神奈川県南東部、三浦半島に位置する横須賀市。江戸時代末期に黒船が現れた開国の地である横須賀は、昭和に入ると大日本帝国海軍の一大拠点となり、戦後はアメリカ軍や自衛隊が駐留する一方、東京や横浜のベッドタウンとして発展してきました。そんな横須賀市には開国・軍港の歴史を感じるスポットや、三浦半島の自然を楽しめるスポットなど、見どころ満載。今回はそのなかからロコナビのおすすめをピックアップしてご紹介します!

この記事の目次

猿島

東京湾唯一の無人島!都心からもアクセス抜群の絶景スポット


神奈川県横須賀市の猿島は、東京湾に浮かぶ唯一の無人島で、湾内最大の自然島でもあります。京急線「横須賀中央」駅から徒歩と船で約30分と、都心からもアクセスが良く、気軽に足を運べる観光スポットです。


島にはかつて旧海軍の砲台が置かれ、東京湾を守る要の役割をしていました。当時は一般人の立ち入りが禁止されていたため、貴重な自然や歴史遺産が残る猿島は平成27年、国史跡にも指定されています。島内では兵舎や砲台など、要塞の島の名残を見ることができます。


歴史遺産散策のほか、貴重な自然が残る猿島ならではのアウドトア体験も魅力のひとつ。中でもフィッシングは人気のアクティビティで、周辺一帯が浅瀬で島全体がポイントとなっており、横須賀市内でも格好の釣り環境になっています。


そのほか、海を見ながらのバーベキューや、夏の海水浴も楽しみのひとつ。歴史散策、アウトドア、レジャーと多彩な楽しみ方ができる猿島。都心からもアクセス抜群なので、ぜひ気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか?

猿島


住所

神奈川県横須賀市猿島


アクセス

電車: 

京浜急行「横須賀中央駅」から徒歩で約15分 

車: 

横浜横須賀道路 横須賀I.C.から本町山中有料道路経由で三笠桟橋まで約10分


ウェブサイト

https://www.tryangle-web.com/sarushima.html

観音崎公園

豊かな海の自然から歴史的遺構まで見どころ満載


東京湾に突き出た観音崎のほぼ全域に広がる、県立観音崎公園。三浦半島の温暖な気候と豊かな海の自然に恵まれた観音崎には磯遊びができる砂浜があるほか、園内の随所から東京湾の海景色が広がり、浦賀水道を行き交う世界の船や、対岸の房総半島を一望することができます。また、日本初の洋式灯台である観音埼灯台や砲台跡などの遺構ものこる、歴史散策にもぴったりのスポットです。


園内のビュースポットは多々ありますが、なかでもおすすめは東京湾や房総半島への眺望が開けた「海岸園地」。現在3代目となる観音崎灯台と海と空を一枚におさめられる、絶景ポイントです。


また、観音崎公園は東京湾への入り口を守る要所として、古くは江戸幕府の命を受け台場が設置された場所。明治に入り、軍により各所にれんが造りの砲台が設置され、今でも明治17年に竣工した北門第一砲台、三軒家砲台などが、当時の原形に近い形で残されています。園内には戦没船員の碑などもあるので、こちらも併せて歴史散策してみてはいかがでしょうか?

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観音崎公園


住所

神奈川県横須賀市鴨居4丁目1120 


アクセス

バス: 

京急バス「観音崎」下車、徒歩約1分

車:

横浜横須賀道路 馬堀海岸ICから約5分


駐車場

有り

全384台


ウェブサイト

http://www.kanagawaparks.com/kannon/

長井海の手公園ソレイユの丘

自然と動物にふれあえる体験型公園


相模湾を一望できる小高い丘に立つ「ソレイユの丘」は、自然や動物とふれあえる体験型の総合公園です。広い園内には畑や温室があり、野菜や果物の収穫体験ができるほか、約5,000㎡の花畑には四季折々の花が咲き乱れ、春は菜の花やネモフィラ、秋はコスモスなど、一年を通して楽しむことができます。


体験型公園「ソレイユの丘」では、野菜・果物収穫の他にも体験アクティビティが盛りだくさん。南仏プロヴァンス地方の建物がならぶ街エリアでは、パンや野菜たっぷりの農園ピザを自分で作って食べる「食の体験」、プチオカリナの絵付けやキャンドル作りなど世界でひとつだけのオリジナルクラフト作りに挑戦する「クラフト体験」、またふれあい動物村では、カピバラやカンガルー等かわいい動物とのふれあい体験を楽しめます。


また、地元長井漁港で水揚げされた浜焼きバーベキューができるレストランがあり、640席の芝生広場では手ぶらで炭火でバーベキューをすることができます。そのほか地場産食材、園内で収穫された野菜を使った農村バイキングなどもあり、食の楽しみも満載。遊びに、食に、体験にと様々な楽しみ方ができる「ソレイユの丘」へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

長井海の手公園ソレイユの丘


住所

神奈川県横須賀市長井4丁目


営業時間

3月~11月

9:00〜18:00

12月~2月

9:30〜17:00


定休日

年中無休


アクセス

バス:

京急バス「ソレイユの丘」下車、徒歩約1分

車:

横浜横須賀道路「衣笠IC」から約16分


ウェブサイト

https://www.seibu-la.co.jp/soleil/

三笠公園

「水と光と音」がテーマ!横須賀を代表する公園


横須賀市稲岡町にある三笠公園は「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」に選ばれた横須賀を代表する公園で、音楽に合わせて舞う噴水や、ダイナミックな壁泉、高さ18メートルのモニュメントなどが園内に多数点在しています。また、中央広場には世界三大記念艦の一つである「三笠」が保存されており、歴史のモニュメントとして親しまれています。


記念「三笠」は、明治35年(1902年)にイギリスで建造された戦艦です。日本海海戦において東郷平八郎司令長官が乗艦する連合艦隊の旗艦として大活躍し、歴史的な大勝利に貢献しました。現存する世界最古の鋼鉄戦艦であり、日本遺産の構成文化財に認定されています。また、艦内では海事に関する資料が展示されており、乗艦して艦内を見学することもできます(※見学は有料)。


三笠公園を訪れたらぜひ見ておきたいのが「音楽噴水池」。テーマの「水と光と音」の通り、音楽に合わせて噴水のパターンが変わり、水が踊る音楽噴水を行っています。昼もきれいですが、ライトアップされ、幻想的な世界を楽しめる夜の時間帯はさらにおすすめです。

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三笠公園


住所

神奈川県横須賀市稲岡町82


営業時間

4月~10月

8:00~21:00

11月~3月

9:00~20:00


定休日

なし


アクセス

電車:

京急「横須賀中央駅」から徒歩で約15分


ウェブサイト

http://www.kanagawaparks.com/verny-mikasa/

叶神社

願いが「叶う」パワースポット


浦賀港をはさんで東西に向かい合う「叶神社」。浦賀港を挟んで東側に位置する叶神社は「東叶神社」、西側は「西叶神社」と呼ばれ、東西の叶神社は、浦賀の港を行き来する「浦賀の渡し」で結ばれています。誉田別命(第15代応神天皇)を祭神とする叶神社は、養和元年(1181年)、京都神護寺の僧文覚が、源氏の再興を願って石清水八幡宮を当地に勧請されたことに始まり、その後、源頼朝によってその願いが叶ったことから、叶大明神の名で呼ばれるようになったと伝えられています。


通常、狛犬は口を開けた「阿(あ)形」と口を閉じた「吽(ん)形」で一対をなしています。しかし、東叶神社の狛犬は、左右とも口を閉じているように見え、一方、西叶神社の狛犬はいずれも口を開けているように見えることから、東西で一対となっているとの説もあります。 


願いが「叶う」として叶神社はパワースポットとしても人気があります。西叶神社では勾玉が授与され、東叶神社ではブルーとピンクの2色の可愛らしいお守り袋が授与されるのですが、西叶神社の勾玉を東叶神社のお守り袋に納めて身につけていると、恋愛をはじめさまざまな良縁を結んでいただけるそう。ぜひ東西合わせて参拝して、お願い事をしてみてはいかがでしょうか。

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東叶神社


住所

神奈川県横須賀市東浦賀2-21-25


アクセス

京急バス「新町」、徒歩約5分


ウェブサイト

http://www.geocities.jp/fnhachiman2000/kanouhome.html

西叶神社


住所

神奈川県横須賀市西浦賀1-1-13


アクセス

京急バス「紺屋町」下車、徒歩約1分


ウェブサイト

http://www.geocities.jp/fnhachiman2000/kanouhome.html

いかがでしたか?

今回は神奈川県横須賀市のおすすめ観光スポットを紹介しました。

軍港のイメージも強い横須賀市ですが、開国・軍港の歴史を感じるスポットのほかにも三浦半島の美しい自然を楽しめる「観音崎公園」や、野菜・果物収穫体験などの体験アクティビティが盛りだくさんの「ソレイユの丘」、パワースポットとして有名な「叶神社」などさまざまな見どころがあります。今回ご紹介できなかったスポット以外にもディープな魅力が盛りだくさんの横須賀市は、行くたびに新たな魅力を再発見できるまちです。ぜひ足を運んで、自分だけの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか?