夏といえば海、そして関東の首都圏近郊の海といえばやっぱり江ノ島でしょ!という方は多いのではないでしょうか?江ノ島は神奈川県藤沢市に位置し、言わずと知れた海の街として毎年夏になるとたくさんの観光客でにぎわいます。今回はそんな藤沢市で夏におすすめしたい海水浴場とその帰りにも行ける観光・名所を合わせて10カ所ピックアップしてご紹介させていただきます。
この記事の目次
片瀬東浜海水浴場
開催期間は平均100万人が訪れる海水浴場
とにかく江ノ島の駅からアクセスがよく、遠方から来る方にも人気がある海水浴場が、片瀬東浜海水浴場です。日本の海水浴場88選にも選ばれた人気の高い海水浴場で、右手に江の島、左手には三浦半島が一望できます。東西5キロに広がる砂浜は東洋のマイアミビーチと呼ばれているそうで、例年2ヶ月間でなんと平均100万人が訪れるそうです。現在は江ノ島東浜海水浴場とも呼ばれているそうです。
毎年海の家は20軒以上、飲食店も30軒ほどあるようで、とにかくおしゃれでインスタ映えしそうな素敵なお店が多いのが特徴的です。シーズン中はパラソルだけでなく、ゴムボートやバナナボートの貸し出しも行われており、子供も大人も思う存分遊ぶことのできる夏にぴったりの海水浴場です。特にワイワイとにぎやかな雰囲気が好きな人にはおすすめで、楽しい思い出がたくさん作れそうですね!
海水浴だけでなく、運がよければ捕りたての地元海産物を近くの店で買うこともできます。全国的に見てもかなり人気のある海水浴場の一つになりますので、混雑することを想定して公共交通機関を使って向かったり、熱中症対策のための小さい携帯扇風機を持っていくなど準備をしっかりして出かけてくださいね!

片瀬東浜海水浴場
住所
神奈川県藤沢市片瀬海岸東浜
アクセス
電車:
小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約2分
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約5分
湘南モノレール線「湘南江の島駅」から徒歩約7分
車:
圏央道八王子JCTから茅ヶ崎海岸IC、国道134号を江の島方面へ
東名高速道路厚木ICから国道129号を平塚方面、国道134号線を江の島方面へ
横浜新道より国道1号線を江の島・藤沢方面へ
開催期間
7月上旬〜8月下旬
駐車場
有り(有料)
片瀬西浜・鵠沼海水浴場
イベントも開催!盛り上がり必至の海水浴場
江ノ島の海、片瀬海岸は東浜と西浜があり、西浜の方も東浜同様毎年とてもにぎわいます。年間来客数は300万人以上で日本最大とも言われている海水浴場です。天気のいい日は西に富士・箱根・伊豆の連山を見ることもできます。鵠沼(くげぬま)海岸の方にはビーチバレーコートを常設しており、ビーチバレーの大会なども行われているようです。
もちろん海の家も多く開設され、手ぶらでBBQができるお店もあります。来場者はビキニで海を楽しむ若い年齢層の女性や家族連れが多いです。平成22年からは、神奈川県内で喫煙場所以外で喫煙してはいけないルールもできるなど、お子様のいる家族連れでも安心して遊ぶことができるようにもなったそうです。
片瀬西浜・鵠沼海水浴場
住所
神奈川県藤沢市片瀬海岸西浜
アクセス
電車:
小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約2分
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約5分
湘南モノレール線「湘南江の島駅」から徒歩約7分
車:
圏央道八王子JCTから茅ヶ崎海岸IC、国道134号を江の島方面へ
東名高速道路厚木ICから国道129号を平塚方面、国道134号線を江の島方面へ
横浜新道より国道1号線を江の島・藤沢方面へ
開催期間
7月上旬〜8月下旬
駐車場
有り
辻堂海水浴場
良い波が立つ藤沢エリアの穴場海水浴場
辻堂海水浴場は片瀬西浜海岸と、茅ヶ崎海岸に挟まれている海水浴場です。辻堂海浜公園がすぐ近くにあり、砂浜からはえぼし岩や江ノ島を眺めることができます。片瀬海岸に比べると海水浴場としての規模は小さいですが、良い波が立つサーフポイントでもあるので、遊泳区域の両サイドではサーファーがたくさん集まる場所でもあります。
藤沢市は江ノ島を中心に夏の海水浴場はかなり混雑するので、その中ではかなりの穴場スポットとも言えます。駅からは少し離れたところにあるのですが、海水浴場のすぐそばに有料にはなりますが駐車場もあるようなので、海に入って着替えやタオルを取りに行ったりするのも便利に利用できますね。
海の家の開設は少ないようですが、レンタルでパラソルやボディーボードなどもあるようですので、準備をしていけば空いているので快適にゆっくりと海水浴の時間を過ごすことができそうですね。藤沢市の他の混雑している海水浴場は、迷子などの心配があるから行くのをためらってしまうという方はこちらに行ってみてはいかがでしょうか?

辻堂海水浴場
住所
神奈川県藤沢市辻堂西海岸
アクセス
電車:
JR東海道線「辻堂駅」から徒歩約23分
バス:
JR東海道線「辻堂駅」から「鵠沼車庫」行き「辻堂海浜公園前」下車
車:
東名高速道路厚木ICより国道129号経由、国道134号線を江の島方面
開催期間
7月中旬〜8月下旬
駐車場
有り(有料)
江島神社
恋愛のパワースポットでも知られる神社
日本三大弁財天を奉る江島神社は、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の三社からなる御社です。ご祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約された時に生まれた神で、三姉妹の女神様で江島大神と称されています。福岡の宗像大社や、広島の厳島神社と御同神だそうです。
こちらの神社は昔はカップルで訪れると女神様が嫉妬して、破局するというジンクスもあったようですが、現在では芸道上達、商売繁盛、恋愛成就、美人になれるなど様々なご利益があると言われ、数多くの参拝者が訪れるようです。江島神社は階段の上り下りが大変だということでも有名なのですが、こちらには日本で初めて設置された屋外エスカレーター「エスカー」があります。有料にはなりますが、これを利用すれば体力がない方や足腰が弱い方でも安心して行くことができます。
また、 「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の各所で販売されている恋むすび・縁むすび絵馬もとても人気があります。ピンクでとてもかわいい絵馬で、ハートの中に大切な人の名前と自分の名前を書き、「辺津宮」の脇にある「むすびの樹」に結びます。かわいい見た目の絵馬なので、若い女性に人気があり、恋愛のパワースポットになっています。
さらに奥津宮から少し横道を入ったところには「龍恋の鐘」という鐘があり、こちらは映画のロケ地になったことでも有名で恋人が一緒に鐘を鳴らした後名前を書いた南京錠をかけると永遠の愛が叶うというジンクスもあり、こちらはカップルが多く訪れているようですよ!

江島神社
住所
神奈川県藤沢市江の島2丁目3−8
アクセス
電車:
小田急線「片瀬江ノ島駅」、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩約20分
車:
・横浜新道「戸塚IC」から江ノ島まで約30分
・横浜横須賀道路「朝比奈IC」から江ノ島まで約30分
・東名高速道路「厚木IC」から江ノ島まで約30分
駐車場
有り
受付時間
午前8時30分~午後5時まで
新江ノ島水族館
大人も子供も楽しめる癒し空間
「えのすい」の愛称でも知られている新江ノ島水族館。駅からのアクセスも良いので、海水浴など海に遊びに行く人はその行き帰りに気軽に寄ることもできます。全国的にも有名な水族館で、多くのテレビの撮影などでも使われる新江ノ島水族館はなんと閉園後にはパーティーやウェディングもできるそうです。
新江ノ島水族館の展示は珍しいものもたくさんあります。相模湾ゾーンには2014年4月に江ノ島の特産品でもある「シラス」の生体の常設展示を世界で初めて行って以来、シラスの水槽を新たに増やして拡大リニューアルをしたり、日本初の本格的な有人潜水調査船「しんかい2000」の常設展示もあります。他では見られないものを見ることができるのは魅力的ですね。
また、新江ノ島水族館で特に人気があるのは、クラゲの展示です。クラゲファンタジーホールに入ると、半ドーム式の空間の壁面に大小13個の水槽と、ホール中央には球型水槽「クラゲプラネット~海月の惑星~」があります。3Dプロジェクションマッピングを利用したクラゲショーも必見です。幻想的で、クラゲを眺めているだけで癒される空間になっています。他にもイルカショーやかわいいペンギンの姿も見ることができますので、大人も子供も楽しめること間違いなしです!
新江ノ島水族館
住所
神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19−1
アクセス
電車:
・小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約3分
・江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約10分
・湘南モノレール線「湘南江の島駅」から徒歩約10分
車:
圏央道茅ヶ崎JCTより新湘南バイパス茅ヶ崎海岸IC、国道134号経由で約14km
駐車場
無し
近くに有料駐車場あり
営業時間
・9:00〜17:00 3/1〜7/13、9/9、10/1〜11/30、12/29〜1/6
・9:00〜19:00 9/1〜9/8、9/10〜9/30
・9:00〜20:00 7/14〜8/10、8/17〜8/31
・8:00〜20:00 8/11〜8/16
・10:00〜17:00 12/1〜12/21、12/26〜12/28、1/7〜2/28
・10:00〜20:00 12/22〜12/25
*2018年7月現在
*最終入場は閉館時間の1時間前です。
利用料金
幼児(3歳以上)600円、小学生1,000円、中学生1,000円、高校生1,500円、大人2,100円
江の島アイランドスパ
湘南の海を眺めながらリゾート感を満喫!
江の島の玄関口にあるリゾート施設「江の島アイランドスパ」。通称「えのすぱ」の名前で親しまれており、天然温泉、プール、エステ、レストランなどが併設されています。
江の島アイランドスパのテーマは、人間が本来持つ「自然治癒力」を高めること。地下1,500mから湧き出る源泉を利用した温泉エリア「富士海湯(ふじみゆ)」では、高温湯、中温湯、炭酸泉の3種類の温泉に浸れます。
また、プールの趣向が富んでおり、湘南の海を眺めながら遊べる「露天泉」や洞窟のプールなどもあります。温泉&プールのあとは、エステやグルメを締めに満喫!江の島の贅沢なひと時を江の島アイランドスパで過ごしてみませんか?

江の島アイランドスパ
住所
神奈川県藤沢市江の島2-1-6
お問い合わせ
0466-29-0688
営業時間
・3月〜11月 10:00〜22:00(最終受付21:00)
・7月〜8月 10:00〜22:00(最終受付21:00
・12月〜2月 11:00〜21:00(最終受付20:00)
利用料金
①通常
・小学生 1,296円
・大人 2,742円
②夏期(7~8月)
小学生
・平日 1,296円
・土祝 1,566円
大人
・平日 2,742円
・土祝 3,282円
※日曜以外は保護者同伴の上入場可。未就学児-利用禁
アクセス
電車:
①小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩で約10分
②江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩で約14分
③湘南モノレール線「湘南江の島駅」から徒歩で約14分
江の島サムエル・コッキング苑(江の島シーキャンドル)
植物園と展望灯台、幻想的な冬の風物詩
江の島を代表する複合観光施設「江の島サムエル・コッキング苑」。明治時代に造られた植物園で、平成15(2003)年に大規模リニューアルされました。
江の島サムエル・コッキング苑の植物園では、1年を通して様々な草花を楽しめます。特に人気なのが、3月下旬から4月上旬に見頃を迎える、280種類800本のツバキ。「かながわ花の名所100選」にも選ばれています。
また、江の島のシンボルマークでもある「江の島シーキャンドル」。海抜101.5mの展望台からは、富士山や箱根、伊豆半島などを望めます。冬季限定のイルミネーションが有名で、「関東三大イルミネーション」「日本夜景遺産」に登録されるほど。幻想的な冬の観光を江の島で楽しんでみては。
江の島サムエル・コッキング苑(江の島シーキャンドル)
住所
神奈川県藤沢市江の島2丁目3−28
お問い合わせ
0466-23-0623
営業時間
江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドル
・平日および年末年始 17:00〜20:00(最終入場19:30)
・土日祝日および12月25日〜12月30日 17:00〜21:00(最終入場20:30)
利用料金
・小学生 150円
・大人 300円
アクセス
電車:
①小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩で約10分
②江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩で約15分
③湘南モノレール江ノ島線「湘南江の島駅」から徒歩で約16分
駐車場
有り
なぎさ駐車場(江の島内)
江の島岩屋
江の島の伝説やロマンが残る洞窟探検スポット
江の島の太平洋側にある観光スポット「江の島岩屋」。打ち寄せる波によって何万年も侵食を受けてつくられた洞窟があり、金窟、龍窟、神洞など、様々な呼び名と共にいくつかの伝説が残っています。
弘法大師や日蓮上人が修行した場所とされる、江の島岩屋。江の島信仰の発祥地とも言われているほか、養和2(1182)年には源頼朝が奥州藤原秀衡を征伐するときに祈願した場所とも伝えられています。
洞窟の奥行きは約150m。その先には富士山の氷穴に通じているとも言われています。入口でもらったロウソクを片手に、洞窟探検に出かけましょう!
江の島岩屋
住所
神奈川県藤沢市江の島2丁目3-28
お問い合わせ
0466-22-4141
営業時間
(1)営業時間
①1月 9:00~16:00
②2月〜3月 9:00~17:00
③4月 9:00~17:00
④5〜7月 9:00~18:00
⑤8月 9:00~19:00
⑥9月 9:00~18:00
⑦10月 9:00~17:00
⑧11月〜12月 9:00~16:00
(2)定休日 年中無休(荒天の場合は閉鎖あり)
利用料金
①幼児 無料
②小学生200円、中学生200円、高校生500円、大人500円
③団体料金20%割引(20名以上)
アクセス
電車:
小田急線「片瀬江ノ島駅」、江ノ島電鉄「江ノ島駅」、湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩で約45分
車:
①横浜新道「戸塚IC」から江ノ島まで約30分
②横浜横須賀道路「朝比奈IC」から江ノ島まで約30分
③東名高速道路「厚木IC」から江ノ島まで約30分
駐車場
有り
江の島大師
国内最大級の不動明王が鎮座する寺院
江の島の中央付近に鎮座する「江の島大師」。鹿児島県にある高野山真言宗「最福寺」の別院として平成5(1993)年に創られました。
もともと、江の島大師のある場所には、弘法大師空海が創建したとされる神仏習合の寺院があったそうです。しかし、明治維新のとき、廃仏毀釈や神仏分離令によって破壊。その後、現在の姿に再建されました。
本堂のなかは自由に見学可能。なかでも、ご本尊の不動明王が有名で、室内にある像としては国内最大級とされる高さ6mを誇ります。そのほか、護摩行も毎日行われているので、合わせて参加してみてはいかがでしょうか。
江の島大師
住所
神奈川県藤沢市江の島2丁目4−10
お問い合わせ
0466-50-2111
営業時間
9:00〜18:00
アクセス
電車:
小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩で30分
テラスモール湘南
湘南最大の大型ショッピングモール
JR「辻堂駅」に直結しているショッピングモール「テラスモール湘南」。東京ドーム3.6個分の敷地面積のなかに、約280店舗が集結しています。
1階〜4階の各フロアには、それぞれのコンセプトに合った店舗が出店。1階には「湘南マルシェ」と呼ばれる食品販売ゾーン、3階にはフードコート「潮風キッチン」など。フードコートには、湘南名物の生しらすをいただける名店もありますよ。
また、冬季限定でイルミネーションも開催。毎年テーマが異なりますが、大きなツリーやLEDによるライトアップが施されます。江の島や鎌倉観光の帰り道に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

テラスモール湘南
住所
神奈川県藤沢市辻堂神台1丁目3−1
お問い合わせ
0466-38-1000
営業時間
(1)営業時間
①専門店街 10:00〜21:00
②レストラン街 11:00〜23:00
③潮風キッチン 10:00〜21:00
④潮風ヴィレッジ 10:00〜21:00
(2)休業日
不定休
アクセス
電車:
JR東海道本線「辻堂駅」から徒歩4分
車:
新湘南バイパス「藤沢IC」から5分
駐車場
有り
2500台まで
いかがでしたか?
藤沢市には江ノ島の海水浴場を中心に、恋愛のパワースポットとしても有名な江島神社や新江ノ島水族館など人気のある観光名所もあります。海水浴場にずっといても暑くてバテてしまうかもしれないので、海の家や新江ノ島水族館など涼しさを感じることのできる場所を予定に入れるのもおすすめですよ!夏の日差しに負けず、せっかくだったら藤沢で暑さを楽しんでみませんか?