「目黒のさんま」や「目黒川の桜」で知られる、東京都目黒区。おしゃれなカフェが多いことでも有名ですが、歴史ある神社仏閣や緑に囲まれた公園など、素敵な観光・名所が盛りだくさん!今回はおすすめをピックアップしてご紹介します。
この記事の目次
大円寺
駅近「行人坂」途中にある観光スポット
目黒駅西口より左手に進むと急な坂「行人坂」があります。この坂は江戸市中から目黒不動尊への参詣路として利用されていました。
その坂の途中にあるのが大円寺です。
大黒天を祀り、元祖山手七福神の一つです。新東京百景に選ばれた大円寺石仏群は一際目を引く存在感です。
目黒駅から近く、目黒訪問時にはぜひおすすめの場所です。
大円寺
営業時間
拝観 8:00〜17:00 無休
利用料金
拝観無料
アクセス
電車:
JR・目黒線・南北線・三田線目黒駅から徒歩で5分
ホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)
豪華絢爛、日本の伝統美に触れる
先の大円寺より徒歩数分で到着するのがホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)。
日本初の総合結婚式場として知られる目黒雅叙園は、2017年4月1日「ホテル雅叙園東京」へと施設名称を変更し、リブランドを行いました。1931年(昭和6年)に目黒の地に誕生したこの建物の特徴は、まるで竜宮城のような絢爛豪華な装飾美。「料理の味だけでなく目でも楽しんでもらいたい」という思いから、当時のトップ画家たちに壁画や天井画を描かせ、また彫刻などで館内の装飾を施したとのこと。その美しさは、絵の知識がなくても一目で「すごい」と感動してしまうほどです。


ホテル雅叙園東京の見どころの一つは、東京都の有形文化財にも指定された「百段階段」。1935年(昭和10年)に建てられた、施設内で現存する唯一の木造建築で、7部屋の宴会部屋を99段の長い階段廊下が繋いでいます。階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。「百段階段」では他の作品展示を兼ねたイベントや、ガイドツアーも日々行われていますので、こちらを利用するのもおすすめです。
文化財ツアーや美食レストランなど、ホテル雅叙園東京には結婚式にお呼ばれする以外の楽しみもたくさんあります。

目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)
住所
東京都目黒区下目黒1丁目8−1
アクセス
電車:
JR山手線西口、東急目黒線、地下鉄南北線・三田線「目黒駅」から徒歩で約5分
車:
首都高速2号線目黒ランプを降りすぐ右折車線へ。 上大崎交差点を右折し、目黒駅を過ぎて、二つ目の信号の先を左折してください。
駐車場
あり
目黒不動尊(瀧泉寺)
1200年もの歴史を誇るパワースポット
目黒不動尊(瀧泉寺)は、大同3年(808年)に円慈覚大使が開創した目黒区最古の寺です。日本三大不動・江戸五色不動の一つであり、通称「目黒のお不動様」と親しまれています。山手七福神の一つ、恵比寿神を祀っており、商売繁盛の神として広く信仰されている、天台宗の寺院です。
ご本尊である不動明王像は、12年に1度酉年のみ一般公開されます。
広い境内にはご利益のある数々の像がありますが、中でも「独鈷(とっこ)の滝」と滝の傍の「水かけ不動」は見どころの一つ。開祖である慈覚大師が試みに独鈷(とっこ:煩悩を打ち砕く仏具)を投げたところ、たちまち泉が湧き、滝となったと伝えられています。この泉はどんなに旱天が続いても枯れることがなく、長く不動行者の水垢離場として利用されてきたそうです。滝の傍の「水かけ不動明王」は参拝者の身代わりとなって水を浴び、願いを叶えてくれると言われていますので、ぜひ水をかけて祈願していきましょう。

目黒不動尊は縁結びのご利益があることでも知られていて、婚活のパワースポットにもなっています。大本堂の左手奥に祀られている「愛染明王」は「良縁成就」のご利益があるとされていて、周りにはハートの絵馬がたくさん掛けられています。お参りの仕方は少しユニークで、男性と女性で作法が違いますので、境内の案内板を見てお祈りをしていきましょう。


目黒不動尊(瀧泉寺)
住所
東京都目黒区下目黒3丁目20−26
利用料金
拝観無料
アクセス
電車:
JR・目黒線・南北線・三田線「目黒駅」から徒歩で約20分
東急目黒線「不動前駅」から徒歩で約15分
バス:
東急バス「目黒不動尊境内」下車
目黒寄生虫館
目黒の珍スポット!一見の価値あり
目黒駅よりバスに乗る事5分程。おしゃれな目黒家具屋通りの前方に位置する「目黒寄生虫館」。
世界でただ1つ、寄生虫専門の研究博物館。 1953年に医学博士・亀谷了氏が私財で設立。
目黒の珍スポットとして、専門家から子ども連れ、カップルまで幅広く楽しまれています。
コンパクトな2階建ての建物の中には珍しい標本がずらり。バリアフリー設備、コインロッカーも完備され、安心して観覧できますよ。ショッピングの合間にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
目黒寄生虫館
営業時間
①10:00〜17:00(最終退出時間 17:00)
②定休日 月曜、火曜(祝日の場合は開館し、直近の平日に休館)、年末年始
利用料金
無料
アクセス
電車:
JR・南北線・三田線「目黒駅」から徒歩で約15分
バス:
JR・南北線・三田線「目黒駅」西口から発車する全てのバス(黒09系を除く)、「大鳥神社」下車、徒歩約1分
駐車場
無し
PEANUTS Cafe
大人な雰囲気のスヌーピーのテーマカフェ
中目黒の目黒川沿いにあるピーナッツカフェは、「PEANUTS」にゆかりのあるアメリカの西海岸をテーマにした、ナチュラルでどこかウィットな遊び心の溢れる大人なカフェ。 遊び心溢れる開放的な空間の1階とアンティークのおもちゃなどが並ぶピーナッツコレクターの隠れ家のような2階と雰囲気が異なっていて、各フロアそれぞれの楽しさを味わえます。
「PEANUTS」グッズに彩られたモダンな雰囲気の店内では、各キャラクターにちなんだ食事やカフェメニューを楽しむことができます。スヌーピーの大好物「ルートビア」や、スヌーピー率いる「ビーグル・スカウト」たちがキャンプで楽しんでいる焼きマシュマロをアレンジした「ビーグル・スカウト スモア」など、さりげなくスヌーピーの世界観が散りばめられています。
また、店内で使用の陶器、マグカップはじめチョコチップクッキーやTシャツ等、カフェオリジナル商品も販売されていて、スヌーピー好きならぜひ手に入れておきたいところ。スヌーピーの世界観を大切にしながらも、ナチュラルで大人な雰囲気のカフェなので、スヌーピーをあまり知らない人でも楽しめそうです。予約制になりますので、訪問する際には事前にウェブサイトで予約をお忘れなく!
PEANUTS Cafe
住所
東京都目黒区青葉台2丁目16−7
営業時間
10:00-22:00
※Web予約制
アクセス
電車:
①東急電鉄東横線「中目黒駅」から徒歩9分
②東急田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩13分
③京王電鉄井の頭線「神泉駅」 から徒歩14分
目黒川
美しい桜並木を鑑賞しながら川沿いを散歩
目黒川は東京都世田谷区、目黒区および品川区を流れ東京湾に注ぐ全長約8kmの川です。都内でも有数の桜の名所として知られ、お花見シーズンの3月〜4月には多くの花見客で賑わいをみせます。約4kmの川沿いの両岸には約800本の桜が咲き誇り、桜と川の美しいハーモニーを楽しむことができます。また、地元商店街などが桜にちなんだイベントを開催していて、屋台フードや桜色のシャンパンなどを楽しみながら桜を鑑賞する楽しみもあります。
お花見の季節以外でも、目黒川はお散歩スポットとしておすすめです。川沿いにはインテリアや雑貨などを扱うセレクトショップやおしゃれなレストランが立ち並び、ショッピングや散歩、ジョギングを楽しむ人が行き交います。ぜひ川沿いをお散歩して見てはいかがでしょうか?

目黒川
住所
東京都目黒区中目黒2丁目6−24
アクセス
電車:
東急東横線・日比谷線「中目黒駅」から徒歩で1分
日本民藝館
「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠地
閑静な住宅街を抜けたところに風格のある日本家屋が目に入ります。
ここが民芸品を主に収蔵展示する「日本民藝館」です。民芸運動の主唱者である柳宗悦(やなぎむねよし)によって創設されました。
建物に入ると、そこにはゆっくりとした美しい時間が流れ創設者の民芸品に対する想いが体感できます。
日本民芸館の向かい側には旧柳宗悦邸である西館があります。
開館日は本館と異なるため、西館会館時の訪問をおすすめします。
日本民藝館
営業時間
10:00〜17:00入場は16:30まで
定休日 月曜(月曜が休日のときは翌日)、年末年始、展示替期間
利用料金
小学生200円、中学生200円、高校生600円、大学生600円、大人1100円
アクセス
電車:
京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩で7分
日本近代文学館
文学資料約120万点が揃う。1階にはカフェも
駒場東大前駅から徒歩で10分程の場所にあるのが「日本近代文学館」。広々とした館内には図書や雑誌を中心に、名作の原稿も含め、約120万点の資料が収蔵されています。
一階及びテラスには「BUNDAN COFFEE&BEER」があります。作家や文学作品から着想を得て作られたメニューが本好きにはたまりません。薄明かりの中で黙々と読書にふける人が多く独特の雰囲気が漂います。
都内とは思えない程静かで落ち着いた環境の中にあり、また周辺には和館や洋館、公園等の施設に恵まれていますので一緒に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
日本近代文学館
営業時間
9:30〜16:30
定休日 日曜、月曜、第4木曜、年末年始2月と6月の第3週(特別整理期間)
利用料金
大人300円(閲覧室の閲覧資格は満18歳以上。)
200円展示ホールの観覧は中学生以上。特別展は200円、通常展は100円。
アクセス
電車:
京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩で8分
BUNDAN COFFEE&BEER
作家や文学作品から着想を得て作られたメニューがたまらない
東京都目黒区駒場の日本近代文学館内にあるブックカフェ「BUNDAN COFFEE & BEER」。 メニューは全て作家や文学作品から着想を得て作られたものであり、本好きにはたまらない空間です。 店内の本はすべてカフェ内で閲覧ができます。
BUNDAN COFFEE&BEER
営業時間
①営業時間 9:30~16:20(LO15:50)
②朝食営業、ランチ営業
③定休日 月曜、日曜、第4木曜
アクセス
電車:
①京王井の頭線「駒場東大前駅」から徒歩で約8分
②小田急線「東北沢駅」から徒歩で約10分
③小田急線「代々木上原駅」から徒歩で約12分
駐車場
無し
その他
座席数24席
旧前田侯爵邸和館
美しき和館で日本文化を体感
東京都目黒区駒場にある旧前田家本邸和館。1階部分が一般に開放されています。
重厚な床の間、欄間の透し彫など昔のままの美しさが保存されています。
縁側からは日本庭園を眺め、水の流れる音にそっと耳を澄ませながら落ち着いた雰囲気を味わうことができるでしょう。
旧前田侯爵邸和館
営業時間
9:00〜16:00
定休日 月曜(月曜が祝日の場合は、翌日休館)年末年始
利用料金
無料
アクセス
電車:
京王井の頭線駒場東大前駅から徒歩で8分
目黒天空庭園
全国初!ジャンクションの屋上にある公園
首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションの屋上にある、ドーナツのような楕円形のスペース。これが、全国で初めてとなるジャンクション屋上公園、「目黒天空庭園」です。長さは約400mのループ状になっていて、高低差24m、面積は約7,000㎡。庭園には芝生を基礎として約30種類の樹木や花が植えられています。
樹木の合間にはベンチや休憩スポットが多く用意されており、景観を見渡しながらほっと一息つくことができます。また、広場、動物のスプリング遊具も設置されていて、子供の遊び場としても最適な環境。都心では貴重な、子供達が走り回れる緑あふれた公園です。
この公園がさらに珍しいのは、庭園でぶどうを栽培して、「天空庭園」というオリジナルのワインを醸造していること。ワインは毎年11月に行われる「オーパス天空庭園収穫祭」にて振る舞われ、ワインの他、公園で栽培されている様々な野菜やハーブを使った料理なども味わうことができます。無農薬にこだわって丁寧に作られたオリジナルワインを試しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


目黒天空庭園
住所
東京都目黒区大橋1丁目9−2 区立目黒天空庭園
営業時間
7:00〜21:00
※休園日はないが、気象条件によって閉園する場合あり。開園、閉園については03-3464-1612(音声自動案内)へ
利用料金
無料
アクセス
電車:
東急田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩で約3分
バス:
東急バス「大橋」下車、徒歩3分
碑文谷公園
学芸大学商店街から徒歩数分、市民の憩いの場
東急東横線「学芸大学駅」から、線路沿いに歩いて約6分。閑静な住宅街に佇む憩いの場「碑文谷公園」が見えてきます。公園の真ん中にある「弁天池」がシンボル。実は歴史が深く、もともとは水田灌漑用のため池でした。周辺の村人にとっては「命の水」として重宝されていたそうです。現在ではボートに乗りながら、長閑なひと時を過ごせます。
また、動物と触れ合える「こども動物広場」も併設。ウサギやモルモット、犬などと触れ合えるスペースや、引き馬・ポニー教室などもあります。そのほか、市民の人たちによって手入れさている「花の公園」や冬の風物詩「雪まつり」も開催。学芸大学の商店街を巡ったあと、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

碑文谷公園
住所
東京都目黒区碑文谷6-9-11
営業時間
①営業時間
6:00~21:00
②定休日
公園は特になし
【こども動物広場】
月曜日(祝日の場合は、その翌日)
年末年始(12/28~1/4)
利用料金
ボート場、ポニー引き馬は200円
アクセス
電車:
東急東横線「学芸大学駅」から徒歩6分
駐車場
無し
祐天寺
ほっとひと息つける寺院、盆踊り祭りも人気
都会の喧騒を離れ、閑静な住宅エリアを散歩する。東急東横線「中目黒駅」と「学芸大学駅」の中間地点にある「祐天寺駅」の周辺は、生活するのにぴったりのエリアです。

そんな駅名にちなんでいるのが、駅前から徒歩数分の場所にある「祐天寺」。浄土宗の寺院で、江戸時代の享保3(1718)年に創建。立派な正門や鐘楼、本殿があり、寺院を開基した「祐天上人像」が安置されています。
また、例年7月には境内でお祭り「み魂まつり」が開催。たくさんの出店が所狭しと並び、地元の子どもたちで賑わいます。盆踊りも行われ、いつもは閑静な祐天寺もこの時ばかりは盛大に盛り上がります!周辺にはカフェや雑貨屋もあるので、休憩がてらよりみちしてみてください。
祐天寺
住所
東京都目黒区中目黒5丁目24番53号
アクセス
電車:
東急東横線「祐天寺駅」から徒歩8分
車:
首都高速2号線目黒ランプから約25分
駐車場
有り
清水池公園
目黒区唯一の釣り堀を有した公園
学芸大学駅周辺に暮らす、市民が立ち寄る憩いの場「清水池公園」。先ほどご紹介した碑文谷公園と同じく、水田灌漑用の貯水池だった「清水池」を有する公園です。清水池公園のポイントは、目黒区で唯一の釣り堀池があること。昭和27年という早い段階で開設されました。釣り上げた魚は池に返すルールがありますが、無料で釣りを楽しめるスポットとして有名です。
そのほか、スプリング遊具や大きな木製アスレチックなども併設。夏の間は水遊びができる場所もあり、春にはお花見、夏には盆踊りも開催され、大人から子どもまで楽しめる公園ですよ。

清水池公園
住所
東京都目黒区目黒本町二丁目12番10号
営業時間
①営業時間
【魚釣り】
4~9月:6:00~18:00
10~3月:7:00~17:00
【じゃぶじゃぶ池】※夏季のみ
9:30~11:30
14:00~16:00
②定休日
【魚釣り】
月曜日(夏休みを除く)
6月下旬~7月上旬ごろ(詳細はお問い合わせください。)
利用料金
【魚釣り】
無料
アクセス
電車:
①東急東横線「学芸大学駅」から徒歩13分
②東急目黒線「武蔵小山駅」から徒歩17分
駐車場
無し
めぐろ歴史資料館
目黒区の魅力を再発見しよう!
目黒川沿いの桜並木が有名な「中目黒駅」から徒歩数分。観光地としても、住宅街としても知られる目黒区の歴史を辿れるのが「めぐろ歴史資料館」です。
常設展示エリアには、旧石器時代から近代に至るまでの資料を展示。約2万5000年前の石器や土器から推察される、大昔の人たちの暮らしぶりが開設されています。中世の展示では「目黒氏」「碑文谷氏」と呼ばれる武士団がいたこと、近代の展示では村から町、町から区へと移りゆく目黒区の姿が描かれています。
普段、何気なく立ち寄っている目黒区の足元に、どのような歴史が眠っているのか。目黒区の魅力を再発見しに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
めぐろ歴史資料館
住所
東京都目黒区中目黒三丁目6番10号
営業時間
①営業時間
9:30〜17:00
②定休日
月曜日(ただし祝日の場合は翌日休館)、12月29日から1月3日まで
利用料金
入館無料
アクセス
電車:
東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩12分
バス:
①東急バス 渋71系統・恵32系統(駒沢通り)正覚寺前から徒歩10分
②東急バス 渋41系統・黒09系統(山手通り)目黒警察署前から徒歩5分
駐車場
無し
すずめのお宿緑地公園
目黒区で笹の音色に癒される
住宅街の中にある「すずめのお宿緑地公園」。一般的な公園とは異なり、竹林に覆われているのが特徴。周辺は、もともと良質なたけのこが栽培されていた場所と考えられています。
約200年前、江戸時代の安永年間に始まったとされる目黒のたけのこ栽培。大正中頃には最盛期を迎え、竹林が広がっていたそうです。また、竹林に数千羽ものスズメが住み着いていたことから、「スズメのお宿」と呼ばれるようになったのだとか。
敷地内は遊歩道が整備されています。目黒区指定有形文化財の古民家「栗山家の母屋」もおすすめ。夏場は笹が擦れる涼し気な音色に包まれながらお散歩できます。
すずめのお宿緑地公園
住所
東京都目黒区碑文谷3丁目11−22
お問い合わせ
03-5722-9242
営業時間
9:30〜15:30古民家の公開時間
定休日 月曜、火曜 祝日の場合は公開し翌日休館
アクセス
電車:
東急東横線都立大学駅から徒歩で11分
バス:
目黒駅からバスで20分、碑文谷三丁目バス停から徒歩で1分
カトリック碑文谷教会(サレジオ教会)
イタリア宗教画家の傑作、江戸のサンタマリアを掲げる
閑静な住宅街を進むと、見えてくるのが「カトリック碑文谷教会」。19世紀、イタリアの司祭であるヨハネ・ボスコによって設立されたサレジオ会に委託されていることから、「サレジオ教会」の別名でも知られています。
目黒通りや環状7号線からも望める真っ白な鐘楼が目印。聖堂内に入ると、美しく輝く大理石に包まれ多空間や見事な天井画、美しいステンドグラスに感動します。
また、聖画「江戸のサンタマリア」が有名で、17世紀半ばに活躍していたイタリア宗教画家の傑作。実物は東京国立博物館に収蔵されているため、飾られているのはレプリカですが、聖母の優しい顔立ちに癒されることでしょう。
カトリック碑文谷教会(サレジオ教会)
住所
東京都目黒区碑文谷1丁目26−24
お問い合わせ
03-3713-7624
営業時間
①公開 定められていない
②定休日 年中無休
アクセス
電車:
東急東横線「都立大学駅」から徒歩で約15分
バス:
サレジオ教会から徒歩で1分東急バス、目黒-大岡山小学校
中目黒高架下
目黒川散歩&花見と合わせて立ち寄りたいNEW商業施設
最近、話題になっている「高架下」の再開発。特に東京では顕著で、神田駅周辺の「mAAch ecute」や秋葉原駅周辺の「2k540」が有名です。その流れに乗って、2016年11月にオープンしたのが「中目黒高架下」。東急電鉄の中目黒駅周辺、高架下空間の約700mを再開発&再利用した新しい施設として注目されています。

現在、飲食店を中心とした全28店舗が軒を連ねる高架下。「Roof Sharing」をコンセプトに掲げており、高架下という「ひとつの屋根」を複数の店舗がシェアする意味合いです。
中目黒駅を降りると、まず目に入るのが「中目黒 蔦屋書店」。スターバックスコーヒーが併設されるブックカフェです。そのほか、アメリカンスタイルのBBQを楽しめる「グッド・バーベキュー」、関東初出店の「鶏だしおでん さもん」など、和・洋・中のグルメが勢ぞろい!目黒川沿いの花見や散歩の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

中目黒高架下
住所
東京都目黒区上目黒1丁目
アクセス
電車:
東急電鉄・東京メトロ「中目黒駅」から徒歩1分
駐車場
なし
いかがでしたか?
今回は東京都目黒区のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
おしゃれなカフェやレストランの他、1200年の歴史を誇る目黒不動尊やユニークな目黒天空庭園、さらにはお花見の名所 目黒川など、目黒区にはまだまだ見どころがたくさんあります。カフェやレストランでのデートに、お散歩に、観光に。ふらっとお出かけしてみてはいかがでしょうか?