四方を河に囲まれ、区立公園の面積も23区で最大という水や緑に溢れた自然環境を持つ足立区。北千住などの人気タウンのほか、足立区には様々な観光・名所があります。今回は足立区のおすすめ観光スポットをピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

千住大橋

「奥の細道」の出発点だったことでも知られる、歴史ある鉄橋


荒川区南千住と足立区千住橋戸町を結ぶ「千住大橋」。1594年創建とその歴史は古く、荒川(当時入間川、現隅田川)に架けられた最初の橋であったために完成当初は「大橋」とよばれ、他の橋ができると千住大橋とよぶようになりました。現在の場所よりもさらに上流に架けられていたとされ、江戸時代に架設された「隅田川五橋」の中では最も上流にありました。江戸300年の歴史の中で一度も洪水流出を受けることがなかったとされ、非常に強靭な橋といわれています。


また、千住大橋は浮世絵師・歌川広重をはじめとした絵師たちが錦絵に描き、俳人・松尾芭蕉が「奥の細道」の出発点だった場所であることも知られています。現在アーチ橋は、昭和2年(1927年)に架け替えられたもので、さらに交通量の増大にともない、昭和48年(1973年)に上り専用橋が増設され上り下りの車線に分離されています。

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千住大橋


住所

東京都足立区千住橋戸町


アクセス

京成本線「千住大橋駅」から徒歩で約5分


ウェブサイト

http://www.city.adachi.tokyo.jp/hakubutsukan/chiikibunka/hakubutsukan/manabu-senjuohashi.html

西新井大師 總持寺

厄除けに効く、関東三大師の一つ


足立区西新井にある真言宗豊山派の寺「總持寺(そうじじ)」は、西新井大師の通称で広く知られています。天長の昔、空海(弘法大師)が関東巡錫の途中に当地を訪れ、護摩祈願により疫病を癒したという由来があり、多くの人々が訪れる厄除け開運の祈願寺です。川崎大師などと共に「関東三大師」の一つに数えられ、毎年の正月には初詣の参拝客で賑わいます。


境内には壮大な景観を誇る大本堂をはじめ、文化的にも価値の高い建造物が数多く存在しています。例えば、弘法大師によってもたらされたとされる「加持水の井戸」。この井戸が本堂の西側に所在することが当地の地名である西新井の名の由来とされています。また、両脇に金剛力士像が祀られた山門は江戸時代後期に建立されたもので、見応えたっぷりな迫力で人々を迎えます。その他、イボ取りなどに霊験ありとされる塩に埋もれた「塩地蔵」など、境内には見どころがたくさんあります。

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西新井大師


住所

東京都足立区西新井1丁目15−1


アクセス

電車: 

・東武大師線「大師前駅」から徒歩で約5分

・日暮里舎人ライナー 「西新井大師西駅」から徒歩で約20分


バス: 

都営バス「西新井大師」下車、徒歩約4分


ウェブサイト

http://www.nishiaraidaishi.or.jp/

舎人公園(とねりこうえん)

様々なアクティビティが楽しめる、自然豊かな公園


東京にありながら広がる空と多様な自然が楽しめる都立公園、舎人公園。緑と水に恵まれた敷地は現在、約61.2ヘクタールに及びます。園内には噴水広場、バーベキュー広場、キャンプ場、じゃぶじゃぶ池、野球場、陸上競技場、テニスコ—ト等があり、目的に応じて楽しめる公園です。


自然環境に恵まれた舎人公園は動植物の宝庫。園内の北東側にある大池にはガマやアシが自生し、カルガモなどの鳥類をはじめ、さまざまな魚、昆虫たちの格好のすみかになっています。春は桜、初夏には菖蒲など、四季の花が楽しめるのも魅力です。特に春には1,000本以上の桜を見に来るお花見客で賑わい、毎年開催される「舎人公園千本桜まつり」ではイベントや屋台、桜のライトアップなどが実施されます。また、日米友好の証としてレーガン大統領夫人から贈られた「レ−ガン桜」は見どころのひとつです。

舎人公園


住所

東京都足立区舎人公園1−1


アクセス

電車: 

・日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」から徒歩で約5分


バス:

・東武バス「中入谷」下車、徒歩約10分

・足立コミュニティバス「舎人公園」下車、徒歩約3分


ウェブサイト

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index024.html

花畑記念庭園・桜花亭

四季折々の花が楽しめる安らぎの空間


花畑記念庭園は、石垣と築地塀、堀で囲まれ、滝、池、小川、築山等がある「池泉回遊式」の日本庭園です。庭のところどころには、雪見灯篭、四阿(あづまや)、春日灯篭などが配置され趣を添え、四季折々の花が訪れる人の目を楽しませてくれます。


園内の集会施設「桜花亭」は、日本庭園を一望できる和室、茶室、洋室を備えており、会議、宴会、披露宴、茶道、華道、琴など多目的に利用されています。また、1階の喫茶コーナー「桜花亭カフェ」では、飲物やデザート、軽食を取ることができ、併設する展示スペース「桜花亭ギャラリー」では桜花亭主催の展示をはじめ、写真や絵画・書道などの作品展示も行っています。


また、花畑記念庭園に近接する花畑公園はお花見スポットとしても人気で、公園の周囲を囲む約110本の桜(ソメイヨシノ)を鑑賞することができます。敷地面積が23025平方メートルと広いため、お弁当やおやつを食べながらゆったりとお花見を楽しめます。

花畑記念庭園・桜花亭


住所

東京都足立区花畑4丁目40−1


営業時間

9:00~17:00


定休日

月曜日(祝日・10月1日「区民の日」の時は翌日)

年末年始(12月28日から1月4日)


料金

入場無料

※桜花亭の使用料は部屋により異なるのでお問合せください。


アクセス

電車: 

東武伊勢崎線「谷塚駅」から徒歩で約20分


バス: 

東武バス「団地入口」下車、徒歩約3分


ウェブサイト

https://www.adachiku-oukatei.com/garden.html

宿場町通り

江戸近郊最大の宿場町「千住宿」の名残が残る


東北地方への交通の拠点である日光街道の宿場町、「千住宿」。千住宿の宿場町周辺は、今では「宿場町通り」という商店街になっています。商店街の目抜き通りだけでなく、わきに残る細かな路地も街歩きの楽しみの一つ。レストランや居酒屋、衣料品店など、たくさんの店が並んでいます。


宿場町通りの街歩きにぜひ立ち寄りたいのが、お休み処「千住 街の駅」。元は大正12年創業の魚屋さんだというレトロな店内には、街歩きに役立つマップや足立区をちょっと知ることのできるパネル展示などがあります。スタッフから街歩きのお役立ち情報を聞くこともできるので、初めて訪れた際にはぜひ利用してみましょう。また、無料でお茶をいただいたりトイレを貸してもらえたりするほか、持ち込み飲食もできるので、街歩きで買ったものを中で食べながら休憩するのもおすすめです。


旧日光街道を歩いていると、宿場町として栄えていた当時の名残を見ることができます。例えば旧日光街道の東側にある趣のある建物、「横山家住宅」。安政2年(1855年)に建てられた横山家の住宅で、現在の建物は昭和11年(1936年)に改修されてはいるものの、ほぼ建築当初の姿を保っており、足立区の有形文化財に指定されています。そのほか、代々千住絵馬を作り続けている「吉田屋」や江戸時代から続く骨接ぎの名医として知られる整形外科、「名倉医院」。外観のみの見学にはなりますが、宿場町として栄えていた当時に思いを馳せながら街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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宿場町通り


住所

東京都足立区千住3丁目76


アクセス

電車: 

JR・東京メトロ・東武鉄道・首都圏新都市鉄道「北千住駅」から徒歩で約2分


ウェブサイト

http://www.senjujuku.com/

いかがでしたか?

今回は東京都足立区のおすすめ観光スポットを紹介しました。

北千住など人気のエリアのほか、厄除けで有名な西新井の「西新井大師」や自然豊かな舎人公園、花畑記念庭園など、足立区には見どころがたくさんあります。今度の休日は、足立区観光へ足を運んでみませんか。