東京23区の西側に位置する、杉並区。杉並区の地名は、江戸時代の初め、成宗・田端両村の領主が青梅街道沿いに植えた杉並木があったことに始まるそう。そんな杉並区はどちらかというと緑に囲まれた住宅街のイメージがありますが、歴史ある神社仏閣や史跡などの観光スポットもあるんです。今回は杉並区のおすすめ観光・名所をピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

阿佐ヶ谷神明宮

どんな災厄も取り除いてもらえる!「三貴子」を祀る由緒ある神社


杉並区阿佐ヶ谷北に位置する、阿佐ヶ谷神明宮。こちらのお守り「神むすび」はミサンガのような可愛らしいデザインから最近インスタグラムやメディアなどでも取り上げられ、女性を中心に話題になっています。


阿佐ヶ谷神明宮のご祭神は、日本の最高神と言われている天照大御神(あまてらすおおみかみ)。さらに天照大御神が祀られる本殿の右には月読命(つくよみのみこと)、左に須佐之男命(すさのおのみこと)をお祀りしており、これら三柱の神、「三貴子」をお祀りしている神社は全国的にも珍しいそうです。


そんな阿佐ヶ谷神明宮では、「八難除(はちなんよけ)」という全国で唯一の厄除けを行っており、厄年の厄のみならず火や水や人の災い、因縁から来る災いなど、現世に数多ある災難厄事すべてを取り除いていただけます。「家族に何かと災難が起きる」「何をやってもうまくいかない」なんて時は厄年ではなくてもおすすめだそう。「ついてないなあ」なんて思った時には、阿佐ヶ谷神明宮を訪ねにいってはいかがでしょうか?

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阿佐ヶ谷神明宮


住所

東京都杉並区阿佐谷北1-25-5


アクセス

電車:

JR「阿佐ヶ谷駅」北口から徒歩で約2分


駐車場

あり


ウェブサイト

http://shinmeiguu.com/

明治天皇荻窪小休所

明治天皇が休息をとった荻窪の旧家


荻窪駅南口から徒歩で3分ほど。住宅街の中にある17階建てのビルの南側入り口には、格式ある門と「明治天皇荻窪御小休所」と刻まれた石碑があります。この場所にはかつて明治時代以前からこの地域の名主を務めていた中田家の屋敷内の建物があり、明治天皇が御休止されていました。


現在、荻窪御小休所は公開されておらず内部を見ることはできませんが、江戸時代に建てられた武家長屋門は今も見ることができます。これは江戸時代、11代将軍家斉が鷹狩の際に同じく中田家を休憩所としており、その際、将軍の威光を保つために、この武家長屋門が元来農家である中田家に造られたというもの。江戸時代の、そして明治時代の歴史に思いを馳せながらふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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明治天皇荻窪小休所


住所

杉並区荻窪4-30


アクセス

電車:

JR「荻窪駅」から徒歩で約6分


ウェブサイト

https://www.suginamigaku.org/2016/08/ogikubo-onshokyusho.html

善福寺公園

武蔵野三大湧水池のひとつ「善福寺池」を中心とした自然豊かな公園


東京都杉並区にある善福寺公園は「善福寺池」を中心とした緑豊かな公園で、地域の人たちの憩いの場となっています。池の水は、かつては神田上水の補助水源として利用されたほど澄んでおり、湧水量も多く、武蔵野三大湧水池のひとつとして知られていました。池の名称は、昔この付近にあった寺の名からとったと伝えられています。


池は「上の池」と「下の池」に分かれ、両方合わせて約37,000平方メートルあり、公園全体の半分近くを占めています。ボート場がある「上の池」は二つの中島をもつ広々とした明るい池で、大きい島には弁財天がまつられています。下の池にはアシなどの水生植物が茂り、初夏にはスイレンが咲きます。近辺には武蔵野の雑木林を思わせる木々も多くあり、また野鳥や草花も豊富です。


また、3月下旬から4月中旬には約200本もの桜が池を縁取り、絶好のお花見スポットとなります。池でボートに乗りながら桜もみられるとあって、特に「上の池」は毎年多くのお花見客でにぎわいを見せます。桜の季節も、そうでなくても、都内では珍しい自然豊かな善福寺公園でのんびり散歩を楽しんでみませんか?

善福寺公園


住所

東京都杉並区善福寺3−9−10


アクセス

電車: 

JR「西荻窪駅」から徒歩で約20分


バス: 

関東バス「善福寺公園前」下車すぐ

関東バスまたは西武バス「善福寺」下車、徒歩5分


駐車場

なし


ウェブサイト

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index010.html

光明院

荻窪の地名発祥の寺院


杉並区にある真言宗豊山派の寺院、光明院は荻窪駅から徒歩で3分ほどのところにあります。創建は奈良時代以前と伝わっており、杉並区でも屈指の古刹です。


また、光明院は荻窪の地名発祥のお寺としても知られています。言い伝えによると、奈良時代以前の和銅元年(708年)に名僧・行基作の仏像を背負って遊行していた僧がこの地を通りかかった際に、急にその仏像が重くなり、運べなくなってしまいました。そこでこの地にお堂を作って仏像を安置したのが光明院の始まりだったとのことです。また、まわりが荻だらけだったためその寺院は荻寺と呼ばれ、それが荻窪の地名のルーツになったと言われています。


広い境内には大きなホールや納骨堂、鐘撞堂もあります。大晦日には鐘つきができる光明院の鐘楼は、杉並百景の一つにも選ばれているそう。また、山門付近には泣きべそ顔の「泣きべそ地蔵」もあるので、ぜひお散歩に訪れてみてはいかがでしょうか。

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光明院


住所

東京都杉並区上荻2-1-3


アクセス

電車: 

JR・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」から徒歩で約3分


ウェブサイト

http://www.komyoin.com/

杉並アニメーションミュージアム

アニメ好き必見!日本初のアニメ博物館


杉並区上荻にある「杉並アニメーションミュージアム」では、「日本のアニメの歴史」から「これからのアニメ」までアニメ全般を総合的に紹介しています。 特定のアニメではなく、日本のアニメーション全体を対象としているのが特徴で、また通常の展示だけでなく参加型の展示も楽しめる、日本ではじめての施設です。


建物の3階、中3階、4階が杉並アニメーションミュージアムのエリアになっていて、3階は「日本のアニメの歴史」、「アニメが出来るまで」といった常設展。画像や映像でわかりやすく学べるほか、声優の仕事に挑戦できるアフレココーナーもあります。中3階には年3回ほど入れ替わる企画展が行われるほか、大画面で迫力あるサウンドでアニメを鑑賞できるアニメシアターなどがあります。また、4階ではアニメ制作体験などのワークショップに参加することができます。


その他にも館内には、さまざまな形でアニメを楽しめる仕掛けで盛りだくさん!少し駅からは遠いですが、バスを使えばすぐ。アニメ好きの方には強くおすすめしたい、必見の博物館です。

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杉並アニメーションミュージアム


住所

東京都杉並区上荻3丁目29−5 区立杉並会館


営業時間

10:00〜18:00 


定休日

毎週月曜および年末年始(12/28~1/4) 

※祝祭日にあたる場合はその翌日が休館日


料金

無料


アクセス

電車: 

JR「西荻窪駅」から徒歩で約15分


バス: 

関東バス「荻窪警察署」下車、徒歩2分

西武バス「荻窪警察前」下車、徒歩2分 


駐車場

なし


ウェブサイト

http://www.sam.or.jp/

いかがでしたか?

今回は東京都杉並区のおすすめ観光スポットをご紹介しました。住宅地が多く観光としては見過ごされてしまいがちの杉並区ですが、「八難除け」の厄除けを行う阿佐ヶ谷神明宮や無料で楽しめる杉並アニメーションミュージアムなど、必見のスポットがたくさんあります。ぜひ足を運んで散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?