静岡県の魅力といえば、東の熱海や伊豆、西の浜松だけだと思っていませんか?実はそれ以外の地域にも訪れたい名所がたくさんあるんです。今回は、そのなかでも静岡県の中部に位置する「島田市」にフォーカスを当ててみました。南アルプスを源流とする大井川の恩恵を受ける、自然美に富んだスポットが点在。数ある観光名所のなかから、5箇所を厳選してお届けします!

この記事の目次

大井川鐵道

大井川沿いを走り抜ける、昔懐かしいレトロな蒸気機関車

昭和5年〜17年に製造された蒸気機関車。昭和48年に全ての車両が廃棄となりましたが、昭和51年に復活運転を果たしたのが「大井川鐵道」です。


大井川鐵道は、「金谷駅」から「千頭駅」の39.5kmからなる沿線。

大井川沿いの豊かな自然風景を望みながら、約80分の蒸気機関車の旅を満喫できます。観光客が利用しやすいようにいくつかの旅コースが設けられており、日帰りで気軽に楽しめる「千頭コース」や一泊二日でゆっくりと満喫できる「寸又峡コース」を用意。また、期間限定で「機関車トーマス号」も運行するため、家族連れでも楽しめますよ。


車窓から見えるのは、季節によって表情を変える風景。春には「家山駅」周辺の桜トンネル、初夏には「抜里駅」から望める一面の茶畑、秋には紅葉スポットとなる「寸又峡」まで足を延ばすことができます。四季折々の自然を楽しめるので、再び訪れたくなるんですよね。


ちなみに、蒸気機関車を間近で見たいのなら「SL広場」がおすすめ。鉄道ミュージアムやジオラマが設置されている施設、昭和初期に製造された貴重な蒸気機関車などを観られます。巨大かつレトロな車体が実際に走っていたと思うと、興奮すること間違いなしですよ!

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【お問い合わせ】

0547-45-4112


【利用料金】

運賃の他に子供400円、大人800円


【アクセス】

バス: 

JR東海道線「金谷駅」下車、ホームを移動し、大井川鐵道ののりばへ。ホームの一部が大井川鐵道金谷駅と接続。金谷駅から新金谷駅までは、大井川本線普通電車で約4分。


車:

①新東名「島田金谷IC」から国道473号線を金谷市街方面(南)へ約10分。

②東名「相良牧之原IC」から国道473号線を静岡空港方面(北)に約15分。


【駐車場】

有り

新金谷駅駐車場(マイカー1日800円)


【ウェブサイト】

http://oigawa-railway.co.jp/

蓬莱橋

ギネス登録もされている、世界最長の木造歩道橋

全長897.4mの世界最長となる木造歩道橋「蓬莱橋(ほうらいばし)」。イギリスのギネス社にも認定されていることから、世界中から観光客が訪れている人気スポットです。


江戸時代、静岡県島田市は東海道の宿場町として栄えていました。

というのも、参勤交代による大名行列や旅人が頻繁に往来していたためです。当時、大井川を渡るさいに「川越」という交通制度があり、料金を払わなければ川を渡ることができませんでした。その後、明治維新によって江戸幕府が終わりを告げ、川越の制度も同時に廃止されました。


そこで造られたのが蓬莱橋です。明治12年、牧之原台地の開拓民たちの出資によって建造。木造という当時の面影を残しながら、今もなお多くの人たちの往来を支えてくれています。


蓬莱橋は富士山の絶景スポットとしても有名。空気が澄んだ快晴のときには、富士山が水面に反射した「逆さ富士」を眺めることもできます。また、夕日に赤く染められた蓬莱橋と富士山のコラボも格別。目に焼き付けたくなる、どこか懐かしささえ感じる絶景です。

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【お問い合わせ】

0547-46-2844


【営業時間】

概ね日の出より日没まで 

定休日 年中無休(工事の為渡れない時がある)


【利用料金】

子供10円、歩行者大人100円、自転車100円


【アクセス】

バス: 

JR「島田駅」から徒歩で約15分


車:

東名「吉田IC」から車で約15分


【駐車場】

有り 

普通26台、バス11台


【ウェブサイト】

http://shimada-ta.jp/tourist/tourist_detail.php?id=2

川根温泉ふれあいの泉

汽笛に耳を傾けながらくつろげる、源泉掛け流しの露天風呂

大井川鐵道「川根温泉笹間渡駅」を降りてすぐ。

静岡県内10番目の道の駅として知られる場所に「川根温泉ふれあいの泉」があります。


大井川鐵道を走る蒸気機関車を、間近に感じられる温泉として有名。露天風呂からは汽笛の音を聞きながらゆっくりと湯船に浸かれますし、沿線を走り抜ける車両に手を振ることもできます。


敷地内には、温泉だけでなく温水プールや宿泊施設も併設。お風呂ゾーン「夢殿」では、男女11ヶ所の様々な浴槽を楽しむことができます。湯量毎分730ℓの源泉掛け流しに日頃の疲れをじんわりと洗い流せますよ。


また、バーデゾーン「翠夢」には20mの温水プールや各種サウナがあり、宿泊施設「ふれあいコテージ」は全ての部屋に天然温泉が引かれている貸別荘タイプ。大井川鐵道を中心に各地のスポットへと足を延ばすなら、川根温泉ふれあいの泉が好立地ですよ。

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【お問い合わせ】

0547-53-4330


【営業時間】

9:00~21:00(20:30受付終了) 

定休日 毎月第一火曜(祝日の場合は翌日)


【利用料金】

・小人浴場300円、プール300円、共通510円 

・大人浴場510円、プール710円、共通1020円


【アクセス】

電車: 

大井川鐵道大井川本線「川根温泉笹間渡駅」から徒歩で約7分 


車: 

新東名高速道路「島田金谷IC」から約30分


【駐車場】

有り

大型:4台 普通車:78台


【ウェブサイト】

http://kawaneonsen.jp/

ふじのくに茶の都ミュージアム

味わい深く、奥深い、お茶の世界を存分に堪能

広大な茶園があることで有名な牧之原台地。

その中心となる場所に誕生したのが「ふじのくに茶の都ミュージアム」です。もともとは、島田市が運営する博物館「島田市お茶の郷」でしたが、静岡県の整備によって、2018年3月にリニューアルオープンしました。


施設内は、「博物館」「商業館」「日本庭園・茶室」の3エリアに分別。

博物館エリアは3階建となっており、茶の起源とされる樹齢1,000年の茶樹王のレプリカをはじめ、世界各国のお茶を試飲できるスペース、日本におけるお茶の歴史を展示。さらに、牧之原台地や島田市に伝わり、世界農業遺産にも登録された栽培方法「茶草場農法」の解説もあります。


日本庭園・茶室エリアは、「小堀遠州」が手がけた日本庭園と茶室を復元。茶道流派のひとつ「綺麗さび」を確立した、大名茶人の空気感をそのままに再現されています。有料となりますが、抹茶の茶道体験も楽しめます。


そのほか、お茶を使った料理やスイーツを味わえるカフェレストラン、「世界一濃い抹茶」と称される「ななや」のジェラートなど、始まりから終わりまで、お茶の世界にどっぷりと浸かることができますよ。

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【お問い合わせ】

0547-46-5588


【営業時間】

9:00~17:00(16:30受付終了) 

※茶室は9:00〜16:00まで(15:30受付終了)


【定休日】

毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)


【利用料金】

一般: 300円

大学生以下、70歳以上、障害者手帳をお持ちの方:無料


【アクセス】

バス: 

JR「金谷駅」から約5分


車: 

①東名高速道路「相良牧之原IC」から車で約10分

②新東名高速道路「島田金谷IC」から車で約10分

③国一バイパス「大代IC」から車で約10分


【駐車場】

有り


【ウェブサイト】

https://tea-museum.jp/

ばらの丘公園

春と秋の開花時期、斜面いっぱいに埋め尽くすバラの絨毯は圧巻!

お茶の栽培として有名な島田市ですが、バラの切り花栽培も盛んな地域。「ばらの丘公園」では、世界各地から集めた約360品種、8,700株のバラを観ることができます。


園内の花壇は大きく3つのゾーンに分かれます。大温室へと繋がる階段状の「正面バラ園」、色とりどりの品種が観られる「斜面バラ園」、平坦地につくられた「円形バラ園」。


そこで出会えるバラの品種は様々。甘い香りが離れていても感じられる品種や皇室ゆかりの品種、バラサミットで記念に植えられた品種だけでなく、島田市で育成された品種「ミスシマダ」も観られます。


訪れるなら、毎年春と秋に開催される「島田ばらの丘フェスティバル」の時期がおすすめです。摘みたてのバラを使ったジャムやソフトクリームが大人気!大井川の恩恵を受ける島田市の豊かな自然美と共に、美しく敷き詰められたバラの数々に心から癒されることでしょう。

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【お問い合わせ】

0547-37-0505


【営業時間】

4月~11月:9:30~17:00 

12月~3月:9:30~16:00 


【定休日】

火曜(祝日の場合翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)


【利用料金】

5~11月:300円

12~4月:200円


【アクセス】

バス: 

JR島田駅からバス15分「金谷~市民病院線」市民病院下車徒歩約10分


車:

東名吉田・相良・牧之原ICから車で10分


【駐車場】

有り 

普通450台、バス5台


【ウェブサイト】

http://www.baranookakouen.jp/

いかがでしたか?

今回は、静岡県島田市の観光・名所を5箇所ご紹介しました。

大井川鉄道の沿線上に点在する各スポットは、いずれも大井川の大自然に包まれた個性溢れる名所ばかりです。このように、西部の島田市を含めた県全域に見所を持っていることこそが、静岡県の本当の魅力といえるのではないでしょうか。東側の熱海や浜松にはない、大井川に沿った緩やかな自然美に癒されてみませんか?