東京都のほぼ中央に位置する小金井市。「黄金に値する豊富な水が出る」ことから、黄金井(こがねい)が小金井になったという説があるほど、名水・湧水の多い地域として知られてきました。今回はそんな小金井市のおすすめ観光・名所をピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

小金井神社

小金井の里の総鎮守


小金井神社は元久2年(1205年)に武蔵野開拓にあたり創建された、菅原道真を祀る天満宮です。宝暦元年(1751年)、当時の名匠である粉川市正康信に道真公の坐像(高さ42.4センチ)の彫刻を依頼し、現在これが御神体として祀られています。近年は学問の神として信仰され、受験生が多く参拝しています。


境内では、昭和48年に市民によって奉納された石臼塚を見ることができます。当時生活用具であった臼を一同に集めたもので、全国には筆塚、針塚は数多くありますが、石臼塚は珍しく、小学校の教材にもなっているそう。その他境内には重さが250キロ近くある「力石」や、大鷲神社、稲荷神社などのお社があります。また、小金井神社の社殿の奥には弓道場があり、練習風景を見学することができます。

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小金井神社


住所

東京都小金井市中町4丁目7−2


アクセス

電車: 

JR中央線「武蔵小金井駅」から徒歩で約10分


ウェブサイト

http://www.koganeijinja.com/

都立小金井公園

江戸時代から続く桜の名所


東京都小金井市、小平市、西東京市、武蔵野市にまたがる、都立小金井公園。敷地面積は約80haと都立公園の中でも最大規模で、日比谷公園の4.9倍、上野公園の1.5倍にあたります。公園内には6箇所の広い芝生広場、コナラ、クヌギ、アカマツなどで構成された16haの雑木林、桜の園、子どもの広場、SL(C57)展示、16面のテニスコートなどがあり、誰もが楽しめるお出かけスポットになっています。


小金井公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた、お花見の名所としても有名です。園内には、ヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノなどのサクラが約1,700本植えられ、そのうち「桜の園」(2.9ha)では430本が一か月にわたり春を彩ります。また、隣接する玉川上水の堤のサクラ並木はヤマザクラが中心で、当初は元文~寛保年間(1736~1744年)八代将軍徳川吉宗の時代に植えられました。大正13年(1924年)、小金井の桜は国の名勝に指定されています。


その他、園内には広々としたバーベキュー広場やドッグラン、弓道場などもあり、また雑木林を中心に、四季を通じ多くの野鳥が飛来するためバードウォッチングにも最適です。四季折々の草花を鑑賞したり、スポーツで体を動かしたり、バーベキューを楽しんだりと様々な楽しみ方ができる小金井公園へ、おでかけしてみてはいかがでしょうか。

小金井公園


住所

東京都小金井市関野町


アクセス

バス: 

西武バス「小金井公園西口」下車

関東バス「江戸東京たてもの園」、「小金井公園前」、「スポーツセンター入口」下車 


ウェブサイト

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html

江戸東京たてもの園

レトロな建物がいっぱい!一日楽しめる野外博物館


都立小金井公園内にある江戸東京たてもの園は、平成5年(1993年)に江戸東京博物館の分館として設立されました。江戸東京たてもの園では都内に存在した江戸時代前期から戦後までの文化的価値の高い建造物を復元・展示すると共に、建物の内部では当時の暮らしや商売の道具・商品などを展示し、それぞれの時代の生活の様子を再現しています。


園内は3つのゾーンに分けられ、西ゾーンは武蔵野の農家と山の手の住宅、センターゾーンは格式ある歴史的建造物が並び、東ゾーンは下町の町並みが再現されています。約7haの広大な敷地内には魅力的な展示がたくさん!見どころをあげればキリがありませんが、東ゾーンの「子宝湯」は、人気スポットの一つ。「千と千尋の神隠し」に出てくる銭湯のモデルとなっていて、街並みを歩くだけでタイムスリップした様な気分を味わえます。


園内をあちこち歩いて疲れたら、カフェやお食事で休憩しましょう。東ゾーンの下町中通りには店蔵型休憩棟があり、2階はお食事処になっています。また、西ゾーンにある復元建造物「デ・ラランデ邸」の邸内とテラスではカフェの利用や食事ができるようになっています。当時の生活に思いを馳せながら、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?

江戸東京たてもの園


住所

東京都小金井市桜町3丁目7−1 都立小金井公園内


営業時間

4月〜9月:

9:30〜17:30(入園は閉園時刻の30分前まで) 


10月〜3月:

9:30〜16:30(入園は閉園時刻の30分前まで) 


定休日

毎週月曜(月曜が祝日又は振替休日の場合は、その翌日)、年末年始(12/28~1/4)


料金

大人400円


アクセス

バス: 

西武バス「小金井公園西口」下車、徒歩約5分 

関東バス「江戸東京たてもの園」下車、徒歩約3分 


ウェブサイト

http://www.tatemonoen.jp/

貫井神社

小金井の地名発祥の神社


東京都小金井市貫井南町にある貫井神社は、小金井の地名の発祥ともいわれている神社です。貫井神社の湧き水が豊富で枯れることがなかったことから「黄金井」(こがねい)、そしてそれが「小金井」の名の由来となったといわれ、平成15年「東京の湧水57選」に選ばれています。


貫井神社の創建年代は不詳ですが、縄文土器を中心に貫井遺跡が付近各所より多数出土することから、集落が早い時期より存在しており、比較的古い創建と考えられています。


毎年9月の例大祭では江戸時代末期より地元に伝わる祭ばやし(貫井囃子)が奉納されます。神社境内から露店が並び、地区一円を神輿がねり歩く光景が見ものです。

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貫井神社


住所

東京都小金井市貫井南町3丁目8−6


アクセス

電車: 

JR中央線「武蔵小金井駅」から徒歩で約20分


バス:

京王バス「貫井南町四丁目」下車、徒歩約5分

小金井市立はけの森美術館

緑と水に囲まれた、小金井市唯一の美術館


小金井市立はけの森美術館は、財団法人中村研一記念美術館の寄贈を受け、平成18年4月に開館しました。年間4回程度の展示替えを行い、基本コレクションとなる中村研一の作品を紹介する所蔵作品展のほか、美術館の企画による特別展を年間1~2回開催しています。


中村研一氏は日本洋画壇の重鎮として活躍した人物で、この地に住居とアトリエを構えていました。館内には、中村研一氏の油彩画、素描、陶芸作品や、パレットなどの絵画用具、愛用品のほか、中村研一氏と関連のある画家の作品などが展示されています。


美術館の名前の一部になっている「はけ」とは国分寺崖線のことで、武蔵野台地を古多摩川が削ったなごりです。武蔵野の面影を残す小金井市は、東京都内でも有数の緑と水に恵まれた街で、美術館前の「はけの小路」や併設の「美術の森」にある水源など、周辺では恵まれた自然を充分に満喫できます。美術の森緑地内にはカフェもありますので、休憩に立ち寄ってみるのもおすすめです。

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小金井市立はけの森美術館


住所

東京都小金井市中町1丁目11−3


営業時間

10:00〜17:00

※入館は16:30まで


定休日

毎週月曜(休日の場合は翌日)


料金

一般200円、小学生100円、中学生100円


アクセス

電車: 

JR中央線「武蔵小金井駅」南口から徒歩で約15分 


バス:

CoCoバス「はけの森美術館」下車、徒歩約1分

京王バス「中山谷」下車、徒歩約1分

京王バス「前原坂」下車、徒歩約10分


ウェブサイト

https://www.city.koganei.lg.jp/kankobunka/453/hakenomori/

いかがでしたか?

今回は東京都小金井市のおすすめ観光・名所をご紹介しました。

名水・湧水の多い地域である小金井市には、名水で有名な貫井神社、江戸時代から続く桜の名所である小金井公園、レトロな建造物の見学を楽しめる江戸東京たてもの園など見どころがたくさんあります。ぜひ足を伸ばして、小金井市観光へお出かけしてみてはいかがでしょうか?