千葉県の中心的な土地、県庁所在地でもある千葉市。都心からのアクセスに優れているうえ、日本一の総延長を誇るという人工海浜のあるベイサイドエリアや、自然に囲まれた場所、そして数々の史跡といった見どころも多い町です。そんな千葉市の観光名所5選をご紹介します!

この記事の目次

千葉城跡

千葉城は別名であり、正式には平安時代末期の1126年に築かれた亥鼻城(いのはなじょう)。それから300年以上にわたって上総(かずさ)・下総(しもうさ)を支配した千葉氏の城です。土塁や空堀の痕跡が残されており、現在はその周辺が亥鼻公園として整備されています。


ただし、この遺構は平安より後の戦国時代につくられたもの。実は、ここが「千葉城」と呼ばれ「千葉市の本拠地だった」といわれるようになったのは江戸時代になってからだった、という説が近年では有力になっています。とはいえ、江戸時代にそんな伝説が生まれるほど歴史を重ねてきた場所であるのは間違いありません。


そのなかでひときわ目を引く天守閣は、現代の「千葉城」として親しまれている千葉市立郷土博物館。入場は無料で、こちらでさらに詳しい歴史に触れて諸行無常を感じてみるのはいかがでしょうか。また、亥鼻公園は千葉市民の間では知らない人のいないお花見スポットでもあり、約100本のソメイヨシノが植えられています。春には毎年、ライトアップやたくさんの出店でにぎわう「千葉城さくら祭り」も開催されます。丘の上に位置する郷土博物館の天守閣は、桜とともに千葉市を一望できる絶景ポイントです。

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住所

千葉県 千葉市 中央区亥鼻1-6-1


アクセス

電車: 

外房線本千葉駅から徒歩9分


バス: 

総武本線・外房線・京成本線千葉駅からバスで11分、千葉大学病院行き「大和橋」下車、徒歩4分


入場料

無料


休業日(千葉市立郷土博物館)

月曜日(祝日の場合は翌日も)・祝日・年末年始


ウェブサイト

https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/3111

泉自然公園

ピクニックにもぴったりの広い芝生広場の周りにあるのは、ソメイヨシノにヤマザクラ、サトザクラなど300本の桜。「日本のさくら名所百選」に選ばれたこともあり、ご存知の方も多いことでしょう。


そしてまた、桜だけではなく四季を通じて色とりどりの草花による風景が楽しめる場所でもあります。2700平方メートルの広さに12品種6000株のハナショウブが栽培されている菖蒲田、そのすぐそばには県内最大規模のカタクリの自生地があり、さらに花木の広場ではロウバイ・ヤマブキ・コデマリ・クチナシ・サルスベリ…などなど数え切れないほどの花が楽しめます。起伏に富んだ地形を活かしてさまざまなスポットが用意された園内では、常に移り変わる自然の姿を目にすることができます。


また最近では、自然の中での本格アスレチックが体験できる「フォレストアドベンチャー・千葉」や、手ぶらでもBBQが楽しめる「デイキャンプ広場」といった新施設もオープン。ますますアクティビティの幅が広がっています。

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住所

千葉県千葉市若葉区野呂町108


アクセス

電車:

JR「千葉駅」からバスで45分、「泉公園入口」で下車、徒歩10分


車:

千葉東金道路「高田IC」から車で3分


入園料

無料(フォレストアドベンチャーやデイキャンプの利用は別途料金が発生)


ウェブサイト

http://izumi-park.city.chiba.jp/

検見川浜

東京湾に臨む砂浜が、1300メートルにもわたって続く検見川浜。ここは、マリンスポーツを楽しみたいという方にとって外せない場所です。


防波堤に囲われたエリアのなかには、ウインドサーフィンやSUP(スタンドアップパドル)、釣りにヨットにビーチテニスなど、思い思いに楽しんでいる人々が集まっています。もちろん、更衣室やトイレ、シャワーなどの設備も充実。イベントの折には出店も立ち並び、夏らしいにぎわいを思う存分味わうことができます。


また、検見川浜はその両サイドを「幕張の浜」と「いなげの浜」に挟まれた立地でもあります。これらを合わせて、実に総延長4キロメートル以上となる国内随一の人工海浜となっています。幕張の浜は遊泳禁止ながら、茶室と日本庭園やアート空間などを備える幕張海浜公園が隣接。いなげの浜がある稲毛海浜公園も、プールやBBQ場、運動施設を備えており一年中アクティブに楽しめるスポットとなっています。

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住所

千葉県千葉市美浜区磯辺3


アクセス

京葉線「検見川浜駅」から車で約5分

千葉寺

創建は西暦709年。読み方は「ちばでら」、または「せんようじ」。本尊に十一面観音を祀っており、関東各地に点在する「坂東三十三観音」の第29番札所にも数えられています。入り口には仁王門、本堂のほかにも太子堂や納経所、瀧蔵神社も境内の中にあります。何度か再建されており、12世紀ごろにはさらに大きな境内と大伽藍がありました。現在の本堂も、第二次大戦の空襲で焼け落ちた後、1976年に再建されたものです。


そして、こうした歴史をずっと見守ってきた存在が千葉寺のシンボル。緑豊かな境内のなかでもひときわ目を引く、イチョウの巨木です。創建の翌年に植えられたと記録に残されており、樹齢は1300年ほど。高さは約30メートル、幹まわりは8メートルと国内有数の大きさを誇り、県指定天然記念物となっています。秋になれば黄金色に染まるその堂々たる姿は、一見の価値あり。また、このイチョウの木の葉は安産のお守りになるとされています。


一風変わった風習として、大みそかに世の中の不正などをののしりつつ笑って年を越す「千葉笑」が続いています。また、千葉市内の史跡である「千葉城跡」からもほど近く、のんびりと歴史を味わうにはもってこいの場所です。

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住所

千葉県千葉市中央区千葉寺町161


アクセス

電車:

千葉線「千葉寺駅」から徒歩9分


車:

「松ヶ丘IC」から車で約3分


ウェブサイト

http://www.chibacity-ta.or.jp/spots/senyouji

千葉ポートタワー

千葉県の人口500万人突破を記念して建設され、1986年にオープンしたポートタワー。その特徴は、東西南北で異なる顔を見せる展望室からの眺めです。


西側には東京湾が広がり、その先には富士山やスカイツリーまで見渡すことができます。また北側は幕張新都心エリアで、夏の夜にはあちらこちらの花火が見えるのもポイント。東側は千葉市を一望できるロケーション、さらに南側には製鉄工場もあり、市街地と工場群の幻想的な夜景が現れます。2012年には「日本夜景遺産」にも認定されました。クリスマスをはじめ、イベント日にはタワー自体もライトアップされます。


2階にも展望フロアがあり、こちらは「恋人の聖地」に選定されています。二人の愛を誓う南京錠がかけられるフェンス、モニュメントやフォトスポットも用意されており、夕方には「サンセットライブ」として様々なアーティストによる演奏が行なわれます。他にも、地産地消にこだわるブッフェレストランや、県内の特産品などを取りそろえたショップも展開。さらに、タワーの周りにはジョギングやテニスも楽しめる「千葉ポートパーク」が広がっています。広場では毎月第三日曜日にフリーマーケットが開催されており、日常的に楽しめるスポットです。

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住所

千葉県千葉市中央区中央港1丁目ポートパーク内


アクセス

電車:

千葉都市モノレール・JR京葉線「千葉みなと駅」から徒歩約12分


車:

東関東自動車道「湾岸千葉IC」から約15分


入館料

大人(高校生以上):420円

小中学生:200円

※小学生未満は無料


開館時間

6月〜9月 毎日 9:00~21:00

10月〜5月 月〜金 9:00~19:00、土日祝 9:00~20:00


ウェブサイト

http://chiba-porttower.com

いかがでしたか?

今回は、千葉市内の観光スポット5ヶ所をご紹介しました。1000年以上もの歴史が感じられる史跡から、毎年夏に大いに盛り上がるマリンスポーツ、そして四季折々の自然までバリエーション豊かなスポットがあり、その時その時でちがう側面を見せてくれるため何度訪れても楽しめること請け合いです。じっくり巡ってみれば、きっとお気に入りの場所を見つかることでしょう。