かつては工業地帯として栄えた大崎、80年代以降は再開発が進んで現在は高層ビルが四方を囲む都会的な街並みになりました。でもそんな近代的な街並みの中にも、歴史を感じるスポットがしっかり残っています。

また、駅の東側は目黒川沿いの散歩がおすすめ。もちろん、春は目黒川添いの桜並木が素敵ですが、春以外の季節も爽やかで楽しいですよ。

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目黒川と御成橋

世田谷区、目黒区などを流れて東京湾へ注ぐ、およそ8000メートルの川「目黒川」。昔はなかなかの暴れ川で氾濫することもたびたびで、昭和の高度成長期は汚染により悪臭を放ち、生き物も棲めない川だったそうですが、現在は都内屈指のお花見の名所として親しまれています。

 

大崎駅は、東側を目黒川が流れ、地元の人の癒しスポットとなっています。川岸の遊歩道もきれいに整備されているので、川沿いをゆっくり歩くだけでもリラックスできます。ところで、大崎ニューシティ裏手あたりに「御成橋(おなりばし)」という小粋な名前のついた橋がありますが、「将軍様のおなーりー」の掛け声が由来です。つまり、将軍様が鷹狩でこの地を訪れるとき、地元の名主が将軍様をこの橋までお出迎えにきたのだそうです。

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容器文化ミュージアム

「容器文化ミュージアム」とは、人と容器の関わりから最新の容器、その歴史や技術、工夫などの秘密を「ひらいて」楽しく学べる博物館。普段から身近にある容器の実物から懐かしいものにもお目にかかれます。クイズに答えたりゲームをしながら学べる体験型の展示は、コンセプトの「ひらく」を意識してセンスも彩りもよく工夫されていて子どもから大人まで飽きさせません。

 

館内の自動販売機では容器素材を用いたオリジナルグッズなどが購入できます。「工作カップ」100円に「段ボール工作セット」500円、ガラス瓶メーカーが開発したやみつきになる感覚の「究極の栓抜き」500円などがお土産にも最適です。

ところで、なぜ容器包装? かと言えば、業界トップメーカー「東洋製罐(せいかん)」が運営しているからです。入館無料なのもうれしいですね。

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ゲートシティ大崎

「ゲートシティ大崎」は、大崎駅東口にある2棟の高層タワーと商業施設からなる巨大複合施設。北インド料理の「アヒリヤ」や本格アイリッシュパブの「The Shannons’(ザ・シャノンズ)」などの有名レストランも入店しています。このあたりで働くビジネスマンやOLさんをターゲットにしたランチも充実。飲食店などのテナント以外の施設も魅力的です。サンクンガーデンは噴水が設けられた格調高い欧州の雰囲気。季節ごとに見ごろの花々が楽しめるノースガーデンや水音のせせらぎが心地良い日本庭園もあります。

 

屋内の中央部分を占めるのが、吹き抜けで太陽光が差し込む広大なアトリウムです。このアトリウムでは土日を中心にコンサートやファミリー向けの楽しそうなイベントが多く開催されているみたいですから要チェック。近年は夏と冬のコミケの開催に合わせた大崎コミックシェルターのステージイベントや物販が人気を呼んでいます。

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居木神社

「居木神社(いるぎじんじゃ)」は、大崎の街の鎮守様。日本武尊(やまとたけるのみこと)をご祭神としているので、出世や勝負運にご利益があるといわれています。創建年は不明だそうですが、寛文年間(1661~1673)には当地に鎮座されたとされています。

 

ところで、境内の説明版には江戸野菜の「居留木橋カボチャ」についての説明があります。実はこのあたりは、江戸時代から明治の中ごろまでカボチャの生産が盛んで、この地で採れたカボチャは「居留木橋カボチャ」と呼ばれて全国的に有名だったのだとか。大崎のカボチャなんて意外ですが、深い縁があったのですね。

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ニュー大崎ビル店舗街

駅西口を出ると正面にあるのがニュー大崎ビル。時代を感じるレンガで覆われた外観、内部のデザインも含めて昭和レトロ感があふれています。そして魅力的なショップが元気いっぱい活気にあふれて営業中。飲食店はどのお店もランチタイムはボリューム満点のランチを提供、夜も比較的リーズナブルに本格的な料理がいただけるようです。

 

おすすめはボリュームたっぷりイタリアンの「大崎一番家」。パスタやハンバーグ、カレーが大人気です。大崎駅西口商店会のご当地キャラ「大崎一番太郎」がモチーフのお店です。そのほか、35年間愛され続ける味噌ラーメン800円が売りの中華料理店「誠華」、焼き立てパンのパスコニュー大崎は大崎あんパン4個セット650円が人気の品!

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