全国有数のお茶の産地として知られる「静岡県掛川市」。豊かな自然に囲まれるなか、四季折々の花々はもちろん、農作物、歴史・文化、リゾート施設まで、旅人を心ゆくまでもてなしてくれるスポットが多数点在しています。今回は、そんな静岡県掛川市の名所を5箇所ピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

掛川城

東海の名城と称させる、掛川市のシンボル的存在


JR「掛川駅」から徒歩約10分の場所にある「掛川城」。

日本初の本格木造天守閣として復元され、「日本100名城」にも選ばれています。


室町時代、今川義忠が重臣・朝比奈氏に命じて築城。その後、戦国時代には数々の武将が城主となり、大河ドラマ「功名が辻」で取り上げられた山内一豊も入場。大改修を行うと共に、天守閣を築き、城下町も整備されました。


掛川城を訪れてまず目を引くのが「大手門」です。

高さ約11.6m、間口約12.7m、奥行き約5.4mの楼門作りで、幕末の地震、明治時代の消失を経て、平成7年(1995)に復元されました。また、冠木(左右の柱を貫く横木)の高さは約4.4mもあり、乗馬したままでも通行できるようになっています。屋根に勇ましく飾られている瓦のシャチの姿と合わせて、大手門の全体像をじっくりとご覧ください。


そのほか、現存する「二の丸御殿」は国指定重要文化財のひとつ。京都の二条城や埼玉県の川越城に並んで希少価値が高く、内部を見学すれば当時の風情を感じられます。また、お城の内部では山田氏や掛川城にゆかりのある品々が展示。天守閣の最上階からは掛川市街を一望できます。掛川市を巡る旅の出発地点として、まずは立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ】

0537-22-1146


【営業時間】

①2月~10月 9:00~17:00(入館は16:30まで) 

②11月~1月 9:00~16:30(入館は16:00まで)


【定休日】

年中無休


【利用料金】

①天守閣・御殿 大人(高校生以上)410円、小中学生150円 

②掛川城・二の丸美術館セット券 大人(高校生以上)510円、小中学生200円


【アクセス】

電車: 

JR東海道本線・東海道新幹線「掛川駅」北口から徒歩約7分


【駐車場】

有り

約200台


【ウェブサイト】

http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kankou/spot/rekishibunka/kakegawajyo.html

掛川ステンドグラス美術館

出会うたびに表情を変える、美しく彩られたガラスの芸術作品


掛川城の北西にある「掛川ステンドグラス美術館」。

平成27年(2015)、国内初となるステンドグラスを展示する美術館としてオープンしました。


館内には、70点以上のステンドグラスが常設。

19世紀〜20世紀初頭、ヴィクトリア朝時代のイギリスで制作されたものが多く展示されています。美しさを最大限に引き出すために、自然光を取り入れやすい建築技法や優しく照らすLED証明が施されており、教会を思わせる空間の中でゆっくりと鑑賞することができます。


絵画と同じように、物語が込められているステンドグラス。

例えば、大天使ガブリエルによるマリアへの受胎告知を描いた『受胎告知』。同じテーマで作れれた作品がいくつかあるので、見比べてみてください。また、ステンドグラスの解説パネルも充実しているので、制作された時代の背景も覗くことができますよ。


春夏秋冬、時間、天気など、外の影響を受けやすいステンドグラス。しかし、それは同時に、訪れるたびに違った表情と出会えることでもあります。是非、自分だけのお気に入りの1枚を探してみてくださいね。

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【お問い合わせ】

0537-29-5680


【営業時間】

9:00~17:00(入館は16:30まで)


【定休日】

施設メンテナンス日


【利用料金】

一般:500円

中学生以下:無料


【アクセス】

バス:

JR「掛川駅」バス乗り場⑥番より

掛川バス 居尻線または、倉真線に乗車、北門バス停下車徒歩1分


車:

東名高速道路「掛川IC」から約10分


【駐車場】

無し

近隣の有料駐車場を利用


【ウェブサイト】

http://www.kakegawa-stainedglass.com/

加茂荘花鳥園

江戸時代の庄屋屋敷が味わい深い、花菖蒲の名スポット


新東名高速道路・森掛川ICから車で約5分。

長閑な里山の風景のなかで、ゆったりとした時間が流れる「加茂荘花鳥園」。四季を通して様々な花々や鳥たちと出会うことができます。


もともと、「加茂花菖蒲園」と呼ばれていた加茂荘花鳥園。約2万平行メートルの「花菖蒲園」があり、毎年5月上旬〜6月中下旬には約500種、約50万株の花菖蒲が鮮やかに咲き誇ります。また、園内の奥では「紫陽花園」もあり、6月上旬〜7月中旬が見頃を迎えるのでおすすめです。


園内を散策している途中、放し飼いにされているマガモに出会えるでしょう。加茂花菖蒲園ではマガモ農法を行っており、除草剤を使わない自然農法によって花菖蒲を育てています。そのほか、「展示温室」では、フクロウやミミズクなどの猛禽類とも触れ合えますよ。


花菖蒲園をより一層、趣深い景色にしてくれているのが「加茂荘」です。桃山時代から代々続いた加茂家の庄屋屋敷で、母屋の廊下や入り口に当たる「長屋門」は江戸時代中期に建築された貴重なもの。屋敷内部は見学することもできます。


ちなみに、近隣にある「掛川花鳥園」もおすすめ。加茂花菖蒲園はどちらかというと季節の花々や歴史建造物がメインですが、掛川花鳥園では色んな鳥たちと間近で触れ合うことができます。時間が許せば、合わせて訪ねてみてください。

【お問い合わせ】

0537-26-1211


【営業時間】

①4月21日~7月1日 

・開園時間 8:00〜17:00(受付16:30迄) 

・期間中無休 

②7月2日~8月31日 

・開園時間 9:00-17:00(受付16:30迄) 

・木曜定休日 

③9月1日~4月19日 

・開園時間 10:00-16:00(受付15:30迄) 

・木曜定休日


【利用料金】

①4月21日~6月24日 

・大人(中学生以上)1,500円

・小学生以下 無料 

・シルバー(65歳以上)1,200円 

・障がい者 1,200円 

②6月25日~4月19日 

・大人(中学生以上)1,000円

・小学生以下 無料 

・シルバー(65歳以上)800円 

・障がい者 800円


【アクセス】

電車: 

天竜浜名湖線「原田駅」から徒歩で約20分 


車: 

新東名高速「森掛川IC」から約5分


【駐車場】

有り 

普通車 200台


【ウェブサイト】

http://kamoltd.co.jp/

キウイフルーツカントリーJAPAN

約80種類を栽培する、国内最大級のキウイ農園


豊富なビタミンCが女性に人気のキウイフルーツ。「キウイフルーツカントリーJAPAN」では、年間を通して完熟キウイの食べ放題を楽しめることで有名です。


昭和51年(1976年)、アメリカの友人からもらったティースプーン1杯の種が始まり。国内最大級の敷地面積を誇る農園には、約80種類のキウイフルーツを栽培。旬を迎える10月〜1月にかけては、国内でも珍しいキウイ狩りも実施しています。


食べ放題会場の「なかよしハウス」に並ぶのは、園内で熟成させたキウイフルーツたち。果肉が黄色い「ゴールデンイエロー」、一般のスーパーでは見かけない面長の「ブルーノ」、園内オリジナルの「ピュアカウントリー」など、様々な品種を味比べ!それぞれの特徴についての解説書きもあるので、より一層の美味しさを感じられますよ。

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キウイ狩りの時期以外でも、園内は散策OK。除草剤を一切使わない自然農法を採用しており、手摘み、または、ヒツジやウサギを放し飼いにして雑草の処理を行っています。遠くに富士山を望める場所もあり、豊かな自然のなかでゆったりとした時間を過ごせることでしょう。


園内にある売店では、様々な品種のキウイフルーツはもちろん、ジャムなどの加工品も販売。お土産にもおすすめすよ!

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【お問い合わせ】

0537-22-6543


【営業時間】

9:00~17:00


【定休日】

木曜日

※臨時休業あり


【利用料金】

大人:1,080円(中学生以上)

子供:756円(3歳以上)

2歳以下:無料


【アクセス】

車:

①東名高速道路「掛川」I.Cから車で約5分 

②東名高速道路「菊川」I.Cから車で約10分


【駐車場】

有り

無料駐車場


【ウェブサイト】

http://www.kiwicountry.jp/

つま恋リゾート彩の郷

泊まれる、遊べる、癒される!掛川市のリゾート施設


JR「掛川駅」から無料シャトルバスで約15分。「つま恋リゾート彩の郷」は、宿泊施設、レストラン、温泉、アミューズメントパークなど、娯楽施設が集結したリゾート地として人気です。


広大な敷地面積のなかには、2種類のホテルが併設。ファミリー向けのデラックスルームがある「ホテル・ノースウィング」、山の斜面に建てられた豊かな自然に癒される「ホテル・サウスウィング」。それぞれの旅のスタイルに合わせて、宿泊場所を選ぶことができます。

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また、大自然に囲まれた掛川つま恋温泉「森林の湯」。大浴場はもちろん、サウナやボディケアルームもあるスパ施設で、日帰りで利用する人もたくさんいます。特に注目したいのは露天風呂で、静寂な深緑のなか心身がじんわりと癒されます。


そのほか、ウォータースライダーもある大きなプールや園内全域を爽快に散策できるレンタルサイクル、レーザークレー射撃など、子どもから大人まで楽しめるアミューズメントパークも併設。さらに、晩秋〜初春にかけては、光と音楽が織りなす絶景「つま恋 サウンドイルミネーション」も開催されます。


数日程度では味わいきれないほど、魅力に溢れたつま恋リゾート彩の郷。掛川市に泊りがけで訪れるなら、宿泊場所として是非とも利用したいリゾート施設です。

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【お問い合わせ】

0537-24-1111


【営業時間】

施設によって営業時間が異なる


※「森林の湯」の場合

・6:30~10:00

・14:00~23:00

・休業日は年2回、設備点検の為休館日あり


【利用料金】

施設によって異なる


※「森林の湯」の場合

大人:1,080円

小学生:540円

幼児:無料 


【アクセス】

電車:

JR「掛川駅」から無料シャトルバスで約15分


バス:

JR「掛川駅」北口 5番線発 「つま恋リゾート 彩の郷北正面ゲート」着


車:

東名高速道路「掛川IC」から約5分


【駐車場】

有り

北正面ゲート駐車場(800台)・南ゲート駐車場(1200台)


【ウェブサイト】

http://www.hmi.co.jp/tsumagoi/index.html

いかがでしたか?

今回は、そんな静岡県掛川市の名所を5箇所ご紹介しました。


掛川市のシンボルともいえる掛川城をはじめ、全国的にも珍しいステンドグラス美術館やキウイフルーツ農園、ホテルや温泉といった癒しのスポットが一箇所に集まったリゾート地など、連泊はもちろん、ちょっと立ち寄るだけでも楽しめる場所がたくさんあります。


また、お茶畑を中心に長閑な田舎風景も広がる掛川市。

のんびりとした時間を味わいつつ、手厚いおもてなしを受けに訪れてみませんか。