大阪都市圏のベッドタウンとして知られる「大阪府 箕面(みのお)市」。全体面積の3分の2を「明治の森箕面国定公園」が占めており、大阪市内からアクセス良好な上に大自然を身近に感じられる場所として人気です。有名どころだと「箕面の滝」が注目されがちですが、その周辺にも様々なスポットが点在。今回は、そんな大阪府箕面市の観光名所を5箇所ご紹介します。

この記事の目次

明治の森 箕面国定公園

箕面市の半分以上を占める神秘的な大自然


箕面市の北部〜中部に広がる「明治の森箕面国定公園」。箕面山の山麓「大阪府営箕面公園」を含む、周辺の山林地帯963haが国定公園に指定されています。


国定公園として登録されたのは、昭和42年(1967)12月11日。明治百年記念事業のひとつとして、東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」と共に指定されました。また、昭和61年(1986)には、箕面公園が「森林浴の森100選」にも登録されています。


もともとは、山岳修行の霊地として知られていた場所。後にご紹介する「箕面の滝」に続く滝道沿いには、お寺や修行跡なども残っています。真夏でもひんやりとした環境のもと、神秘的な体験を得られるかもしれません。


何よりも魅力なのは、大阪市内から電車で30分ほどでアクセスできること。春は新緑に覆われ、夏は避暑地として、秋は紅葉に彩られ、冬はより一層の神秘的な空間が広がる。大自然を感じたいのなら、明治の森箕面国定公園は外せません。

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明治の森箕面国定公園


住所

大阪府箕面市箕面公園


アクセス

電車:

阪急電鉄「箕面駅」から徒歩約5分


車:

名神高速道路「茨城IC」から約30分


駐車場

有り

大日駐車場(70台)


ウェブサイト

http://www.mino-park.jp/

箕面の滝

日本の滝100選に選ばれた、箕面市のシンボル


箕面市のシンボル的存在となっている「箕面の滝」。明治の森箕面国定公園にある大滝で、約33mの高さから勢いよく流れ落ちる名瀑です。


年間200万人以上もの観光客が訪れる場所。

四季折々の表情で訪問者を迎えてくれる滝で、春には新緑が美しく、夏にはキャンドルロードと題して、6000本ものロウソクが幻想的な空間を演出してくれます。


特におすすめであり、最も多くの人々が訪れるのは秋の紅葉シーズン。11月中旬〜12月初旬にかけて、滝周囲の木々が紅く染まり、素晴らしいコントラストを観せてくれます。紅葉の葉っぱを塩漬けにして、甘い衣で揚げた「もみじの天ぷら」も人気ですよ。


車でのアクセスも可能ですが、最寄駅からハイキングコースを通ってくるのもおすすめ。木漏れ日の中で森林浴を楽しみつつ、箕面の滝ではマイナスイオンをたっぷり浴びてはいかがでしょうか。

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箕面の滝


住所

大阪府箕面市箕面公園


アクセス

電車:

阪急電鉄「箕面駅」から徒歩約40分


車:

名神高速道路「茨城IC」から約30分


駐車場

有り

大日駐車場(70台)


ウェブサイト

http://www.mino-park.jp/

瀧安寺

宝くじ発祥の地としても有名な修行寺


箕面の滝へ続く滝道に佇む「瀧安寺(りょうあんじ)」。古来より修験道の場として知られ、空海(弘法大師)をはじめとした名だたる修行僧が祈願したと伝えられています。


創建されたのは白雉元年(650)。役行者が箕面の滝にお堂「箕面寺」を建て、本尊である弁財天像を祀ったことが始まり。また、後醍醐天皇が島流しとなったとき、帰還祈祷を依頼した後に「瀧安寺」という名前に変わったと考えられています。


そのほか、瀧安寺は宝くじ発祥の地としても有名。江戸時代、資金収集のために始まった「富籤・富くじ(とみくじ)」が始まり、これが後の宝くじになったと言われています。400年以上前から続いており、現在でも毎年10月10日に実施。「招福と健康」にご利益のあるお守りが当たるそうです。


参拝目的だけでなく、自然を観に訪れるのもおすすめ。春には桜が咲き、秋には紅葉と本堂が美しい風景を作り出してくれます。箕面の滝までの道すがら、あわせて訪れておきましょう。

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瀧安寺


住所

大阪府箕面市箕面公園2-23


お問い合わせ

072-721-3003


営業時間

9:00〜16:00


アクセス

電車:

阪急電鉄「箕面駅」から徒歩約15分


駐車場

無し

箕面駅にある駐車場利用


ウェブサイト

https://www.ryuanji.org/

勝尾寺(かつおうじ)

起源は奈良時代、幻想的な世界に包まれる寺院


高野山の真言宗を宗派とする「勝尾寺(かつおうじ)」。朱色に彩られた神々しい本堂が象徴的で、西国三十三所の第二十三番札所に当たります。


宝亀8年(777)、光仁天皇を父とする開成が「大般若経600巻」の写経を終え、勝尾寺の前身である弥勒寺を創建。その後、宝亀11年(780)に本尊である「十一面千手観世音菩薩立像」を作ったと言われています。


また、清和天皇が病気回復の祈祷を行ったとも伝えられており、その後、「勝運の寺」として信仰を集めることに。境内には両目が入った「価値ダルマ」が奉納されており、至る所にダルマの姿を観ることができます。


四季折々の草花を鑑賞するスポットとしても有名。3月には緋寒桜、4月にはしだれ桜が咲き誇ります。また、5月中旬には約2,500株の屋久島シャクナゲが鮮やかな花を咲かせ、7月にはあじさい祭りも開催。さらに、11月には期間限定のライトアップで幻想的な世界が広がります。

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勝尾寺


住所

大阪府箕面市勝尾寺


お問い合わせ

072-721-7010


営業時間

平日:8:00〜17:00

土曜:8:00〜17:30

日曜・祝日:8:00〜18:00


アクセス

電車:

阪急電鉄「箕面駅」からタクシーで約15分


車:

名神高速道路「茨城IC」から国道171号線経由で約20分


駐車場

有り

有料(2時間500円、以後1時間ごとに100円)


ウェブサイト

http://www.katsuo-ji-temple.or.jp/

大阪府営 箕面公園昆虫館

日本三大昆虫宝庫・箕面の森に生まれた昆虫館


明治の森箕面国定公園にある「大阪府営箕面公園昆虫館」。地元である箕面に生息する昆虫だけでなく、世界各地の珍しい昆虫標本が所蔵されています。


東京の高尾、京都の貴船と並び、日本三大昆虫宝庫と称されていた箕面の森。昭和28年(1953)、その中心地に開園したのが箕面公園昆虫館です。館内はいくつかのブースに区分。生態展示コーナーや映像シアターなど、知っているようで知らない昆虫の世界を詳しく学ぶことができます。


所蔵されている昆虫標本は約7万点。箕面の森をはじめ、南西諸島など世界各国の昆虫生体を展示。また、温室となっている「放蝶園」では、通年で自然に飛び交う蝶を観察できます。


阪急電鉄「箕面駅」からは徒歩約15分。

時間の許す限り、ゆっくりと昆虫の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

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大阪府営 箕面公園昆虫館


住所

大阪府箕面市箕面公園1-18


営業時間

10:00〜17:00(入館は16:30まで)


定休日

毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始


利用料金

・高校生以上:270円

・中学生以下:無料


アクセス

電車:

阪急電鉄「箕面駅」から徒歩約15分


駐車場

無し

箕面駅にある駐車場利用


ウェブサイト

http://www.mino-konchu.jp/

いかがでしたか?

今回は、大阪府箕面市の観光名所を5箇所ご紹介しました。

面積の3分の2を占める「明治の森箕面国定公園」を中心に、自然と歴史に触れられるスポットが数多く点在しています。いずれも四季折々の表情を楽しめるのが特徴で、どの季節に訪れたとしても、その時々の感動でもてなしてくれることでしょう。大阪市内から約30分で行ける大自然、わざわざ時間を作って寄り道する価値のある名所ですよ。