全国で2番目に面積が小さい市、狛江市。コンパクトな町の中には古墳が多く残り、また自然豊かなスポットが多くあったりと、見どころがぎゅっと詰まっています。今回はそんな東京都・狛江市のおすすめ観光・名所をピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

むいから民家園

昔ながらの茅葺き屋根の古民家を見学


むいから民家園(狛江市立古民家園)では、狛江市域に残された江戸時代の数少ない建物として、江戸時代後期の農家の面影を残す旧荒井家住宅主屋1棟と、江戸時代の終わり頃に建てられた旧髙木長屋門1棟が移築・復元されています。狛江市の文化財に指定されている貴重な建物ですが、中にあがることができ、当時の生活を身近に感じることができます。


旧荒井家住宅主屋は、元和泉一丁目の荒井家に残されていたもので、江戸時代後期には村方医師として医師、農業を家業としていました。主屋は木造、寄棟造り、角屋付、茅葺きの建物で、復元にあたって縁側がつけられています。また、旧髙木家長屋門は市内に唯一残る長屋門で、江戸時代中期から覚東村の名主を勤めた髙木家によって安政6年(1859年)に建てられたものです。


年間を通して色々な展示や昔ながらのあそびを体験できるイベントなども行われており、子供とのお出かけにもおすすめのスポットになっています。

980de895fe3e41df

むいから民家園(狛江市立古民家園)


住所

東京都狛江市元和泉2丁目15−5


営業時間

9:30〜16:30 


定休日

月曜(月曜が祝日の場合は開園、翌日が休園)、年末年始(12月28日~1月4日)


利用料金

無料


アクセス

電車: 

小田急線「狛江駅」から徒歩で約10分


バス:

小田急バス「児童公園」下車、徒歩約1分


ウェブサイト

http://www.komae.ed.jp/index.cfm/12,0,60,html

泉龍寺

緑の中の静謐な空間


狛江駅の北口を出ると、広場の噴水の向こうに竹林と森が見えます。この森は狛江弁財天池緑地保全地区の一角で、この緑地を左手に見て突き当たりに見えるのが泉龍寺の鐘楼です。泉龍寺周辺は駅前とは思えないほど緑に囲まれ、静謐な佇まいを見せています。


言い伝えによると、天平神護元年(765年)に奈良東大寺別当の良弁僧正がこの地にやってきて雨乞いをし、法相宗・華厳宗兼帯の寺を創建したのが泉龍寺のはじめとされています。境内の弁財天池は良弁僧正が雨乞いをした折に湧き出したと言われ、昭和30年代くらいまでは周辺の水田を潤し、かつては雨乞いの祈りを捧げる場ともなった霊泉です。


境内の本堂、鐘楼門、山門、開山門は江戸時代後期の建築です。本堂に安置されている子安地蔵はまわり地蔵と呼ばれる巡行仏で、巡行の範囲は広範囲に及びました。春は桜、秋はもみじなど四季折々の花などに彩られ、非常に風光明媚なお寺です。

泉龍寺


住所

東京都狛江市元和泉1丁目6−1


アクセス

電車: 

小田急線「狛江駅」から徒歩で約1分


ウェブサイト

http://www.senryuji.or.jp/

前原公園(とんぼ池公園)

秋には様々なトンボが飛び交う


前原公園は計画、設計段階から市民団体と市が一緒になって造られた公園です。公園内の池でヤゴが保護されており、秋になると様々なトンボが飛び交う様子から「とんぼ池公園」の愛称で呼ばれています。


公園内にはヤゴなどが保護されている小さな2つの池のほか、ローラー滑り台などの多くの遊具や広い芝生、花壇などがあります。子供の遊び場として人気で、昆虫採集や草花の観察をしたりと、たくさんの人が集っています。


公園前の歩道には市の花ツツジ、園内にはホオノキやスイレンなど四季折々の花が咲き誇ります。

E084b5ba32e4904d

前原公園(とんぼ池公園)


住所

東京都狛江市西野川3-11-1


アクセス

バス: 

小田急バスまたは京王バス「都営狛江団地」下車、徒歩約5分


ウェブサイト

https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/47,2526,395,2549,html

多摩川決壊の碑

首都圏の大水害を今に伝えるモニュメント


四季折々の自然豊かな光景が広がり、野草や野鳥が数多く見られる多摩川。「おとなしい」「安全な」川として、近郊の人々に親しまれてきた多摩川ですが、昭和49年(1974年)には氾濫し「多摩川水害」を引き起こしました。この首都圏の大水害を今に伝えるために建てられたのが「多摩川決壊の碑」です。


「多摩川水害」の起こりは、昭和49年(1974年)9月。台風16号の洪水により多摩川が氾濫、左岸の堤防が決壊して、東京都狛江市の民家19棟が流失するという大水害が発生しました。濁流に住宅が次々と呑み込まれていく様子はリアルタイムで全国に報道され、日本全体に大きな衝撃を与えました。堤防決壊は二ヶ領宿河原堰左岸の激しい迂回流からの侵食が原因で、この水害はのちの裁判で「人災」と認定されました。


1998年従来の堰より40m下流に、洪水を安全に流すとともに、豊かな水辺環境の保全と創造を目的とした新しい堰が完成し、翌年「多摩川決壊の碑」が建てられました。多摩川のほとりにたたずむこのモニュメントは、水害の恐ろしさを今に伝えています。

E44cec963f8c9e78

多摩川決壊の碑


住所

東京都狛江市猪方4-3付近


アクセス

電車:

小田急線「狛江駅」から徒歩で約15分


ウェブサイト

https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/45,336,349,2102,html

多摩川五本松

時代劇の撮影にも使われた多摩川の名所


多摩川のほとりに立つ五本松は、狛江を代表する景観のひとつとして市民に親しまれ、新東京百景の一つに選ばれている名所です。また、多摩川を代表する美しい風景の中から、市民の投票をもとにして選定された「多摩川50景」の一つにも選ばれています。


映画スタジオの多い調布や世田谷にも近く、映画やテレビの撮影、特に時代劇の撮影場所として使われることも多い場所です。隣接する西河原公園は五本松の川べりと併せて、訪れる市民の憩いの場所となっています。

Ec1206debef35d92

多摩川五本松


住所

狛江市元和泉2-38付近


アクセス

電車:

小田急線「狛江駅」から徒歩で約15分


バス:

小田急バス「児童公園」下車、徒歩約6分


ウェブサイト

http://www.komae-kankou.jp/gohonmatsu.html

いかがでしたか?

今回は東京都狛江市のおすすめ観光・名所をご紹介しました。


都内で一番面積が小さい狛江市ですが、むかしながらの古民家を見学できる「むいから民家園」や、時代劇の撮影などにも使われる名所「多摩川の五本松」など、見どころがぎゅっとつまった町になっています。都内でありながら緑豊かな自然に囲まれた狛江市へ、ぜひ足を運んでみませんか。