、昭和60年(1985年)に開園した品川区立公園です。起伏に富んだ地形を生かした池泉回遊式庭園で、高台部は休憩ゾーン、低地部は回遊ゾーンになっています。
この付近の高台は、江戸時代初期に備前国岡山藩池田家が下屋敷「大崎屋敷」を構えたことから「池田山」と呼ばれるようになり、大正時代末期からはその土地の大部分は宅地として開発・分譲されていきました。現在は都内でも有数の高級住宅地です。当時の屋敷の奥庭にあたる部分を公園として保存し、樹林や滝、池などは当時のままの趣を残しています。
2月〜3月は梅や椿、4月〜5月はつつじ、6月〜7月は花菖蒲や紫陽花、11月〜12月には色鮮やかな紅葉など、四季折々の美しい草花が咲く公園として多くの人々に親しまれています。また、富士山からの「気」が流れる龍脈上にあることから、園内の滝や池は浄化効果が高いと言われています。近年はパワースポットとしても注目を集めています。
都会のど真ん中にあるとは思えない、しっかりと整備され広々とした公園。入園料が無料なので、気軽に利用できるのも嬉しいですね。散策やゆったりと読書を楽しむのにもぴったりな素敵なスポットです。晴れた日に是非遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

池田山公園
住所
東京都品川区東五反田5丁目4−35 区立池田山公園
営業時間
①営業時間
・7:30〜17:00
・7月~8月は18:00まで
②定休日 年末年始
入園料
無料
アクセス
電車:
JR・都営浅草線・東急池上線「五反田駅」から徒歩で約15分
戸越八幡神社
御朱印の種類が豊富!地元に愛される神社
浅草線「戸越駅」から徒歩約7分の場所にある「戸越八幡神社」は、病気平癒、厄払い、仕事運向上などのご利益があると言われています。現社殿は安政2年(1855年)に創建されたもので、震災や戦災から免れ、都内でも数少ない木造神社建築を今に伝えています。
鳥居をくぐると約80メートルある細長い参道の両側に、ケヤキやイチョウなどの樹齢300年を超える古い樹木が茂り、荘厳な雰囲気を漂わせています。また社殿の前の広場にはいくつかのベンチが設置されており、参拝者が休憩できるようになっています。
戸越八幡神社では、週限定や月限定、祭事限定などさまざまな御朱印をいただくことができるのも魅力です。植物や動物をあしらった可愛らしい絵柄が書いてある御朱印も多く、ついつい全部集めたくなってしまいます。

戸越八幡神社
住所
東京都品川区戸越2丁目6−23
アクセス
電車:
浅草線「戸越駅」から徒歩で約7分
東急大井町線「戸越公園駅」から徒歩で約10分
利用料金
初穂料 1,500円
貴船神社
709年創建の歴史ある神社
JR「大崎駅」と戸越銀座の間に位置する「貴船神社」は、とても歴史の古い神社です。和同2年(709年)、藤原伊勢人により丹生川上神社の御分霊を勧請して創建されました。1300年以上もの歴史があり、この地域最古の神社と言われています。創建時は「貴布裲大明神」と称し、水神として崇められてきました。現在の「貴船神社」として改められてたのは享和3年(1803年)です。
御祭神は、高龗大神(たかおかみのおおかみ)と素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。境内には居木村代々の名主であった松原氏が造立した高さ約1mの「文政11年銘道標」が保存されています。境内はそれほど広くはありませんが、とても落ち着く雰囲気です。
毎年6月初旬の週末に行われる「貴船祭」は、水の神様を祀る貴船神社の最大の祭礼。金色の神輿が町内を練り歩き、大変な賑わいをみせます。ぜひ一度参拝してみてくださいね。
貴船神社
住所
東京都品川区西品川3-16-31 貴船神社
アクセス
電車:
①JR・りんかい線「大崎駅」から徒歩で約10分
②東急大井町線「下神明駅」から徒歩で約11分
③都営浅草線「戸越駅」から徒歩で約14分
容器文化ミュージアム
容器包装の歴史や技術が丸わかり
「容器文化ミュージアム」は、歴史や技術など容器包装の文化を発信する施設です。
人々の暮らしをより便利にしてきた容器包装が長い歴史の中でどのように進化し、人の生活を変えてきたのか。その様子を実物の容器やアニメーションで紹介しています。最新の包装技術の工夫も知ることができますよ。
缶、ビン、ペットボトルなど身の回りのあらゆる”容器”の見方が変わるはずです。
ポップで明るい館内は、実際に触ったり、動かしたり。のぞき穴やドアなど、体験しながら学習できる工夫がいっぱいで、楽しみながら飽きずに展示を楽しむことができます。
歴史年表コーナーには、昔の容器もたくさん展示してあるので、大人も懐かしい気持ちになれます。夏休み期間には、子ども向けのイベントやエコ工作などが開催されています。自由研究にもぴったりなので、ぜひ親子で訪れてみてくださいね。

容器文化ミュージアム
住所
東京都品川区東五反田2丁目18−1 大崎フォレストビルディング
営業時間
①営業時間
平日: 9:00〜17:00
②休館日
土曜、日曜
利用料金
無料
アクセス
電車:
①JR・東京急行電鉄・都営地下鉄「五反田駅」から徒歩9分
②JR・東京臨海高速鉄道「大崎駅」から徒歩7分
バス:
JR・東京急行電鉄・都営地下鉄「五反田駅」からバスで4分
戸越公園
緑に囲まれた癒しの庭園
「戸越公園」の歴史は古く、江戸時代に熊本新田藩細川家の屋敷跡に作られた品川区を代表する区立公園です。池を中心とした造りの回遊式庭園となっており、渓谷や滝、築山を見ることができます。また、梅、桜、藤、ツツジ、シャクナゲ、イチョウなど季節の草花が植えられ、四季折々の美しい自然を楽しめます。
11月から12月頃には園内にある2本のヒマラヤ桜が開花します。秋から冬にかけて咲く珍しい桜は必見ですよ。
遊具広場が2ヶ所に分かれて置いてあったり、池には亀や鯉が泳いでいたりと子どもから大人まで幅広い年齢の方が楽しめる憩いの公園です。庭園はいつも綺麗に保たれているので、ゆっくりと過ごすことができます。園内の広場ではイベントなども開催しており賑わいをみせています。
都会にいることを忘れてしまいそうなほど、自然豊かでのどかな戸越公園。天気の良い日にぜひ遊びに行ってみてくださいね。
戸越公園
住所
東京都品川区豊町2丁目1−30 区立戸越公園
アクセス
電車:
①東急大井町線「戸越公園駅」から徒歩で約5分
②東急大井町線「下神明駅」から徒歩で約5分
旧島津公爵邸(清泉女子大学本館)
大正ロマンの面影を残す大邸宅
「旧島津公爵邸」は、ルネサンス様式の洋館であり大正6年(1917年)に建築されました。日本の近代建築の礎を築いたイギリスの建築家ジョサイア・コンドル氏による設計です。ジョサイア・コンドル氏が設計した建物は残念なことに数えるほどしか残っていません。その中でも華族最上位の公爵家の邸宅はこの島津公爵邸のみで、晩年の代表作としても知られています。
昭和37年(1962年)からは、学生に本物の文化に触れる環境を造りたいという思いから、清泉女子大学本館として聖堂や教室・会議室等として現役で利用されています。ステンドグラスやマントルピースなど当時の内装が今もそのまま残されており、天井の繊細な彫刻なども良好な状態で保存されています。平成24年(2012年)にはその歴史的価値の高さが認められ、東京都有形文化財として登録されました。
大学本館として使用されているため通常は校内に立ち入ることは出来ませんが、春と秋に学生がガイドとして案内する見学ツアー期間は入ることができます。歴史と伝統を刻んできた由緒ある邸宅に足を踏み入れることができる大変貴重な機会です。素晴らしい造りとその重厚感ある雰囲気に酔いしれてみてはいかがでしょうか。

旧島津公爵邸(清泉女子大学本館)
住所
東京都品川区東五反田3丁目16−21 旧島津公爵邸
営業時間
①個人対象の邸内見学ツアー有り
※詳しくはホームページをご確認ください。
アクセス
電車:
JR・東急池上線・都営浅草線「五反田駅」から徒歩で約10分
ウェブサイト
いかがでしたか?
今回は、東京都品川区の観光スポットをご紹介しました。
ビジネス街のイメージも強い品川ですが、品川神社や大森貝塚など歴史を感じられるスポットや、珍しい樹木が見られる林試の森公園、ユニークな戸越銀座商店街などの観光スポットも盛りだくさん。アクセスの良いターミナル駅としてだけではない、品川の魅力を再発見しにお出かけしてみませんか?