東京23区の北西部にある練馬区は、1947年(昭和22年)に板橋区より分離独立して誕生した「23番目の区」です。練馬区といえば「としまえん」が有名ですが、そのほかにも見どころがたくさん。今回は東京都練馬区のおすすめ観光・名所をピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

練馬白山神社

樹齢900年の大ケヤキがそびえ立つ


練馬のパワースポットとして知られる、練馬白山神社。御祭神は邪那美命(イザナミノミコト)です。創建は平安時代ですが、明治初年に火災の被害に遭い由緒書や記録等を焼失したため、詳細は不明となっています。


境内の最大の見どころは、力強くそびえ立つ大きなケヤキの木。樹齢は推定900年で、永保3年(1083年)に源義家が「後三年の役」で奥州へ向かう際、戦勝を祈願して奉納したものと伝えられています。都内最大のケヤキで樹高は約19メートル、幹周りは約8メートル。平成8年に国の天然記念物に指定されています。落雷や、腐朽の進行などが原因で衰弱していましたが、樹木医による治療で徐々に回復を見せる大ケヤキ。様々な苦難を乗り越え、今なお、力強くそびえ立つ生命力が評判を呼び、パワースポットとしての人気につながっているようです。

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練馬白山神社


住所

東京都練馬区練馬4-1-2


アクセス

電車:

・西武豊島線・都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩で約5分

・西武池袋線・有楽町線または都営地下鉄大江戸線「練馬駅」から徒歩で約7分


ウェブサイト

http://nerimahakusan.or.jp/

石神井公園

豊かな自然と貴重な文化遺産が残る、静かな都会のオアシス


練馬区石神井台にある石神井公園は、駅から徒歩10分以内という好立地ながら、武蔵野の自然が残された緑豊かな公園となっています。公園は「三宝寺池」と「石神井池」の2つの池からなっており、そのうち「石神井池」ではボート遊びを楽しむことができます。


石神井公園には武蔵野の面影を残す雑木林、竹林、桜並木、都内ではめずらしい植物の群生や野鳥等も見られ、四季を通じて散策の楽しみがつきません。また「三宝寺池」の周辺は、雑木林の中に石神井城跡、三宝寺、道場寺、氷川神社など、練馬区の歴史を知るうえで欠かすことのできない多くの文化遺産が点在しています。


なかでも、三宝寺池の南にある石神井川の谷との間の台地にある「石神井城跡」は東京都指定の史跡となっています。鎌倉時代中期~末期頃の築城と考えられ、文明9年(1477年)、豊島勘解由左衛門尉(としまかげゆさえもんのじょう)が城主の時に太田道灌(おおたどうかん)によって攻め落とされました。以後は廃城となりましたが、城の中心部分にあたる内郭(ないかく)の土塁(どるい)と空堀(からぼり)は今も残っています。

石神井公園


住所

東京都練馬区石神井台1丁目


入園料

無料


アクセス

電車:

西武池袋線「石神井公園駅」から徒歩で約7分


バス:

西武バス「三宝寺池」下車、徒歩約4分


ウェブサイト

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index006.html

清水山の森

珍しい野生のカタクリを見ることができる


練馬区大泉町にある「清水山の森」には、野生のカタクリが群生しています。東京23区内で現在確認されている唯一の自生地で、1976年に区民が発見して以来、大切に保護されています。約10万株のカタクリが自生していると言われ、早春になると薄紫の可愛らしいカタクリが一斉に花を咲かせます。カタクリ自生地は通常は保護のため常時閉園していますが、開花期は9:00~17:00まで開放されます。カタクリの花は晴れた日の朝に開き、気温が下がる夕方には閉じてしまうので、よく晴れた暖かい日に訪問するのがオススメです。


また、「清水山の森」は練馬区の北西部を流れる白子川に沿った湿り気のある北斜面の雑木林で、「清水」の名前が示す通りつきることなく清水が湧き、平成15年には「東京の名湧水57選」にも選ばれています。

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清水山の森


住所

練馬区大泉町一丁目6番


営業時間

常時開園

※カタクリ自生地は保護のため通常閉鎖。開花期のみ9:00~17:00まで開放


入園料

無料


アクセス

バス:

西武バス・国際興業バス「土支田二丁目」下車、徒歩約3分

練馬区みどりバス「別荘橋」下車、徒歩約5分


ウェブサイト

http://www.city.nerima.tokyo.jp/annai/fukei/park/shimizuchizu.html

光が丘公園

秋には「黄金のトンネル」が美しい、練馬区最大の公園


約6万㎡という広大な敷地を持つ練馬区最大の公園、光が丘公園。戦前は特攻隊の出撃基地ともなった成増飛行場がありました。また、戦後はグラントハイツとして米軍の管理下にありましたが、昭和48年に返還が完了し、総面積の約1/3が公園として確保されました。光が丘団地や商業施設「光が丘IMA」、清掃工場などに連接しています。


6ヘクタールに及ぶ広大な芝生広場にはサクラやケヤキが点在し、昼寝や読書には格好な木陰をつくっています。約1,020本の桜を見ることができるお花見スポットとしても人気ですが、紅葉の時期に訪れるのもおすすめです。中でも一押しは、ふれあいの径からゆりの木広場まで続くイチョウ並木。樹齢100年以上のイチョウが40本以上植えられており、ピーク時にできる黄色のトンネルは圧巻です。

光が丘公園


住所

東京都練馬区光が丘4丁目


アクセス

電車:

都営地下鉄大江戸線「光が丘駅」から徒歩で約8分

東武東上線「成増駅」、東京メトロ副都心線・有楽町線「地下鉄成増駅」から徒歩で約15分


バス:

西武バス「光が丘公園北」下車、徒歩約10分



ウェブサイト

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index023.html

小泉牧場

東京23区最後の牧場


地方でしか見られないイメージのある牧場ですが、実は東京23区にも存在するのをご存知ですか?練馬区大泉学園には、東京23区内唯一の牧場があります。小泉牧場は昭和10年創業、現在は三代目が経営の中心となり、約40頭の乳牛が飼育されています。


観光牧場ではありませんが、地域の小学生が社会科見学で訪れることもあり、牛乳の生産の場としてだけでなく、酪農体験、「食べ物」や「命」の教育の場としても親しまれ、地域のシンボル的存在になっています。搾りたてのミルクで作ったアイスも販売していて、隣に牧場があることを知らずにアイス目当てで訪れるお客さんもいるとか。貴重な東京23区内唯一の牧場を見学しに、またはおいしいアイス目当てに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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小泉牧場


住所

東京都練馬区大泉学園町2-7-16


営業時間

11:00~18:00


定休日

不定休


アクセス

電車:

西武池袋線「大泉学園駅北口」から徒歩で約9分


ウェブサイト

http://www.agriworld.or.jp/agriworld1/tikusan/bokuzyo/

いかがでしたか?

今回は東京都練馬区のおすすめ観光・名所をご紹介しました。

都内では珍しく野生のカタクリが自生する「清水山の森」や、イチョウ並木が美しい「光が丘公園」、23区内唯一の牧場「小泉牧場」など、練馬区には魅力的なスポットがたくさんあります。 週末はぜひ練馬観光へ訪れてみてはいかがでしょうか?